人生にゲームをプラスするメディア

任天堂、円安効果で最終黒字を確保・・・今期は公約通り「営業利益1000億円」目指す

任天堂が24日、発表した平成25年3月期の連結業績は、売上高6354億2200万円(△1.9%)、営業損失364億1000万円(-)、経常利益104億8200万円、純利益70億9900万円でした。

ゲームビジネス その他
任天堂が24日、発表した平成25年3月期の連結業績は、売上高6354億2200万円(△1.9%)、営業損失364億1000万円(-)、経常利益104億8200万円、純利益70億9900万円でした。

前期はニンテンドー3DS向け『Newスーパーマリオブラザーズ2』が642万本を販売したほか、国内のみで発売された『とびだせ どうぶつの森』が300万本を突破。ハードは1395万台、ソフトは4961万本を販売しました。年末に発売となったWii Uは『NewスーパーマリオブラザーズU』が215万本、『Nintendo Land』が260万本と健闘したものの、年明け以降は失速し、ハードが345万台、ソフトが1342万本に留まりました。Wiiはハードが398万台、ソフトが5061万本でした。

売上高は前期から微減の6354億円、Wii Uの採算が厳しいことから364億円の営業赤字を計上。ただし、年末から為替相場が円安に振れていることから395億円の為替差益が発生。経常利益は104億円、純利益は70億円となりました。ただし、いずれも前回予想を下回りました。

今期は国内でヒットした『とびだせ どうぶつの森』を世界各国で発売するほか、シリーズ最新作『ポケットモンスター X・Y』を全世界で発売。パッケージソフトのダウンロード版の販売についても特に海外で積極的に推進していくとのこと。Wii Uについても、有力タイトルを今年後半から来年にかけて集中的・積極的に展開する計画。

今期業績は公約の通り、売上高9200億円、営業利益1000億円、経常利益900億円、純利益550億円を目指します。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. それは“絶望の一週間”―『シノアリス』のエンジニアがサービスイン時の混乱を語る【CEDEC 2018】

    それは“絶望の一週間”―『シノアリス』のエンジニアがサービスイン時の混乱を語る【CEDEC 2018】

  2. さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

    さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

  3. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

    USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  4. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  5. 8kgの機器を背負って25分のVR体験…!USJ『モンハン』アトラクションの“マジ狩り”っぷりにハンター騒然

  6. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

  7. 『コロリンパ』が携帯でも遊べるように

  8. バンダイナムコゲームス、欧米向けブランド「SURGE」を設立−第一作は『アフロサムライ』

  9. AOU2009、カプコン出展タイトル公開『マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー』など

  10. 【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

アクセスランキングをもっと見る