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悪魔城ドラキュラの五十嵐氏新作『Bloodstained』発表!UE4を使った2.5Dの探索型アクション

『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーとして知られる五十嵐孝司氏が手がける新作ゲーム、『Bloodstained: Ritual of the Night』が発表され、Kickstarterキャンペーンが開始されました。

ゲームビジネス 開発
 
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『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーとして知られる五十嵐孝司氏が手がける新作ゲーム、『Bloodstained: Ritual of the Night』が発表され、Kickstarterキャンペーンが開始されました。

本作はUnreal Engine 4を採用した2.5Dの探索型アクションプラットフォーマーで、対象プラットフォームはPC/Mac/Linux/Xbox One/PS4です。

開発は『ロックマン9』『Mighty No. 9』『蒼き雷霆ガンヴォルト』のインティ・クリエイツが担当。また、『悪魔城ドラキュラシリーズ』の音楽を手がけた山根ミチル氏も参加しています。



◆バックストーリー


18世紀終わり、急激な科学の進歩は魔術を非科学的なものとして世界は物質的なものに傾倒していった。
科学と魔術を融合させた研究でその地位を確立していた錬金術ギルドは、自分たちだけが持つ利益を失うことを恐れて精神世界を失うことは悪魔を呼ぶことだと流布する。
しかし、それでも止まらない科学の進歩は錬金術師たちを暴走させる。身よりの無い子供たちを集め、魔力と融合する魔道人間を作りそれらを生贄に地獄をこの世に召喚を試みる。
実験は成功するものの、その1年後ギルドは突如壊滅する。
それから10年の時が流れ、その跡地に巨大な魔力と共にまがまがしい城が現れる。

◆結晶


結晶とは錬金術によって錬成された魔力を取り込む鉱物。
これを秘術によって人間に融合させた。融合の副作用として結晶が肉体を侵食していく。
錬金術ギルド崩壊後、エノク文字を使い結晶自体を崩壊させ、侵食を止める手法が確立された。
結晶自体は同じ色で互いに結合しようとする性質があるため、バラの花のように見える。

◆キャラクター(プレイヤー):ミリアム(Miriam)


18歳錬金術師に拾われ、幼い頃から錬金術による秘術をその身体に施された子供の一人。秘術の影響で10年間昏睡(時が止まった)状態だった。
そのため地獄召喚の儀式には駆り出されなかった。
昏睡期間時が止まっていたことと長い昏睡状態のため記憶が曖昧になっている。
あまり口数は多くなく、自分の意思を持っている女性。
若さゆえに直情的な部分が見えることもあるが頭は切れる。
孤児でつらい思いをした過去から自分の仲間が人々に不幸をもたらしていることに心を痛めている。

◆キャラクター(敵):ジーベル(Gebel)


30歳かつて地獄召喚の生贄とされ、唯一生き残った男。仲間と自分の復讐のためギルドを滅亡させる。
復讐は果たされるが、同時に自分が人でないことを理解し、この世に自分の居場所を作る為に地獄から城を呼び出す。
本当はミリアムの居場所を作る為に城を構築しているのだが、結晶の侵食により当初の目的を忘れている。
城を起点にこの世に地獄を侵食させようとしている。
悪魔の力を取り込んだ結晶に侵食されており、身体の半分は結晶化している。
人類への復讐とミリアムの同胞化をたくらむ。

◆キャラクター(サポート):ヨハネス(Johannes)


30歳滅んだ錬金術ギルドの錬金術師。ジーベルの親友。
組織が地獄を呼び出すことに反対した唯一の錬金術師。
上記の2つの理由で、生き延びた。
自分たちが犯した過ちの懺悔と、ジーベルを止めたい気持ちから、研究を続けている。
出現した城を地獄へ戻すための錬成式と理論を構築している。
ミリアムの結晶の進行を止めているのは彼の術式。
このタイミングでミリアムが起きた事が、地獄の城と連動していることを薄々分かっている。
楽天家に見えるが、内心は直情的でおよそ研究家に向かない情に厚い男。

◆魔力錬成結晶システム


敵から得られる特殊な魔力をクリスタル状に錬成して、プレイヤーの技に変換する秘術。
1, 敵を倒す事で、素材等アイテムがドロップする
2, 少ない確率でそのアイテム自体の色が輝いているものが出現
3, それを錬成することでその敵特有の攻撃魔法を得ることができる
各敵ごとすべてに、それぞれ特有の魔法が存在する

◆敵


呼び出された地獄の城に巣食う悪魔たち。
結晶を植え付けられジーベルの完全なる僕となっている。
ゴシックホラーやソロモン72柱をベースとした、悪魔群をベースにモンスターをデザイン。


6月12日まで行われるKickstarterの目標金額は500,000ドル。それとは別にゲームは既にある程度の資金を確保しており、Kickstarterで集められた資金は制作予算と、支援者の報酬としてXbox One及びPS4向けディスク(Kickstarterのキャンペーン報酬として初)の制作に充てられるとの事です。なお、キャンペーン開始直後からプレッジは増え続けており、目標達成もそう遠くはないと思われます。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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