『R: RACING REVOLUTION』はリッジレーサーとmotoGPの流れを汲む新しいレースゲーム。「人」という存在をキーにして作り上げたレースゲームはこれまでのレースゲームとは一風変わった新しさを見せてくれました。
東京ゲームショウ版ではアーケードモードのみが体験出来ました。私はGALSONIC SKYLINEを選んでレースを始めてみました。レースは2周で、6台のレースが順位を競います。
操作法はRがアクセル、Lがブレーキ、Xで視点を変えて、アナログスティックでハンドル操作と至ってシンプル。視点はマシンの後方から見る第三者視点とコクピットからの迫力ある視点の二種類が用意されていました。また十字キーでギアを変更できました。
「人」をテーマにした作品と言いましたが、すぐにレース中で「人」を感じられる点は二箇所あります。まず1つ目はライバルやピットからの声が表示される所です。声は文字として画面中央上辺りに表示されます。ライバルからの声は例えば、抜いたライバルマシンから「焦りは禁物だ」や「OK、ここでやられる俺じゃない」、ピットからだったら「テクニックの差を見せ付けてやれ」とか「あと一周だ無茶するなよ」、独走していれば「あんなスピードで走られたら・・・」というライバルからの声が入ってきます。
もう1点は、今までに無いシステム、プレッシャーメーターです。近くに居るライバルマシンには名前がマシンの上に表示されますが、その直ぐ下にメーターが表示されます。これがプレッシャーメーターで、最初は白抜きのメーターで近くに近づいてプレッシャーを強く掛ければ段々赤くなっていき、ライバルはミスをし易くなります。
グラフィックは機種ごとに少々差があります。やはりXbox版が一番綺麗なようでした。といっても、どの機種もグラフィックは相当書き込まれていました。
ちなみにゲームショウ版はかなり難易度が抑えられてるようでした。
《土本学》
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