人生にゲームをプラスするメディア

【そそれぽ】第64回:アクションパズルの歴史的名作になるかもしれない『おさわり探偵 なめこ大繁殖』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

なめこを揃えて収穫(消)しまくるアクションパズル
  • なめこを揃えて収穫(消)しまくるアクションパズル
  • 連鎖を狙って大収穫も可能
  • かたまり消しで周囲を一掃。マッスルなめこ!
  • リザルト画面。ハイスコアを目指します。小沢里奈の言葉や占いは基本きまぐれ(笑)
  • じいの探偵試験モードは、お題に沿った内容にチャレンジ
  • 少ない手数でお題を達成できればIQもよりアップ
  • 対戦モードには『おさわり探偵 小沢里奈』シリーズのあのキャラたちも参戦
  • 必殺技カットインも熱い!
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第64回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

自転車に乗ろうとしたらサドルがザラザラで、黄砂やら花粉やらが飛び交う季節になりました。幸いなことに筆者はそういったアレルギー的な症状は(今のところ)出ていないので、この季節しんどそうな友人からは羨ましがられます。せめてできることということで、ティッシュだけはいつでも貸せるようにしています。

というわけで、今回プレイするのはサクセスのニンテンドー3DSソフト『おさわり探偵 なめこ大繁殖』です。

この季節、皮肉なことに繁殖させたい菌もあるのです(笑)。スマートフォン向けアプリですっかりお馴染みになったキャラクター「なめこ」と、その原点であるニンテンドーDSソフト『おさわり探偵 小沢里奈』の主人公・小沢里奈が、任天堂ハードに凱旋。ウェブ上のフリープレイ版も話題になった「なめこ」を題材にしたアクションパズルゲームのニンテンドー3DS版です。それでは、早速プレイしていきましょう。

※一部画像はiPhoneでニンテンドー3DS本体を撮影したものです。
※筆者はダウンロード版をプレイしていますが、パッケージ版とゲームの内容は同様です。



■同じ種類の「なめこ」を3つ揃えるだけ
下画面に表示されたさまざまな種類の「なめこ」ブロック。同じ種類の「なめこ」を縦か横に3つ以上揃えて収穫する(消す)だけの簡単ルールです。動かせる「なめこ」はワンタッチ揃えて消せる箇所だけ。消した分の「なめこ」は新たに画面下から補充されるので。揃えて消せる「なめこ」をいかに早く見つけて、タイムオーバーになる前に消しまくるかというのが基本的なルールとなります。


■1列収穫、かたまり収穫
4つ以上をまとめて揃えると、その方向に応じて「いちれつ収穫」が発動。種類に関係なく揃えた方向(縦もしくは横)の一列をまとめて消すことができます。また、同種の「なめこ」4つを四角形に固めると「かたまり収穫」が発動。周囲のなめこを一気に消すことができます。これらを駆使して、より早くステージの規定収穫数を目指しましょう。


■アクティブ連鎖と連鎖
本作には「アクティブ連鎖」というシステムも採用されており、ひとつの「なめこ」を消している間に別の箇所の「なめこ」を消すことで「連鎖」となり、スコアアップやタイム回復につながります。もちろん、消した「なめこ」分が移動して次の「なめこ」が揃って消える普通の連鎖もあるので、早さを極めるアクション性と、頭を使うパズル性がイイ感じに融合しています。


■てづまり、ヒントなめこ、スロットなめこ
消せる「なめこ」が全く無くなった場合は「てづまり」となって画面の「なめこ」ブロックが総入れ替えとなります。これに関してはペナルティもボーナスもありません。ただ、「てづまり」直前の状態は消せる「なめこ」を探すのも一苦労。そんなときに画面右の「ヒントなめこ」を使えば、どの「なめこ」が消せるか「んふんふ」とヒントをくれます。やばい!と焦ったときは惜しみなくヒントを使ってしまいましょう。

また画面上に現れる「スロットなめこ」のブロックをタッチすると、タッチした際に表示された際に表示されていた「なめこ」が画面上から一掃されます。これを利用して状況の打開を図れる場合もあるので、使い所は慎重に。


■同じステージを繰り返しプレイできない
メインとなる「ひたすらモード」、序盤はサクサクプレイすることができるのですが5~6ステージ目ぐらいから難易度が一気に上がってきます。ゲームオーバーになることも多いのですが、リトライは1ステージ目からとなり、同じステージに再チャレンジすることができず、ステージの「練習」ができない部分がもどかしいです。


■対戦はダメージ制
対戦は、相手の体力を減らすダメージ制のバトルになります。連鎖を決めれば「カビ」で相手のプレイを邪魔することも可能。連鎖を連鎖で返せば相殺もできます。なめこを消すほど、相手にダメージを与えることができ、「ひたすらモード」とは違い、連鎖によるタイム回復的な、体力を回復する手段はないようです。

