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DS『チョコボと魔法の絵本』プレイレポート

任天堂 DS

『ファイナルファンタジーII』で登場以来、「ファイナルファンタジー」シリーズのマスコット的な存在として登場してきたキャラクター、「チョコボ」。「FF」の脇役としてだけでなく、主役として『チョコボの不思議なダンジョン』『チョコボレーシング』『チョコボランド』 などの作品で活躍してきました。そして今回、ついにニンテンドーDSに「チョコボ」がやってきます。TGSでは序盤のストーリーの体験コーナー、ミニゲームでのシングルプレイコーナーと対戦コーナーが用意されていました。

ストーリーでは、謎の絵本に吸い込まれてしまった仲間を救うためにチョコボが頑張ります。ゲーム内に登場する「絵本」の内容にちなんだミニゲームが途中にはさまれ、それをクリアしていくことになります。対戦コーナーで展示されていたのは「炎の金貨」というミニゲームです。フィールド中央にある泉を通ると、水の膜のよういなものをチョコボがまといます。その状態で炎にアタックして消すことで、金貨を集めます。金貨を持っている奴に体当たりして奪うことも出来ます。

ミニゲームのコーナーは以下の3つのゲームでした。
・「モルボルのかくれんぼ」現れるモルボルだけにタッチします。
・「ボムのかべ」格子状に区切られたパネルを、矢印に従って、連続でタッチします。
・「ジョブあて」一瞬みえるキャラクターのジョブを当てます。
ミニゲームは、ゲーム的な深さはないものの、どれも単純明快でわかりやすいものばかりです。

グラフィックの書き込みは一級、なのですが、注目すべきはそこではありません。雰囲気が非常に良いのです。グラフィックのテイストによるものなのか、演出によるものなのか、おそらくそのどっちにもよるものなのでしょうが、ゲームそのものが心地よいファンタジーらしさに満ち溢れています。それが、子供のころに読んだ絵本とまさに同じような、あの懐かしいわくわく感を呼び覚ましてくれるように感じました。

メインゲーム(つまりストーリーモード)としては、ストーリーの流れに沿ってミニゲームや、カードを用いたバトル「ポップアップデュエル」をこなしていく、という感じのようです。今回は、「ポップアップデュエル」はプレイできませんでしたが、このゲームの雰囲気などを見た限りでは、ゲーマー向きの、じっくりプレイすることが要求されるようなものにはならないんじゃないでしょうかね。勝手な予想に過ぎませんが。

ゲーマーが一人で楽しむためだけに買う、というためにはちょっと不足なソフトになるかもしれません。ですが、自分に小さい子供がいたら買い与えてあげたい、と思えるような、非常にぬくもりのあるソフトに仕上がるのではないかと感じます。親子でコミュニケーションをとりながら一緒に遊ぶ、というのもいいのかもしれませんね。親でもなく子供でもない私は、懐かしいわくわく感に出会えたこと自体を非常にうれしく思いました。つまりは、このソフト自体が「絵本」ということなんでしょうね。好印象です。

DS『チョコボと魔法の絵本』は、12月14日発売予定です。
《OKOK》

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