2006年12月2日は前日の夕方頃から各地の量販店には長い行列が出来ました。インサイドでも各地の様子をリアルタイムでお伝えしていきました。秋葉原や大阪梅田のヨドバシカメラマルチメディア、有楽町のビックカメラ本店など寒空の下で並びWiiを手に入れる瞬間を待ちわびていた方も多いのではないでしょうか? 初日のセールスは約35万台で、ここから入手困難な時期が夏頃までずっと続きました。
昔から「接待ゲーム」と呼ばれる種類のゲームは存在しましたが、Wiiと『Wii Sports』のコンビは正にそうでした。かくいう私も友人たちと毎日のように家に集まっては鍋をしながら、お酒を飲みながら、朝までテニスやボーリングに明け暮れていました(明け方のゆるい雰囲気で遊ぶゴルフも最高です)。「誰でもカンタンに」、この使い古されたフレーズはWiiで遂に実現しました。
年末商戦はまたもや任天堂の為の一か月でした。Wiiは早々に100万台を突破し、後を追うように『Wii Sports』が最初のミリオンセラーになりました。DSでは年末に『ドラゴンクエストIX』が初めて携帯ゲーム機で登場する事が決定しました。
任天堂からのヒット作品は夏の『マリオパーティ8』まで待たなくてはいけませんでしたが、Wiiのヒットを見たサードパーティからは多数の作品が登場しました。年明けは様子見、夏にかけては主力級の傍系作品、冬にかけては看板級のタイトルや完全新作も出てくるようになりました。『モンスターハンター3』の登場決定は記憶に新しいところです。
モーションコントロールを使った初の本格的なゲーム機ということで、ゲーム以外への応用も模索されています。インサイドではWiiを使ったフィットネスクラブ、老人ホームにも、学校の授業でも活用、など様々な事例を紹介してきました。
少し残念な話題としては、本体のアップデートによる不具合、『フォーエバーブルー』の回収、ストラップの交換騒動、リモコンジャケットを無償配布、といったこともありました。
インサイドのユーザーレビューで人気の高かったWiiタイトル上位10作品は以下の通りとなっています。ぜひ皆さんのレビューも聞かせてください!
・フォーエバーブルー 9.2点 / 5人
・ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 9.1点 / 56人
・スーパーマリオギャラクシー 9点 / 15人
・ワンピース アンリミテッドアドベンチャー 8.7点 / 4人
・エキサイト トラック 8.7点 / 10人
・ソニックと秘密のリング 8.7点 / 4人
・スーパーペーパーマリオ 8.4点 / 10人
・Wii Sports 8.3点 / 26人
・ファイアーエムブレム 暁の女神 7.8点 / 18人
・Elebits 8.6点 / 3人
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