人生にゲームをプラスするメディア

ティアリングサーガ高裁判決で任天堂・ISが逆転勝訴

2001年7月に任天堂とインテリジェントシステムズがPS向けソフト『ティアリングサーガ』を販売したエンターブレインと開発したティルナノーグに対して不正競争防止法・著作権法などを主張して訴えた裁判で東京高裁・控訴審判決が下りました。

ゲームビジネス その他
2001年7月に任天堂とインテリジェントシステムズがPS向けソフト『ティアリングサーガ』を販売したエンターブレインと開発したティルナノーグに対して不正競争防止法・著作権法などを主張して訴えた裁判で東京高裁・控訴審判決が下りました。

東京高裁は任天堂・IS側の主張を棄却した一審判決を破棄して、不正競争防止法違反(あたかもFEの続編であるかのように宣伝等を行った)を認定し、ゲームを販売したエンターブレインに対して7600万円の支払いを命じました。ティルナノーグ及び加賀昭三氏に対する著作権法違反は否定、ゲームの製造・販売中止は既に在庫が無いとして認めませんでした。

今後はエンターブレイン側が判決を不服として控訴する、任天堂が著作権法違反についても求めて控訴する、高裁判決で終審という3つのパターンが考えられます。上告期限は一ヵ月後です。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【レポート】VR鉄道SLG『トレインマイスター』をマスコンレバーでプレイ…E235系が走るJR山手線沿線を再現

    【レポート】VR鉄道SLG『トレインマイスター』をマスコンレバーでプレイ…E235系が走るJR山手線沿線を再現

  2. 「愛・地球博」のポケパークの詳細が明らかに

    「愛・地球博」のポケパークの詳細が明らかに

  3. 海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

    海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?

  4. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  5. SonicSYNCは『プロセカ』をどう進化させたのか―低遅延やリッチなサウンドに挑み続ける開発者の「こだわり」

  6. 4つの会社の叡智が結集した『ガンダムキングダム』 Autodesk Mayaの「MEL」を用いてDCCツールを開発効率向上にフル活用

アクセスランキングをもっと見る