ストーリーでは、謎の絵本に吸い込まれてしまった仲間を救うためにチョコボが頑張ります。ゲーム内に登場する「絵本」の内容にちなんだミニゲームが途中にはさまれ、それをクリアしていくことになります。対戦コーナーで展示されていたのは「炎の金貨」というミニゲームです。フィールド中央にある泉を通ると、水の膜のよういなものをチョコボがまといます。その状態で炎にアタックして消すことで、金貨を集めます。金貨を持っている奴に体当たりして奪うことも出来ます。
ミニゲームのコーナーは以下の3つのゲームでした。
・「モルボルのかくれんぼ」現れるモルボルだけにタッチします。
・「ボムのかべ」格子状に区切られたパネルを、矢印に従って、連続でタッチします。
・「ジョブあて」一瞬みえるキャラクターのジョブを当てます。
ミニゲームは、ゲーム的な深さはないものの、どれも単純明快でわかりやすいものばかりです。
グラフィックの書き込みは一級、なのですが、注目すべきはそこではありません。雰囲気が非常に良いのです。グラフィックのテイストによるものなのか、演出によるものなのか、おそらくそのどっちにもよるものなのでしょうが、ゲームそのものが心地よいファンタジーらしさに満ち溢れています。それが、子供のころに読んだ絵本とまさに同じような、あの懐かしいわくわく感を呼び覚ましてくれるように感じました。
メインゲーム(つまりストーリーモード)としては、ストーリーの流れに沿ってミニゲームや、カードを用いたバトル「ポップアップデュエル」をこなしていく、という感じのようです。今回は、「ポップアップデュエル」はプレイできませんでしたが、このゲームの雰囲気などを見た限りでは、ゲーマー向きの、じっくりプレイすることが要求されるようなものにはならないんじゃないでしょうかね。勝手な予想に過ぎませんが。
ゲーマーが一人で楽しむためだけに買う、というためにはちょっと不足なソフトになるかもしれません。ですが、自分に小さい子供がいたら買い与えてあげたい、と思えるような、非常にぬくもりのあるソフトに仕上がるのではないかと感じます。親子でコミュニケーションをとりながら一緒に遊ぶ、というのもいいのかもしれませんね。親でもなく子供でもない私は、懐かしいわくわく感に出会えたこと自体を非常にうれしく思いました。つまりは、このソフト自体が「絵本」ということなんでしょうね。好印象です。
DS『チョコボと魔法の絵本』は、12月14日発売予定です。
編集部おすすめの記事
任天堂 アクセスランキング
-
『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け
-
『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック
-
『ポケモン』シェルダーに秘められた可能性…「設定上存在しているはず」のポケモン3選
-
『桃鉄』ソロプレイ全物件制覇こそ、“おうち時間”を最高に楽しむエンドコンテンツ!ワンミスで資産が吹き飛ぶ地獄のサバイバル100年を生き延びろ
-
『ポケモンSV』クワッスの特徴から導き出される進化予想…“イケメン水上コック”を連想するファンも!?
-
『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ
-
『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”
-
『星のカービィ』マイナーなコピー能力10選
-
『スマブラSP』桜井氏による「勇者」の紹介・小ネタポイントをまとめてお届け―映像内で登場した必殺技はなんと25種類以上!
-
『モンハンライズ』ハンマーの操作方法・立ち回りを解説ー走り回って強烈な一撃を狙え【個別武器紹介】



