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今どきゲーム事情■杉山淳一:ゲーム業界人が見た『Dreamhack』〜ソニー・ミュージックコミュニケーションズ宮尾英水氏に聞く〜

■Dreamhackを日本のビジネスマンが初視察――その理由

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今どきゲーム事情■杉山淳一:ゲーム業界人が見た『Dreamhack』〜ソニー・ミュージックコミュニケーションズ宮尾英水氏に聞く〜
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来場者はスウェーデン人が圧倒的に多い ※クリックで拡大画面を表示

杉山 :さて、第一印象はいかがでしたか。

宮尾氏:まず驚いたのは、参加者のほとんどがスウェーデン人だということでした。スカンジナビア半島の国で隣国とも近い。会場のあるヨンショーピンはスウェーデンの首都ストックホルムよりデンマークの首都コペンハーゲンの方が近い。だから参加者は国際色豊かだと思い込んでいたんです。スウェーデンの人口は900万人で、東京都より少ない。それでもスウェーデン人だけで世界最大規模のLANパーティが成立している。

杉山 :いかにLANパーティやゲームが国民に浸透しているかわかりますね。この夏のDreamhackの参加者はどのくらいですか。

宮尾氏:BYOC(自分のパソコンを持ち込むエリア)だけで5000人くらいと聞いています。冬は1万人突破という話でしたから、これでも半分程度の規模ですね。その数字に驚きです。それから、夏のイベントは冬の半分、という話も意外でした。

杉山 :面白いですね。日本なら夏休みの方が盛り上がると思いますが。

宮尾氏:これは現地で聞いた話なのですが…スウェーデンは寒い国なので、我々の感覚だと1年の半分が冬だと言えます。真冬は極寒の土地ですから、家に閉じこめられてしまう。どうもそれがオンラインゲーム流行の背景だそうです。家に閉じこもりきりだと友達とも遊べない。そこでオンラインゲームで遊ぶ習慣ができたのだと思います。

杉山 :だとすると、夏は太陽を浴びて遊びたい。家の中にいる場合ではない?

宮尾氏:そうなのでしょうね。夏はキャンピングカーでバーベキュー。短い夏を有意義に過ごしているようです。だから夏のDreamhackは人が減る。

杉山 :そういうスウェーデン人の感覚というのは誰かに話を聞いてみたんですか。

宮尾氏:はい。実は主催者に会っていろいろ聞いてみました。

杉山 :それはスゴイ。どんな話をされたんですか。

宮尾氏:スウェーデンのゲーム事情やDreamhackの将来性などについてです。そもそも日本から我々が視察に訪れたこと自体に主催者は驚いていました。

杉山 :主催者としては「海外から企業が視察に来るようなイベントではない」という感覚でしょうか。

宮尾氏:スウェーデン人中心のイベントで、しかもスウェーデンは日本から遠いですから、かなり珍しかったのだと思います。

杉山 :そこに世界のソニーグループのスタッフが来た。ビックリしたでしょうね(笑)。

宮尾氏:しかも、音楽のイベントではないのにソニー「ミュージック」ですからね(笑)。不思議だと思われたでしょう。ゲーム関連の仕事もしているし、Dreamhackのためだけに来たと説明したら嬉しそうでした。「アジアからビジネスの可能性を感じてDreamhackに来てくれた人は、あなた方が初めてだ」と言っていました。

杉山 :それは嬉しかったでしょうね。

宮尾氏:イベント開催期間中の忙しいときに2回、合わせて2時間半ほどお話をさせていただきました。

杉山 :どんな内容ですか。差し支えなければ教えてください。

宮尾氏: Dreamhackを国際イベントへ発展させるにはどうしたらいいか、などですね。海外とのコミュニケーションをどうとっていくか、知恵を出し合うという感じでした。

■「Dreamhack・ジャパン」はあるか?

《杉山淳一》
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