人生にゲームをプラスするメディア

任天堂、4−12月の連結純利益345億円、通期下方修正

任天堂の発表によると、 2003年4〜12月の9ヶ月累計の連結業績の純利益は345億円となったそうです。また、累計売上高は4396億円、営業利益は1026億円、経常利益は532億円。円高による為替損益は590億円で、中間期末に403億円の為替差損とくらべると、さらに190億円近く差損が膨らんだことになります。

ゲームビジネス その他
任天堂の発表によると、 2003年4〜12月の9ヶ月累計の連結業績の純利益は345億円となったそうです。また、累計売上高は4396億円、営業利益は1026億円、経常利益は532億円。円高による為替損益は590億円で、中間期末に403億円の為替差損とくらべると、さらに190億円近く差損が膨らんだことになります。

森専務は、「(累計売上高について)感覚的には前年実績をやや上回った。(為替損益は)ユーロ建て債権では差益が出たが、これとドル建て債権による差損との差し引きが590億円になった」と話しています。

また、これにともなって、04年3月期の業績見通しは、売上高を5100億円(従来予想は5500億円)、経常利益を850億円(同950億円)、純利益を540億円(同600億円)に下方修正しました。ただ、これは想定為替レートを1ドル=114円のままでのもので、このまま円高が続けば数字がもっと下がる可能性はあります。

また、ゲーム機の売り上げ見通しも下方修正し、GBA(目標2000万台)が最大200万台GC(目標600万台)が最大100万台目標を下回るかもしれない、としました。

しかし、ソフト売り上げは目標6000万本を超え、6149万本(4月-12月)となっています。
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

    ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  2. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

    【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

  3. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

    9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  4. ゲームのナラティブはどうして議論がわかりにくい? 立命館大学ゲーム研究センターの研究員が徹底議論

  5. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  6. 教育分野へのゲーム的アプローチとは?「PlayStation x IT 教育がつくる次世代エンタテインメント」セッションレポ【CEDEC 2018】

アクセスランキングをもっと見る