この企画はIBMが有しているクラウドサービス「SoftLayer」をシステム基盤として活用し、VRMMORPG「ソードアート・オンライン」へと至るアルファ版を現代の技術で作り上げ、10万人を超える応募者から抽選で選ばれた208人のテスターに体験してもらおうという技術デモイベントです。
さらっと言いましたが、逆に考えると約9万9800人のファンが落選したことに。選ばれし人々の強運ぶりに震えますね……。さっそくたっぷりの写真を見ながら、テストの様子を振り返って行きます。
筆者が指定された都内某所に到着すると、白衣を着た怪しい男たちが待ち構えており、まずは受付でログイン用のアカウントを作成することに。その後テスト開始時間になり、分厚い扉で厳重に管理された密室へと連れ込まれた筆者。
大量のPCが並べられ、なんとも言えない緊張感が漂っていましたが、アレを目にした途端にテンションが振り切れてしまいました。そう、ナーヴギアです!完成していたのか!?
今回のテストで用意されている「ナーヴギア」は「OculusRift(DK2)」に、モーションセンサー「リープモーション」と、VR-HMDでARを追加するステレオカメラ「Ovrvision」を組み合わせた装置。また、センサー機能の補助として、正面に「Kinect2」も設置され、専用の靴には歩行を検知するセンサーが取り付けられていました。
テスターはプレイ開始の前に自身のアバターを作成するために、白い布で覆われた極秘ブースで、身体スキャンを受ける必要があります。スキャンは一瞬で終わってしまいますが、この時に無駄に胸を張ると、アバターが超鳩胸キャラになってしまうので、ほとほどにリラックスした姿勢で臨むのがベストでしょうね。
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【史跡探訪】トランプ・かるた製造元「山内任天堂」旧本社
-
フロム・ソフトウェア、役員人事を発表 ― 会長に角川ゲームスの安田善巳、社長に『DARK SOULS』の宮崎英高
-
ゲームコントローラーの市場規模、2027年に29億7350万米ドル到達予測─技術的進歩や新型コロナの影響で
-
世界初、“寝ながら”に特化したVRデバイス「HalfDive」発表!クラウドファンディングで支援者を募集
-
タカラトミーがグループ会社4社を統合〜ユージン、ハートランド、すばる堂、ユーメイト
-
スクウェア・エニックス、河津氏が取締役を退任
-
物理ベースでの絵作りを通して見えてきたもの/アグニのデザイナーが語るリアルタイムワークフロー・・・スクウェア・エニックス・オープンカンファレンス2012
-
【特集】『東方Project』商業・海外展開の裏側、その背景には時代の変化が
-
当時の姿のまま中古ビル内に放棄されていた90年代ゲーセン
-
USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する