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【そそれぽ】第70回:普通のお客さんを普通に運ぶ面白さ『@SIMPLE DLシリーズ Vol.13 THE タクシー』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

お客さんの居そうな場所代表、駅前
  • お客さんの居そうな場所代表、駅前
  • さまざまなお客さんを効率よく丁寧に目的地へ運ぼう
  • 上手く運転すればボーナスも
  • 複数か所を指定するお客さんもいます
  • 中には走っている車を見つけろというオープンワールドのミッションチックなお客さんも
  • ゲームを進行すると所長がタクシーをパワーアップしてくれる
  • ぼんぼりは種類によって効果が異なるので自分に合ったぼんぼりを装着すべし
  • 見た目だけのカスタマイズパーツはお好みで。収集もやり込み要素
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第70回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

「E3 2013」が閉幕しました。いろいろな発表がありましたが皆さんは何が印象に残っていますか?日本向けのゲームはまだまだこれから発表されるものも多そうですね。全体の印象としては「インディーズ」(小規模メーカー)にスポットが当たり、存在感が出てきそうだなと感じました。筆者は日本の小規模メーカーさんもめっちゃ応援してます。良いゲームができたらぜひ【そそれぽ】で取り上げさせてください(笑)。

というわけで、今回プレイするのはディースリー・パブリッシャーのニンテンドー3DSダウンロードソフト『@SIMPLE DLシリーズ Vol.13 THE タクシー ~僕はカリスマ運転手~』です。

某S社のタクシーゲームが大好きな筆者なので、スルーできないタイトルです。事前の情報をまとめると、本作は丁寧にお客さんを運ぶことでボーナスがもらえるという内容のようで、筆者が大好きなあのゲームとはむしろ真逆なゲーム性のようですよ。それでは、早速プレイしていきましょう。


■お客さんを乗せる、目的地に運ぶ
タクシーを題材にしたゲームで、プレイヤーは運転手。となると、基本はやはりお客さんを目的地へ運ぶことが目的です。手を挙げてアピールしているお客さんを見つけたら近くに停車し、お客さんを乗せましょう。頭上に表示される矢印の方向にある目的地に、より早く、より安全に向かいます。


■操作方法はボタン・タッチペン・ジャイロの3種類から
基本はパッド+ボタン操作ですが、オプションでタッチペンを使った操作やジャイロによるハンドル操作に変更することも可能です。好みで選択しましょう。筆者は他のレースゲームも含めて、どうにもジャイロ運転が苦手なので、普通にボタン操作でいきたいと思います。


■制限時間内に目標金額を目指す
プレイは1日区切りになっており、1回のプレイに制限時間があります。制限時間内にその日のノルマを達成するのが目的です。お客さんを運ぶと、運転の内容や早さによって「エクセレント」「クール」「ナイス」といったボーナスをもらえるほか、「一度も止まらない」など条件付きのお客さんは運べば獲得金額が倍になるボーナスも発生。これらを上手く駆使・達成して一日のノルマを達成していきましょう。

尚、お客さんの頭の構造はどうやら普通のようなので、過度に危険な運転をするのはむしろマイナスの印象となるので要注意。ただし車線を逆走したりしても特に問題はないようなので、走行はかなり自由にできます。最終的に、合計100万円を集めることがゲーム全体の目的です。


■お客さんを見つけることもゲーム性の一部
本作ではタクシーを待っているお客さんが不自然に大量に配置されているわけではなく、然るべき場所に向かって「探す」ということもゲームの一部となっています。スタート地点近くにある駅は町の中心であり、タクシーを待つお客さんが多い印象。更に時間が経つに連れて、お客さんが多い場所も変化します。もちろん何でもない場所にいることも多々ありますが、お客さんが見つかりにくいときには、表示されるヒントメッセージを頼ることも重要です。


■カスタマイズパーツ収集はやり込み要素
お客さんがたまにくれるカスタマイズパーツは基本的に見た目のみに反映されるものなので、攻略の役には立ちません。ただし、カラーリングやパーツの変更によってマイタクシーへの思い入れが強まる部分はもちろんあると思うので、やり込み要素として気長に楽しみましょう。


