セタは1985年に設立。処女作として同年にファミコン向け『本将棋 内藤九段将棋秘伝』をリリースしたのを皮切りに87年には人気シリーズとなった『スーパーリアル麻雀』シリーズの第一作目を発売しました。技術力のあるメーカーとして知られ、プレイステーションやNINTENDO64で積極的に展開、ネットワークで通信対局ができる『森田将棋64』(N64)やN64互換のアーケード基盤「Aleck64」などを発売しました。
1999年にアルゼの資本参加を受けてからは軸足をゲームソフト開発から遊技機向けの機器製造に移し、ホール向けのカードシステムや紙幣読み取り機などを販売していました。ゲームでは2004年6月に任天堂より発売されたゲームキューブ向け『レジェンドオブゴルファー』が最後の作品となりました。
解散の理由は「経済情勢の悪化により独自での事業継続が困難になったため」としています。2月9日の臨時株主総会で正式に解散が決議される見込みです。近年はゲーム事業を行っていなかったとはいえ、老舗メーカーの解散に寂しい思いをされる方も多いのではないでしょうか?
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【ブルーオデッセイ徹底攻略】AimingのAndroid向けMMORPG『ブルーオデッセイ』の魅力に迫る！（第1回）
-
【GDC 2009】ディズニーランドに学ぶゲームデザイン
-
『キャプテン★レインボー』『GIFTPIA』などを手がけたhikarinさんの個展が開催中
-
木彫りの置物も販売！ポケモンセンター「グレッグル・バザール」開催
-
【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう
-
桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン
-
『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く
