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来年末にも噂される「プレイステーション4」、PS専門誌が特集した内容とは?

ゲームビジネス その他

英国の出版社Future Publishingが発行するプレイステーション専門誌「PSM3」が現在発売中の号をもって休刊となります。その最終号ではソニーが準備中の次世代ゲーム機「プレイステーション4」(コードネーム: Orbis)についての特集が組まれ、現在の状況や噂などを公開。その内容を同じくFutureが運営するCVGが詳報しています。

1.PS4という名称にはならない
幾つか根拠を提示 (1)ナンバリングはそろそろ飽きた―映画でも3部作くらいで終わる (2)4は日本語では「死」を意味する (3)多くの噂がOrbisという名前を挙げている―「Orbis.SCEDev.net」という開発者ポータルのURLも生きている (4)VitaはラテンでLifeを意味し、Orbis VitaeではCircle of Lifeという意味になる

2.どんなゲームが楽しめる?
スペックはルーカスアーツが公開した「『StarWars 1313』を息切れせず動かせるレベル」。AMDのCPUと4GBのRAMを搭載と噂される(マイクロソフトは8GbのRAMを搭載するとの噂)。

3.どうやら4K解像度はサポートしないよう
4K(4096×2160)解像度はサポートしない模様。「PS4でも『Skyrim』を4096×2160、60fpsで動かす事は性能的に厳しいだろう」と雑誌はコメント。ソニーは次世代テレビとして4Kを押すが、充分なスペックが確保できないよう。

4.中古ゲームは締め出される
過去の噂通り、中古ゲームはロックアウトされる可能性。メディアはデジタルダウンロード一本にはならず、物理メディアも併用されることになりそう。

5.内部Flashストレージも搭載?
Wii Uのように16GBの内部Flashストレージを持つ可能性をpsx-sense.nlなど複数ソースが伝える。高速な読み込みをサポートするために活用される可能性。

6.互換性はカット
PS3などとの互換性は無い模様。互換性に代わって、ソニーが3億8000万ドルで買収したGaikaiの技術を用いて、過去のカタログをクラウド配信するのではないか。

7.ゲームはPSNアカウントに登録する必要
ディスクで購入したゲームであってもPSNアカウントと紐付けをする必要があるかもしれません。オンラインプレイを向上させる一方、中古ゲームを締め出すかもしれません。

8.PlayStation Plusの進化
基本プレイ無料モデルの浸透でサブスクリプションの重要性が高まっています。ゲームに対する柔軟な価格設定や提供方法を実現するためにPlayStation Plusの存在が大きくなりそうです。

9.PS Moveが進化して標準コントローラーに?
伝統的なデュアルショックというコントローラーが大きく進化する可能性。PSM3では新たなコントローラーにはPS Moveの機能が含まれ、モーションコントロールへの投資を活かすものになるのではないかと指摘しています。

10.ゲーム内広告も増加
高騰する一方の開発費と崩壊する小売モデル、収益の確保のためゲーム内広告がより盛んになっていくだろうとPSM3は指摘。既に幾つかの特許も取得済だとのこと。

11.ゲームは順調に開発中
多くのデベロッパーは2012年始めにもOrbisの開発機材を受け取ると指摘。しかし内部スタジオでは既にロンチタイトルに向けた開発が始まっていることでしょう。例えば『God of War』のサンタモニカは半分のチームで"未発表の新IP"に取り組んでいる事を明らかにしています。『Killzone』のGuerrilla(アムステルダム)も2011年の「3」以来、静寂さを保っています。ソニーはオランダで次世代テクノロジー向けのアーティストの採用を行なっています。Naughty Dogも『The Last of Us』を開発する一方、スタジオの半数は未発表の作品に取り組みます。

12.いつ発売?
噂では2014年の早い段階。しかしPSM3は2013年の発売も有り得ると指摘。ゲームは既に18ヶ月以上開発が進められていて、E3 2013の招待状には「このE3は見逃すべきではない」と書かれているとのこと。また、マイクロソフトは2013年を狙っていて、後に出すべき理由はありません。価格は想定されるスペックからすると400-500ポンド、250ポンドのWii Uを睨んで厳しいものになりそうですが、いずれにしろ単体で採算の取れるものにはならなさそう。


ソニーもマイクロソフトも自社開発のラインナップを見れば切り替えのタイミングが何となく見えてきます。今年のE3の段階で、大作クラスのタイトルはサードパーティのナンバリングものが大勢を占めていたのを見れば、既に次を見据えた動きが進行していることが分かります。もちろん、サードパーティでも実験的なプロジェクトが春頃から動いているようです。スペックは現行機種の数倍に収まりそう。焦点はハードよりも、高騰する費用に見合う柔軟なビジネスモデルを取り入れることができるか、ミドルウェア・ツールベンダーを巻き込んでの生産性の向上がどこまで行けるかという点になりそうです。
《土本学》

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