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【レポート】自分で描いた戦闘機で戦う新作AC『らくがきカードバトル撃墜王』のワクワク感が凄い

セガ・インタラクティブがおくる新作タイトル『らくがきカードバトル撃墜王』は、自分の描いたイラストがゲーム上に登場し、他の人が描いたキャラと戦うユニークなアーケードゲームです。

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セガ・インタラクティブがおくる新作タイトル『らくがきカードバトル撃墜王』は、自分の描いたイラストがゲーム上に登場し、他の人が描いたキャラと戦うユニークなアーケードゲームです。

そんな本作が「ジャパン アミューズメント エキスポ 2016」にて出展されていたため、その特徴的なポイントが気になったため実際に体験してみました。まずは、ゲーム筐体に読み込ませるためのカードを用意する必要があるとのこと。



カードには2種類あり、自由に絵を描ける「無地カード」と、塗って楽しめる「ぬり絵カード」。絵を描くのが苦手な方は、すでに戦闘機などの線画が描かれた「ぬり絵カード」を選択すれば、好きな色をぬるだけで気軽に本作が楽しめます。



正直絵心はまったくない筆者ですが、この「遊びの幅」をしっかり味わうべく、無謀にも「無地カード」に挑戦。人物画に挑んだら抽象画と思われるような腕前ですが、奇跡的にもなんとか形になるものが出来ました。ちなみに絵を描く時の注意点として、取り込みの関係で輪郭線だけはしっかりとした色で描く方がいいとのこと。



そのアドバイスに従い、輪郭線は黒を選択し、あとはオレンジを適当にあしらって完成。ちゃんと描き込むと絵心のなさがもっと露見してしまうので、荒めに誤魔化すという姑息な手段に。これで果たして、ちゃんと反映されるのかな……と思いきや。カードを筐体に置くと、絵柄はもちろん中途半端に塗ったオレンジ色もゲーム内で見事に再現されていました。あくまで個人の感想ですが、かなり忠実に取り込んでもらえるようです。



たった今描いたキャラが、ゲームの中にいる。このレスポンスの早さは、なかなかに新鮮な体験でした。これまでも、「自分で描いたキャラがゲーム内に登場する」といった特徴を持つゲームはありましたが、これほど手軽に、またテンポよく反映されたのは初体験かもしれません。


そして受け付けが完了すると、他の人が描いたキャラたちとの空中戦が始まります。ちなみにこのバトル、操作「しなければならない」といった部分はまったくありません。キャラの移動は全自動。そして、攻撃手段となるショットを自分で撃つこともできますが、ボタンを押さずともこちらも自動でショットを撃ってくれます。

絵を描くだけで、レバーやボタンを触らずハンズフリーでバトルが楽しめるこのシステム。「ゲーム操作に慣れていない子供でも楽しめる」という点だけでなく、大人と子供が一緒に遊んでも大きな差が付きにくいといった利点もあるように感じられます。

と、そんな理屈も、実際に自分のキャラが動く様子を見ているだけで、どこかに吹き飛んでしまいます。自分の手で生み出したキャラに愛着が湧かないわけがありません。そのキャラがあちこちに動いているのを見るだけで、子供の頃に感じたワクワクが蘇ってくるような気持ちに駆られます。


筆者が生み出した「茶白の猫」は、生みの親に似ずなかなかの高スペックを備えており、バトルでもなぜか大活躍。6人のキャラが入り乱れる激戦をくぐり抜け、なんと1位という偉業を成し遂げてくれました。絵の上手さと勝敗は関係ないんですね! 絵が下手でも勝てるということを証明できて、なんだか妙に嬉しく感じます。

ちなみに本作は、常に6キャラでの対戦が行われます。自分がエントリーした時に、他のユーザーが5人揃っていなくとも、これまでのプレイで登場したキャラたちが再登場して余った枠を埋めてくれます。そのため、自分が描いたキャラも、知らないうちに誰かと対戦しているのかもしれません。そう考えると、先ほど感じたものとはまた少し違う「ワクワク」が胸を過ぎります。


本作のビジュアルなどを踏まえると、子供向けの要素が大きいのは間違いありません。ですが、子供だけが楽しむゲームと決めつけしまってはもったいない、そんな魅力を持っているのも事実。機会があれば、大人にも楽しんで欲しい『らくがきカードバトル撃墜王』。稼働して広まっていく日が早くも楽しみです。

『らくがきカードバトル撃墜王』は2016年夏稼動予定です。

(C)SEGA (C)ココノヱ
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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