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【そそれぽ】第86回:問われるのはボキャブラリーと速い決断力!『文字パズル ことだまーる☆』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

文字を入れ替えて言葉を作るパズルゲーム
  • 文字を入れ替えて言葉を作るパズルゲーム
  • 「コトダマホー」を相手にぶっ放せ!!
  • 文字のフィールドは・・・
  • どんどん大きくなって・・・
  • 最大5×5に!歯応え十分!
  • ひっさつの使い所も重要
  • さまざまな相手に打ち勝ち・・・
  • 目指せ「コトダマオー」!
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第86回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

こうして文字を書き連ねる仕事をしていると、文章力のボキャブラリーが足りないなあと日々猛省するばかり。ある程度全体の構成がパターン化していくのは、むしろ「読み物」としての読みやすさにもつながるので良い面も少なからずあるかと思うのですが、言葉遣いそのものがワンパターンになってしまうと、読んでてもつまらなくて、飽きちゃいますよね。言葉や文字だけで、説明したり、表現したり、伝えたりするって本当に難しいことです。

というわけで、今回プレイするのはシルバースタージャパンのニンテンドー3DSダウンロードソフト『文字パズル ことだまーる☆』です。

文字や言葉をテーマにしたパズルゲームは、有名・無名、ハード問わずいろいろあると思うのですが、本作は雰囲気や世界観がちょっと変わってることに惹かれてダウンロードしてみました。熱血少年漫画チックな主人公像で、文字パズル。ジャンルは「アクション文字パズルゲーム」。・・・アクション?え、アクション??どこらへんがアクションなのかも確認するべく、早速プレイしていきましょう。

※画像はiPhoneで無理矢理ニンテンドー3DS本体画面を撮影したものです。

◆『文字パズル ことだまーる☆』ってどんなゲーム?


■コトダマオーに、俺はなる!
言葉を使ったパズルが魔法「コトダマホー」になるという世界観。プレイヤーは男の子の「コトマル」か女の子の「コトネ」となって、「コトダマホー」界の頂点「コトダマオー」を目指して冒険します。

「ストーリーモード」は、会話パート→対戦パート→会話パートがひとつのセットで1ステージ(1人の対戦相手)という流れで進行。対戦はもちろん「コトダマホー」によるパズルバトルです。

■操作は基本タッチペン、文字を入れ替えて言葉づくり
会話などはボタン操作でも進められますが、基本的にはすべてタッチペンによるタッチ操作です。パズルの基本は、ランダムに並んだ文字を並び変えて縦一列か横一列に3文字以上の「言葉」を作ること。プレイヤーと対戦相手にはHPが設定されていて、「言葉を作る」=「コトダマホーを放つ」ことでダメージを与えていきます。先にHPがゼロになった方が負け。非常にわかりやすいルールです。

■まずは「ストーリーモード」、慣れたら「エンドレスモード」
「ストーリーモード」には、開始時にチュートリアルがある上、進行するほどに難易度が上昇。なので本作を初めて遊ぶ場合は「ストーリーモード」でルールや感覚に慣れていくことをオススメします。また「エンドレスモード」では、「ストーリーモード」で敵として出てきたキャラクターを使用することができるという、ちょっと楽しいサービス要素があるのですが、そのキャラクターの使用条件が「ストーリーモード」で「評価B」以上で勝利することだったりします。

先に「ストーリーモード」で基本をおさえて、「エンドレスモード」をプレイすれば楽しさが倍増すること間違いなし。「エンドレスモード」の結果は「ネットランキング」にも対応しているので、全国の猛者を相手に本気で「コトダマオー」を目指すのも良いかもしれません。


◆勝負に勝つためにはタイミングも重要


■コトダマホーは任意のタイミングで撃てる
文字を入れ替えて言葉作るのが基本ですが、本作の最大の特徴は、できた言葉をすぐに発射しなくて良いという点。プレイヤーの任意のタイミングで「コトダマホー」が放てるということです。最大5×5と決して広くはないフィールドですが、その中で縦横にできる限り多くの言葉を作って一気に放てば、相手に特大のダメージを与えることも可能です。

もちろん相手も「コトダマホー」を撃ってきます。考えすぎてしまうと、それだけ相手に攻撃のチャンスを与えてしまうことになり、アッという間にHPをゼロにされてしまうという場合もあり得ます。どのタイミングで「コトダマホー」を放つかというのは非常に重要。本作の攻略のポイントと言っても過言ではありません。

■ひっさつを放つタイミングで一発逆転
一定量コトダマホーを放つと「ひっさつ」を放てるようになります。「ひっさつ」は言葉や文字に関係なく相手にダメージを与えられるので、どんどん使っていきたいところです・・・が、「ひっさつ」を放つと、稀に「クリティカル」が発生します。クリティカルが発生すると、相手のコトダマホーの発射を遅らせることができます。

下画面の文字フィールドの背景は、相手のコトダマホーの溜まり具合を表していて、徐々にゲージが溜まっていきます。「クリティカル」が発生することで、なんとその溜まった相手のコトダマホーをリセットすることができてしまうのです。「ぎゃーやられる!」という切羽詰まったときに、「ひっさつ」更に運良く「クリティカル」が決まれば、一気に形勢逆転することも可能というわけです。なかなかの駆け引き。