■徐々に解放されていくマシンのパワー
目標の100万円に近付くにつれて、ステージのノルマが難しくなったり、お客さんの指定するスポットが増えたりと、1日でやれることが拡大。その分、タクシーも、スピードが速くなったり、加速性能が良くなったりとパワーアップ。特に中盤から登場する「ぼんぼり」は、お客さんを乗せられる範囲の拡大効果・制限時間アップ効果・集金率アップ効果などから選ぶ必要があり、プレイスタイルによってどれを付けるか迷うところ。

後半に向けて難易度がアップするというよりは、よりゲーム性が高まっていくと言えます。ゲーム序盤に退屈さを覚えた人も、中盤ぐらいからはかなり楽しめるのではないでしょうか。


■やや不親切なインターフェイス
目的地の方向を示す矢印が頭上に表示されるのですが、目的地までの距離がわからず、例えば3か所を指定するお客さんが現れた場合、どこが一番近いのかが直感的にわかりません。またスタートボタンで見れる町全体の地図も道が描いてあるだけで、目的地スポットは示されておらず、地図の役割をあまり果たしてくれません。

解決策は「町を覚えること」なワケですが、日本っぽい町はなかなか複雑で覚えにくい感じです。現実のタクシーにもカーナビが付いている時代、もう少しこのあたりのインターフェイスを親切にしてくれても良かったかなと思いました。


■総評:もっと振りきってほしかったけど、コスパ的には満足!
交通ルールはあまり気にしなくても大丈夫ですが、極端にクレイジーに走ることはできず、車道はきっちり走る必要があります。ガードレールは普通に障害物で、歩道を走っても良いことはほとんどありません。お客さんを「運ぶ」ことはもちろん一番重要ですが、お客さんを「見つける」こと、そして道を「覚える」ことも同じぐらい重要な要素となっています。なかなか効率が上げられない際に、いかに冷静にお客さんの居そうな場所に向かい、お客さんを見つけられるかがプレイのポイントと言えそうです。

難易度もそれほど高くなく、ジャンル問わずレースゲームやドライビングシミュレーターの経験者であれば十分楽しめそうです。ただし車の挙動などはやや軽めで独特なので、多少の慣れが必要かもしれません。ゲームを進行していくと、目的地となるスポットが増える分、マシンが「勝手に」改造されて速くなったりするので、そのあたりにしっかり対応できればクリアもさほど難しくはないかと思われます。

カスタマイズのパーツは完全に見た目だけなのでお好みで。パーツ収集もやり込み要素です。カスタマイズパーツの系統にも言えることですが、「お馬鹿路線」でいくのか「真面目路線」でいくのか、ゲームの全体的に迷いのようなものを感じて取ってしまい、もっとどちらかに振り切って個性を出しても良いのではないかと個人的には思いました。

【こんな人にオススメ】
・レースアクションゲームが好きな人
・「タクシー」題材のゲームが好きな人
・コストパフォーマンスの良いゲームを探している人

爽快感にやや欠けるものの、ワンプレイ10分ぐらいの気軽な内容で楽しむことができ、続けてプレイしたくなる魅力もあり、ドライブゲームとしての最低限のボーダーラインは十分越えていると思います。価格も600円ということで、コストパフォーマンスはヨシ。やり込み要素を含めればかなり長く遊べます。目標金額達成と全カスタマイズパーツ収集をぜひ目指してみてください。


【そそれぽ】第70回、いかがでしたでしょうか?夏以降も楽しみなゲームがどんどん発売されそうな気配。積みゲー作らないように頑張ります。次回もどうぞお楽しみに!


『@SIMPLE DLシリーズ Vol.13 THE タクシー ~僕はカリスマ運転手~』は、好評配信中で価格は600円(税込)です。

(C)2013 TAMSOFT (C)2013 D3 PUBLISHER


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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