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【そそれぽ】冬休み増刊号 3DS体験版特集(4):『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D』体験版をプレイしたよ! ― シリーズの醍醐味をコンパクトに網羅

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート【そそれぽ】。年末年始は冬休み緊急増刊号をお送りしております。

任天堂 3DS
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート【そそれぽ】。年末年始は冬休み緊急増刊号をお送りしております。

ニンテンドー3DSソフトの体験版が配信スタートしたけれど、沢山配信されていて全然遊び尽くせない!そんなあなたの道標になるべく、ニンテンドーeショップで配信されている体験版のプレイレポートをバンバンお届けしていきたいと思います。ダウンロードする際の参考にしてみてくださいね。

というわけで、今回プレイするのはKONAMIのニンテンドー3DSソフト『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D』体験版です。

ニンテンドー3DSの発表当初から映像が公開され、橋の上から感じられる高さの立体感にゾクゾクした方も多いことでしょう。本体発売から1年以上の歳月が経ち、満を持して、いよいよ今年3月に発売されます。「リメイク作品」は「ただコピーするだけでしょ?」と誤解されがちですが、実際はむしろ新作を作ることより難しいかもしれません。ゲーム機にあった処理とインターフェイスで快適にプレイできるよう、一から徹底的に作り直すことも珍しくないそうです。しかも「思い出ブレイク」しないように細心の注意を払いつつ。

とは言え、「リメイク作品」であり、発表からかなり歳月のかかっている本作は、プレイヤーにとって満足度のハードルが上がっていることも事実。時間をかけてじっくりと作られた本作の体験版を、じっくりとプレイしてみたいと思います。

※画像は相変わらずiPhoneで無理矢理3DS本体を撮影したものです。実際の画面はめちゃくちゃキレイです。


■あっさりと始まる
導入部分もあっさりと、ジャングルの真ん中からすぐにゲームがスタートします。ボタン操作が中心となりますが、一部メニュー操作はタッチパネルでも可能です。とりあえず、道なりに「スネーク」を進めてみます。


■スネークが 沼でいきなり 溺れ死ぬ
沼地にワニがいまして。どう考えても近付いちゃいけないのだろうと、ワニを避けるように沼の中を進んでいたら「スネーク」がちょっとずつ沈んでいき、最後はもがきだして、すんなり「スネェェェェェェク!!」とゲームオーバーになってしまいました。

今度は沈まないようにワニのいる陸地に上がったら、ワニから攻撃をガツガツ喰らうわけです。スネーク沼地に逃げます。死にます。結局どうすればいいのか・・・と思ったら、手持ち武器に「麻酔銃」がありまして。・・・つまりそういうことでした(笑)。武器の切り替えなどはタッチパネルでも可能ですので、場面に合った対処方法を見つけましょう。体験版とは言え、本作で幾度も登場するであろうシチュエーションが待ち受けています。


■カムフラージュ
さていよいよ、「人」の敵が配置されている場面へ。本作では服やフェイスペイントを変えることで「スネーク」を「カムフラージュ」。「迷彩」によって自分と周囲を溶けこませることで、敵から見つかりにくくなります。下画面にはどのぐらい迷彩できているかわかる「カムフラージュ率」が表示され、高ければ高いほど敵から見つかりにくくなるようです。

草むら、木の影、建造物・・・あらゆるものを利用して隠れましょう。その際に「カムフラージュ率」が高くなるように服やフェイスペイントを変えることが攻略のポイントとなるようです。


■ゴリ押すにも技術が必要
「ファァン!」と敵に見つかると、あっという間に敵に囲まれて「スネェェェェェェク!!」という状態になってしまいます。見つかってしまった場合にゴリ押したり、逃げ切るにもある程度技術が必要。どこに逃げれば良いのか、どこに隠れれば良いのか、どうやって敵を包囲をかいくぐれば良いのか。何度かプレイしないと塩梅(あんばい)がなかなかつかめません。

体験版の仕様として、十分な武器も持っていないので、やはり「敵と戦う」ということはそもそも考えない方が安全です。とにかく見つからないように・・・それが『メタルギア』シリーズの醍醐味でもあります。


■操作がちょっと複雑、しかし・・・
筆者はカメラ操作がABXYという点に結構苦労してしまいました。頭ではわかっていても、つい反射的に他のボタンを押してしまいがち。また、移動がスライドパッドで、しゃがみ(⇔立ち上がり)が十字ボタン下というのも、左親指をいちいち離して置き換えなければならなかったので、そのあたりもちょっと面倒でした。ボタンの細かな操作設定は残念ながらオプションでも変更できませんでした。

しかし、オプション設定に拡張スライドパッドの設定項目があり、本作もどうやら対応しそうです。筆者は拡張スライドパッドを所有していなくて確認できなかったのですが、拡張スライドパッドがあれば、据え置き機のシリーズの操作に近い形でプレイできるようになりそうです。ただしこれは体験版なので製品版で仕様がどのようになるかは不明です。公式サイト等で正式発表されることを待ちましょう。


■総評:繊細なプレイは本作にも健在
体験版の中で目的を達成するまでに「やるべきこと」自体は少ないのですが、シリーズ経験者でないとクリアするのにちょっと苦労しそうです。操作方法やコツなどはゲーム中あまり細かに説明してもらえないので、何度かやりながら自分で掴んでいく必要があります。

「敵から見つからないようにすること」は大前提なワケですが、それを達成するためにはとにかく周囲を「見る」ことが大事です。どこに敵が歩いているのか、どちらに向かって歩いているのかを確認し、時にゆっくりと(場合によっては、止まって息を殺す勇気も必要!)、時にスピーディーに目標へ向かいます。また「カムフラージュ」は細かに切り替えた方が良さそうです。体験版は、シリーズ経験者には簡単に終わってしまいそうですが、未経験の人にはちょっとこの「繊細さ」に苦労しそうなので、ぜひ上記の点に気をつけてプレイしてみて下さい。

3D立体視に生まれ変わった『SNAKE EATER』をプレイしたいシリーズ経験者にオススメです。これから『メタルギア』を始めようとする方は、操作を含めて「多少難しい」ということを念頭に置いておきましょう。『メタルギア』らしい「見つからずに敵の包囲をかいくぐる」という爽快感は、この体験版でも十分味わうことができるので、気になった方はぜひ『ニンテンドーeショップ』から体験版をダウンロードしてみてくださいね。


【そそれぽ】冬休み増刊号 3DS体験版特集(4)、いかがでしたでしょうか?年末年始、毎日お届けした【そそれぽ】も次回からはレギュラー枠の予定ですので、どうぞお楽しみに!今年も【そそれぽ】をどうぞよろしくお願いします!


『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D』は、2012年3月8日発売予定で価格は5,980円(税込)です。

(C)Konami Digital Entertainment


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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