操作キャラクターは、おなじみソニック・ザ・ヘッジホッグと、新キャラクター、ブレイズ・ザ・キャットの2人(2匹?)です。ブレイズは、ソニックより少し遅いかな程度の操作感覚です。
基本的には、いつものソニックと同じです。ハイスピードでステージを駆け巡り、ゴールを目指します。ジャンプ台などでジャンプしたとき、↑+RやBボタンを押すことによってトリックを決めることが出来ます。トリックやアイテムなどで画面左のゲージをためると、たまった分だけYボタンでブーストをかけることが出来ます。ゲージを最大まで溜めると、一定時間ブースト使い放題となります。ステージクリア後のスコアはタイムやトリックポイントが反映されるので、大量のトリックを決めてブーストをかけまくる、というプレイスタイルになるでしょう。「ゲージを溜めてブースト」というのは、たとえるならば『SSX』といったゲームに近いように感じますね。
メインとなるであろうアクションステージでは、『ニューマリオ』と同じように、ゲーム性としては2Dですがソニックやブレイズがポリゴンで表示されており、きれいにアニメーションしています。ステージ中のギミック中にも、ポリゴン表示のものがありました。ボスステージでは、上画面のみの表示となっていましたがすべてポリゴン表示、かつきれいなトゥーンシェードがかかっていました。
手持ちのDSにダウンロードできたステージは、ブレイズ・ゾーン4・アクト1でした。水がテーマになっているステージで、水上を走ることも出来ます。ゾーン4というだけあってなかなかの難易度の高さです。初めはクリアするのさえ苦労するのですが、コースに慣れてくると加速度的に爽快感が増していきますね。タイム1分18秒10、ハイスコアは112200のSランクまでやりこんでみました。でもなぜか処理落ちが多く見られたのがちょっと残念でした。エフェクトのせいしょうか?
DSのタッチスクリーンなどの機能は完全に無視し、「上下2画面」というところのみに注目する、と言うのは大正解だったように思います。ゲーム性はいつもながらなのですが、ソニックが上へ下へよりダイナミックに動いてくれるので、爽快感が増しています。1画面じゃ物足りなくなってきますね。
でもおそらく、初めてプレイする時は上にいるのか下にいるのがわからなくなることがあるとおもうので、矢印を出すなどしてもっとわかりやすく表示した方がよいかもしれません(一応ゲージが表示されている方の画面にソニックがいるという区別は出来るのですが)。また、水中にいるときに制限時間があるようなのですが(大きな泡に触れるか水中から出ないといけない)、いきなり5秒前でカウントダウンが始まるのは何とかならないかなあと思いました。
でもまあ、これらの不満点は始めてプレイした時に気になるもので、何度もやっていくとどんどん楽しくなっていく所はさすがソニック、という感じです。初めはなかなか上手くいかなくていらいらしますが、コースを覚えノンストップで爆走できるようになると、最高に気持ちいいです。ゲームショウでダウンロードしてから4日も経つのにまだ体験版を消さないでやりこんでしまっているほど。DS2画面で繰り広げられる爽快感あふれるハイスピードアクション、大きく期待したいと思います。
DS『ソニックラッシュ』は開発度95パーセント。発売日は11月23日、価格は5040円です。
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