人生にゲームをプラスするメディア

宮本さんの通訳、Bill Trinen氏インタビュー

任天堂 GC

Game Informerに宮本氏の通訳をE3やGDCの際に担当している任天堂オブアメリカのBill Trinen氏へのインタビューが掲載されています。なんでもNOAのローカライズチームに所属していて、通訳の仕事も宮本氏が2000年3月のGDCでスピーチをする際が初めてで、宮本氏に合ったのも初めてだったとか。

Bill Trinen氏は高校の頃に日本語を勉強して、ずっと渋谷でウェブデザインの仕事をしていたそうです。その後結婚してアメリカに帰った後に、同じ仕事を探していたけれど「ウェブデザインの仕事はないがシアトルのゲームメーカーが翻訳を出来る人を探している、興味はあるか」と言われたのが任天堂だったそうです。任天堂に入ったのが5年前、最初は『時のオカリナ』のバグレポートを翻訳する仕事をして、直ぐローカライズチームに移り、『マリオパーティ』のローカライズをやったそうです。

宮本氏の通訳をすることになった経緯は不思議で、入社したのが99年10月だそうですからGDCがあったのは2000年3月ですから、たった6ヶ月間です。ある日、ジム・メリック氏(当時ソフトウェア・エンジニアリング・マネージャー)がやってきて「日本語は大丈夫ですか?」と聞かれ何も知らずに「Yes」と答えたところ、いきなり通訳をやれ、という事になったそうです。

宮本氏については「一緒に仕事をするのはとても楽しい。彼はみんなが思ってるより英語を理解してる」とのこと。E3のカンファレンスに登場した仲の良いと言われるウィル・ライト氏とも通訳なしで会話してたとか。また、E3の終わりごろ疲れていて一部訳さなかったら、訳さなかったでしょと突っ込まれた事もあるそうです。

ローカライズしていて大変だと思ったのは『ファイアーエムブレム』で日本語の難しい固有の単語が沢山あるからだそうです。ただローカライズには関わってないそうで「訳すことがなくて嬉しい」と話しています。一番楽しかったゲームは『どうぶつの森』だそうです。『ムジュラの仮面』はそう難しくはなかったが、時間によって変わるキャラの台詞を整えるのと、タイムリミットが厳しくて大変だったそうです。

最後に日本語を勉強したい人へのアドバイス「私が勉強し始めた時、特に目標を持っていた訳でも無いし、今こういう仕事をする事になるとは全く思ってなかった。例えばイタリアに行きたくてイタリア語を勉強するとなると、行けてしまえば勉強はそこで終わりです。でも好きという気持ちをもって続ければそれで終る事無くやれる」と話しています。英語でもフランス語でもドイツ語でも一緒ですね、きっと。
《土本学》

任天堂 アクセスランキング

  1. ミニスーパーファミコン「SNES Classic」海外で9月発売!幻の『スターフォックス2』も収録

    ミニスーパーファミコン「SNES Classic」海外で9月発売!幻の『スターフォックス2』も収録

  2. 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」国内は10月5日発売、海外版とは少し違う収録タイトルも発表

    「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」国内は10月5日発売、海外版とは少し違う収録タイトルも発表

  3. 『ゼルダの伝説 BotW』DLC第一弾「試練の覇者」の装備品を公式ブログで紹介─原典の解説や秘話なども

    『ゼルダの伝説 BotW』DLC第一弾「試練の覇者」の装備品を公式ブログで紹介─原典の解説や秘話なども

  4. 海外ミニファミコン版『ゼルダの伝説』たった1文字のタイプミスが30年越し修正

  5. 任天堂、スイッチの品薄状態について声明発表―7月8月は出荷量を増やす

  6. SNES Classic生産台数はNES Classicより遥かに上―海外報道

  7. 『ドラクエXI』堀井雄二×鳥山明×すぎやまこういちの“史上初座談会”が実現─制作の裏話を赤裸々に語る

  8. ミニファミコン海外版「NES Classic Editions」生産中止が決定

  9. 任天堂、ミニファミコンの生産を「一旦終了」と発表─生産再開は未定

  10. Wii U向けVC『エキサイトバイク64』配信開始、Wii UのVC新作は約2ヶ月ぶり

アクセスランキングをもっと見る