■それでも基本は、より速い決断
いろいろ書いてきましたが、結局は、速く決断するという「アクション性」が勝負の分かれ目になります。より速く多くの言葉を作り、より速くコトダマホーを発射して攻撃する。当たり前ですが、それが攻略の基本です。言葉がうまく作れないとき、頭が真っ白になってしまったときは、必ず作れる下画面上部に表示されたヒントをもとにしたボーナスワードを、ササっと作って放ってしまうのもひとつのテ。速い決断も重要なのです。


◆気になったポイント


■認識される言葉がややボリューム不足
自信を持って作った言葉が、言葉として認識されなかったり、そんな言葉聞いたこともないよって言葉が言葉になったりします。後者は運要素として必要ではあるのですが、前者はやはりそういう事態が少なければ少ない方が嬉しいですよね。より多くの言葉が認識されるように、追加辞書的な要素のアップデートに期待しています!

■会話パートで下画面のボタンが小さい
会話パートにおけるキャラクターのアニメーションや会話の文字は上画面でなかなか派手に繰り広げられるのですが、会話の文字を送るための下画面のボタンエリアが、右下の方の小さな枠だけで、やや不便を感じました。下画面の右下の小さな枠をタッチするためにはある程度しっかり位置を確認する必要があり、せっかく集中して見ていたい上画面から目を離してしまいます。別に下画面全体が文字送りに反応するぐらいでも全く問題ないと思うのですが・・・。プレイの全てをタッチペンで済ませたい筆者としては、仕様の些細な部分ですが、けっこう気になりました。

■対戦相手の「コトダマホー」っぷりも見たかった
「コトダマホー」で対決して勝つ!というゲームなのですが、対戦相手の画面が特に表示されるわけでもなく、時間が経てば攻撃を仕掛けてくるという感じで、「コトダマホー対決」をしている感がイマイチ伝わってきませんでした。画面サイズを考えると、そこに2人分のフィールドを表示するのはさすが無茶ですが、対戦相手もちゃんと「文字パズル」を解いた上で攻撃してくるという雰囲気がもっと欲しかったです。

■対戦モードが欲しかった
上記にも通じることですが、パズルがせっかくの対戦形式なので、誰かと直接対戦プレイしたかったです。1人プレイ専用にしておくには非常にもったいないゲーム設計。対戦プレイできるWii U版でも出してくれませんか?(笑)

■ネットランキングに接続できない不具合
2014年2月8日現在、「ネットランキング」に接続するとゲームがフリーズして3DSが再起動されるという重大な不具合が発生しています。公式サイトによると、このほかにもゲーム進行に関する不具合があり、それも含めた修正アップデートを準備中だそうです。ネットランキングは楽しみにしていた機能のひとつなのでけっこう残念。修正アップデートを待ちましょう。

参考:文字パズル ことだまーる☆ - 重要なお知らせ
http://www.silverstar.co.jp/02products/3ds_kotodama/apology.html

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



◆総評


想像以上に激しい言葉のバトルが展開!
「“アクション”文字パズル」というジャンルに偽りなし!


文字を扱うパズルゲームの中でも、考えるスピードと同じぐらい、判断力・決断力を問われる「アクション性」が非常に際立ったゲームでした。シンプルなルールは1~2回遊べばすぐに理解できるものの、大量の言葉を一気に作って大ダメージを与えるような「コトダマホー」を狙ったり、そういう上手いプレイをしようとしたりすると、なかなか歯応えを感じる、奥深い、経験や慣れが必要なゲームになってきます。

ストーリーでは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階の難易度が選べるので、敵の攻撃がキツいと感じたら、素直に難易度を下げた方が楽しめると思います。難易度を下げても、ゲームに慣れる(=コツをつかむ)ことによって、高い難易度でけっこう頑張れるようになったりします。

「ストーリーモード」や、個性的な登場キャラクターなど、内容は非常にしっかりしています。「エンドレスモード」で敵キャラが使えるようになるといった、やり込み未満なお楽しみ要素も嬉しいです。本格的なやり込みは「エンドレスモード」で自分との戦い、そして(バグ修正後は)「ネットランキング」との戦いになることでしょう。

ただし、認識する言葉の種類や、上記のようなバグ、インターフェイスなど、全体的な作りがやや荒削りにも感じました。ダウンロードソフトということで、これらがアップデートで改善されていくと嬉しいのですが、そのあたりどうなんでしょうか、シルバースタージャパン様!?

【こんな人にオススメ】
・シンプルなパズルゲームが好きな人
・パズルゲームを一度やり始めると止まらなくなっちゃうタイプの人

パズルゲームにとって一番大事なものは、繰り返し遊びたくなる「中毒性」だと思っています。そして、本作にはしっかりとその「中毒性」がありました。というわけで、パズルゲーム好きには問題なくオススメです(ただしバグにはお気をつけあれ)。シンプルなパズルはスマホで十分と思っているそこのアナタ!携帯ゲーム機のシンプルパズルゲームもまだまだ捨てたもんじゃないですよー!!


【そそれぽ】第86回、いかがでしたでしょうか?東京でも雪が降ったりしてます。インフルエンザも流行っているらしいので、体調だけは万全に!次回もどうぞお楽しみに!


『文字パズル ことだまーる☆』は、好評配信中で価格は500円(税込)です。

(C)SilverStarJapan


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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