まず触って感じた本作の魅力は、その開口の広さにあります。ゲームはミッションクリア型の構成になっており、難易度も3段階から選べ初心者から上級者まで楽しめます。その1つ1つのミッションがバリエーションに富んでおり飽きさせず、また次はどんなミッションで楽しませてくれるのだろうと期待させてくれる。本編中ではボンドを操作する以外に、乗り物を扱う場面・ドライビングモードがあり、ポルシェにアストンマーチン、デイトナ600などのバイク、ヘリに戦車と多彩でそれぞれにミッションが用意されていて、Qの手によるマシンにはもちろん数多くの秘密兵器が搭載されている。このドライビングモードだけでも、一本のゲームが作れてしまうのではと思うくらい文句無しの出来です。
一度クリアしたミッションはいつでも再チャレンジできるので、ボーナスやプラチナメダルを取得するためにより高難易度で高いスコアを目指したり、やりこむ事にも困りません。
−ボンドになりきれ!
本作の特徴として挙げられるものが「ボンドアクション」と「ボンドセンス」です。
各ミッションには、映画「007」で見られる“ジェームズ・ボンドらしい”行動を取ることの出来る箇所が幾つかあります。格好良く・効率良く敵を倒したり、バイクで大ジャンプをしたり、そういった行動を行うことで「ボンドアクション」としてミッションのスコアに関わってきます。これらは攻略の上でも役にたつ場合が殆どなので、Mから寄せられるヒントを元にボンドアクションを探し出す楽しみもあります。
そして本作のキモでもある「ボンドセンス」を発動するとゲーム全体がスローモーションとなり、周囲の敵の様子を窺い、隠された「何か」を感じる事が出来るようになります。打つと周りの敵を巻き込んで爆発するドラム缶や、アイテムの隠された箱、監視カメラ等を確認できるため「ボンドセンス」は攻略において最も重要な要素となっております。
これらの要素に加えサードパーソンビューなったことでボンドの華麗なアクションを見る事ができ、自分がボンドを操作する−演じるという感が強くなっている。
−アクションだけではない
映画「007」の脚本家がシナリオを手がけ、またキャストもオリジナルの面々に加え敵役としてウィレム・デフォーを起用しています。各国の有名人からキャスティングされたボンドガールたちや実際の映画かと思うようなクオリティのオープニング&テーマ曲も物語を彩り、映画に負けない熱く面白いストーリーが楽しめるます。
−マルチプレイ
今作に用意されたのは4種類のマルチプレイモード
・ ダブルオー(2人協力)
・ レース(2人協力・タイムアタック)
・ スクランブル(2人協力・スコアアタック)
・ アリーナ(2〜4人対戦)
のうち、ダブルオーを実際にプレイしてみました。其々がエージェントとなり目的を達成していくモードで、画面は上下2分割となります。同時にスイッチを押さないと開かない扉や、一方が爆弾を解除している間にもう一方がそれを護衛する・・・といった2人いる事を活かしたミッションが用意されています。こちらもゲーム本編と同じようにミッションをクリアする毎にストーリーが進み、ゲーム本編とリンクする場所もあるという話。
撃つ・走る・飛ぶ・戦う・見破るという、スパイアクションの様々な要素をギュッと凝縮した一作。MGMとの協力や過去の007作品からの人物登場によって完璧に再現された007ワールド、映画のファンも楽しめる作りとなっています。貴方も『007 エブリシング・オア・ナッシング』でダブルオーエージェントになってみませんか?
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