「東京ゲームショウ2013」への試遊出展も好評のうちに幕を閉じ、実際にプレイした方の反応が広まり始めた『フェアリーフェンサー エフ』。敢えて日本の特定ユーザーを対象に絞ったブランド「ガラパゴスRPG」の本領がいよいよ発揮され始めたと言えるでしょう。
このたび更新された公式サイトでは、新キャラクターの発表や「ワールドインフルエンス」の追加詳細、ピピンのPV公開など、続報が目白押しとなっており、ゲームショウの熱気が公式サイトへ伝わったかのようなこの勢いは、ファンには嬉しいばかり。重要なポイントをピックアップし、発売日を待ち望む方へとお届けします。
特別な武器「フューリー」を大地に刺すことで地脈を刺激し、周囲のダンジョンに影響を与える「ワールドインフルエンス」。戦闘を有利に運んだり、経験値を増大させるなどの効果を発生させることができるため、ダンジョン攻略の大きな鍵となるこのシステムに、新たな事実が判明しました。
ワールドインフルエンスの効果範囲とは別に、範囲内に他の剣を刺すことができない禁止エリアが設定されていることが明らかとなりました。初期状態ではワールドインフルエンスの効果範囲よりも禁止エリアの方が広く、効果を重複させることができません。妖聖のレベルを上げればワールドインフルエンスの効果範囲が広がっていき、禁止エリアを上回るようになるので、成長することで選択肢が増えるようです。
またワールドインフルエンスの効果は刺した剣によって効果が異なり、有利に働くものばかりではなく、「経験値が減る」「敵も味方も魔法が一切使用できなくなる」といったものもあります。ですが効果は重複させることができるため、例えば「獲得経験値-5％]」と「獲得経験値＋10％」を刺せば、結果的に「獲得経験値＋5％」となります。重複には上限が無いため、使いこなしてお得にダンジョンを攻略しましょう。
そして、新たに発表された新キャラクターは3人。これで総計25人の登場が明らかとなり、人間関係だけでもかなりの大所帯となりそうです。なお明かされた3人は、謎めいた企業ドルファの関係者となります。
■ザンク（CV：松岡禎丞さん）
ドルファ四天王のひとりであり、フェンサーでもある。残虐で血に飢えており、戦いを好む。また悪行を快楽としており、とにかく非人道的な男。
■デラ（CV：古川由利奈さん）
ザンクのパートナー妖聖。フェンサー同様、彼女も残酷な行為を娯楽として捕えているようだ。両者ともそんな人間性のためか、他のフェンサーと妖聖の関係性とは異なり、その絆は信頼関係によるものではなく、お互いを「道具」として利用しているといった特殊なものである。
■ザギ（CV：小野賢章さん）
ドルファをリストラされ、マリアノに拾われる。以後、マリアノの親衛隊長となる。マリアノに心酔しており、彼女に敵対するものには牙をむける。
手強そうな敵に回りそうな予感を覚えるニューカマーの登場により、主人公ファングたちの行く手に暗雲が見える思いです。同時に公開されたスクリーンショットの中でも、穏やかならざる台詞をザンクが口にし、困惑しているティアラの姿が見て取れます。
ですが、ご安心ください。こちらには数多くの心強い仲間がいる上に、「ピピン」という頼もしい謎生物もいます。彼がどれほどのポテンシャルを秘めているのか、その秘密の一端を垣間見ることができるPVが公開されているので、気になる方はご覧になってください。
YouTube 動画URL：http://www.youtube.com/watch?v=UKpr4jVzhXU
頭に刺さった剣が実に気になるピピンですが、実は「昔は体に十本剣が刺さっとった」という、もっと凄まじい状況だったことが判明。なのに、「しかし、全然気にせんかった」と、非常に広い懐を持っていることも分かり、いっそう頼もしいばかり。根本的な存在の謎加減はさておき、その晴れやかな笑顔に癒されるとしましょう。
この他にも公式サイトでは、Twitterアイコンの追加や、サイバーコネクトツーの松山洋氏及びピピン役の下田麻美氏さんのコメントなどが掲載されているので、よければこちらも合わせてチェックをどうぞ。
発売まであと2週間強となり、更なる盛り上がりを見せてくれる『フェアリーフェンサー エフ』。じっくりたっぷり堪能するため、来月上旬までにスケジュールの調整をしておくのも一興です。本作の全ては、日本の特定ユーザーのためにあるのですから。
『フェアリーフェンサー エフ』は2013年10月10日発売予定で、価格は通常版が7,329円（税込）、リミテッドエディションが9,429円（税込）です。
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