スペクトロブスとは、太古に生息していたという特別なパワーをもつ生物。銀河は、惑星を食い尽くすという宇宙生命体・クロールの危機に脅かされています。それを打ち倒す鍵を握るのがスペクトロブスなのです。主人公たちは、スペクトロブスの化石を発掘、覚醒させて育成しながら、銀河を救うためにクロールに立ち向かいます。
フィールド上の「黒い渦」と接触することでバトルスタートです。バトルシステムは、ある程度の広さを持つバトルフィールド上でのアクションバトルです。主人公とその左右にスペクトロブスが配置されます。十字キーで主人公が移動するのに追随してスペクトロブスたちが動きます。敵モンスター(相手も複数です)が襲い掛かってくるところを、うまく移動しながら攻撃して行きます。Xボタンが主人公の攻撃、L/Rボタンが左右のスペクトロブスの攻撃に対応します。Aでチャージができ、その後にYを押すと、攻撃力を上げて攻撃できます。MAXまでチャージした後でL+Rを押すと、強力な同時攻撃が発動します。
アクションバトルといっても、プレイできた限りでは、シビアなタイミングが必要になるようなアクション性の強いものというよりかは、もうちょっと肩の力を抜いてプレイできる、比較的ゆっくりなテンポです。基本的には、うまく攻撃したり敵を避けたりしつつ、チャージしていくという形でしょう。チャージだけを狙って同時攻撃にもっていけばよい、という風になってしまわないか少し心配ではありますが、そこは調整のしどころでしょう。
2画面をぶち抜きで使用しているフィールド画面など、ビジュアル的な部分では標準的なレベルをクリアしており、バトルのモーションもなかなかよく、気持ちよく動かせます。デザイン的に多少古臭いということは否めませんが、全体的にしっかりと仕上がっており、下手な有名ソフトより良い印象すら受けるかも知れないほどです。単純にバトルだけでなく、500近くあるというスペクトロブスを収集・育成するという要素もあり、なかなかしっかり遊べるゲームになるんじゃないでしょうか。化石からスペクトロブスを復活させる際、直接声をかけることで起こす、という小ネタも中々おもしろいですね。
今回私がプレイした中では、一番の「掘り出し物」となったソフトです。恐らく、北米向けを中心に売り出そうとしているソフトだと思われるのですが、日本でももっと展開していいと思います。海外ソフトに詳しい人に教えていただいたのですが、開発元は『ポケモンピンボール』や『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』等多数のソフトを手がけたジュピターだそうです。なるほど、と納得の出来です。
DS『スペクトロブス』は、2007年3月発売予定です。
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