基本的には非常に熱く楽しめるのですが、優勢・劣勢の演出が地味で、勝ち負けの手応えを感じにくかった部分もありました。また、対戦でしか登場しない『おさわり探偵 小沢里奈』シリーズのキャラクターたちですが、ダウンロードプレイの場合、1Pは「里奈」、2Pは「まなみ」固定のようで、キャラを自由に選ぶことはできませんでした。ダウンロードプレイの準備時間は1分前後とかなり早めでした(環境により異なります)。


■せっかくの小沢里奈を見る余裕がない
基本は下画面で展開されるパズルに集中せざるを得ないので、上画面に表示されている「なめこ」の収穫演出や、「小沢里奈」の心の声、あるいは対戦中のカットインを見ている余裕がほとんどありません。ゲームの性質上、仕方がない部分ではあるのですが、せっかくの3DS版ならではの要素をじっくりと楽しめないのはやや残念でした。


■価格がやや高く感じる
パッケージ版・ダウンロード版ともに3,990円(税込)という価格に対して、内容がボリューム不足であると感じました。チュートリアル的な「かんたんモード」、メインとなる「ひたすらモード」、提示された条件をこなしていく「じいの探偵試験モード」、そして「通信対戦モード」。基本的には「ひたすらモード」と「探偵試験モード」のやり込みしかできることがありません。「なめこ」や「小沢里奈」はもちろん、『おさわり探偵』シリーズのキャラクターたちをもっと活かしたゲームモードがあっても良かったのではないかと思います。


■総評:アクションパズルとしては名作!ただしボリューム不足
アクションパズルゲームとしての完成度は文句なし。シンプルルールかつ爽快で、誰でもすぐに楽しむことができ、つい何度もプレイしてしまう魅力を秘めた名作だと思います。3DSのタッチペン操作との相性も非常に良く、直感的に楽しむことができました。

ただし、ゲームモードが圧倒的に少なく、ボリューム不足感は否めません。基本的には「ひたすらモード」をやり込み、より高いスコア目指すだけになります。『おさわり探偵』シリーズには、せっかく魅力的なキャラクターが沢山いるのだから、同じステージを何度もリトライでき、エンディングを目指せるストーリーモードなんかがあればもっと違った印象を持てたのではないかと思いました。

【こんな人にオススメ】
・アクションパズルゲームが好きな人
・『おさわり探偵』シリーズファン(ただし価格とボリュームに納得ができる人)
・短時間でプレイできるのでダウンロード版を本体に入れておきたい人

アクションパズルゲームとしての面白さは本当に保証します。かなりハマります。ハマれます。ただ、もっと充実したゲームにできたのではないかという印象の方が残ってしまう、個人的には「惜しい」と感じるタイトルになってしまいました。それでもコンシューマーゲームに帰ってきた「小沢里奈」と「なめこ」におかえり!と心から言ってあげたいと思います。おかえり!次の『おさわり探偵』シリーズ、期待してるよ!


【そそれぽ】第64回、いかがでしたでしょうか?今週はいろいろな場所で自分の知識の無さと大人気なさを露呈してしまいました。しっかり反省して、もっともっと勉強して、ゲームの文化に理解を示せるしっかりとした大人になりたいと思います。次回もどうぞお楽しみに!


『おさわり探偵 なめこ大繁殖』は、好評発売中。価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに3,990円(税込)です。

(C)SUCCESS / Beeworks AII rights reserved.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『ポケモン ダイヤモンド・パール』は今日で10周年!ゲームフリークの大森滋が記念イラストを公開

    『ポケモン ダイヤモンド・パール』は今日で10周年!ゲームフリークの大森滋が記念イラストを公開

  2. 『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』TVCM公開―撮影の裏側が見えるNGシーンも…

    『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』TVCM公開―撮影の裏側が見えるNGシーンも…

  3. 【レポート】『モンハン ストーリーズ』メディア対抗戦は超白熱!果たしてインサイドの順位は…?

    【レポート】『モンハン ストーリーズ』メディア対抗戦は超白熱!果たしてインサイドの順位は…?

  4. 「ビットキャッシュ」ニンテンドープリペイド番号の取扱いを開始、6種類の価格で購入可能

  5. 【特集】『ロックマン エグゼ』15周年特別スタッフ座談会!プリズムコンボ発覚から完結の理由まで

  6. 『ポケモン サン・ムーン』「ヤレユータン」はポケモンなのにモンスターボールを使うことも!?新ポケモン情報が公開

  7. 『スプラトゥーン』立体パズルが11月末発売決定―全部組み立てなイカ?

  8. 『ポケモンGO』新Ver情報が公開、捕まえた場所が記録されるほかポケモンGO Plusが「おこう」に対応

  9. 【インタビュー】『ポッ拳』開発者が語る誕生秘話…90年代格闘ゲームのドキドキワクワクをもう一度

  10. 指紋や傷まで再現した「ゲームボーイカラー」CGがリアル過ぎる!昔の思い出が蘇る…

アクセスランキングをもっと見る

page top