Brashの使命は素晴らしい映像にゲームとしての命を吹き込むことです。Brashのビジネスモデルは各プロジェクトに応じて適切な開発スタジオやトップクリエイターと組み制作に当たるというものだそうです。それらのコラボレーションは社内のベテランプロデューサーが指揮します。
Brashではパートナーを組む5つの映像スタジオから40のライセンスを取得していて、12タイトルが開発中だそうです。
「Brashはトップのハリウッドのクリエイティビティと、トップのゲーム開発者が組み合わされば偉大なゲームが出来ない筈がない、という思いで設立されました。私たちは明確に高品質なゲームを提供することを目的とし、各分野のエキスパートと共にあることでそれを実現できると考えています」と共同創業者・会長兼CEOのMitch Davis氏はコメントしています。
ハリウッドの巨人、ワーナーブロスがこの会社の製品の流通を担当することになります。ワーナーはかねてからゲーム産業に参入することに意欲を見せていました。
「私たちはBrashと共にゲームという空間で大きな領域を目指して成長していくことにとても興奮しています。私たちは私たちの世界的な流通システムとBrashの戦略は完璧にマッチするものだと確信しています」とワーナーブロスの家庭用エンターテイメント部門のKevin Tsujihara社長は述べています。
さて、今後どんな展開を見せるのでしょうか。「トップのハリウッドのクリエイティビティと、トップのゲーム開発者が組み合わさ」っても中々上手くいかないのがこの世界の面白い部分で、これまでの通例であったわけですが。楽しみです。
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