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【そそれぽ】第19回:全てが絶妙バランス!世界に通用したドット絵2Dアクション『洞窟物語』をプレイしたよ!

任天堂 DS

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。第19回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

今月を予定しているニンテンドー3DSの本体バージョンアップ。『すれちがい伝説』をはじめ新たな追加機能がたくさんある中、個人的にはやはり3D動画撮影が出来るようになることが楽しみです。

しかし、現状の機能でも、当たり前のようにDSiウェアが遊べちゃうところも、実は3DSの大きな魅力のひとつだと思っています。特に何気なくビッグタイトルがリリースされるとなると、3DSでDSiウェアがプレイ出来て本当に良かったなぁとしみじみ。DSiウェアのためにDSiを引っ張り出すのはやはり面倒だし、3DSしか持っていない方も沢山いると思います。気になったDSiウェアはぜひ気軽に遊んでみてくださいね。

というわけで、今回はアスタリズムのDSiウェア『洞窟物語』をプレイします。

PC向けのゲームとして世界中で人気になり、DSiウェアとなって日本に凱旋帰国した本作。なぜ世界でこんなに人気になったのか?PC版未プレイの筆者ならではの視点でしっかりレポートをお届けしたいと思います。それでは早速プレイしていきましょう。ちなみに筆者はニンテンドー3DSを使用してのプレイとなります。


■基本は王道の2Dアクション
難易度は「やさしいモード」「ふつうモード」「むずかしいモード」の3種類。そこそこにアクションゲームをプレイできる筆者は「ふつうモード」を選択し、ゲームスタート。導入部分で、アクションの基本を自然と学べて、ゲームの進行に合わせてアクションに慣れていける設計になっているので、プレイを重ねることで指先がゲームの感覚に馴染んでいきます。ジャンプや画面スクロールの「浮遊感」が独特で、最初はそこに戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえば全く問題ありません。


■インターフェイスすっきり
可愛らしいドット絵もステキな本作ですが、アクションパートを基本上画面のみに集中したインターフェイスがとてもイイ感じです。というのも、このゲームのアクションは、敵の動きやトラップなど「画面をよく見て判断すること」を必要とする場面・局面が連続していくタイプなので、出来るだけ下画面に目線をやりたくないわけです。下画面が活かされるのは、主にアクションのパートが止まるシーン。「会話」の文字や、スタートボタンを押したときの「アイテム選択」、セレクトボタンを押したときの「マップ」など。これらのときはゆっくりと下画面に目線をやれるので、上画面の状況を確かめながらゲームを進行することができます。

上画面には体力や武器のレベル、使用している武器など最低限の情報しかないのですが、それらは常に見たい情報なので、目線の移動の少ない上画面にまとめてくれたことでプレイの爽快感が非常に増していると感じました。ただ、その分下画面は常に真っ暗なので、例えばマップ表示を常にしておくなど、ちょっとした設定が出来れば尚良かったのかなとも思いました。


■慣れてくると敵の倒し方がかっこよくなる
プレイしはじめてから2時間ぐらい経つと、敵の倒し方にもこだわりたくなってきます。プレイヤーは基本的に止まって・歩きながら・ジャンプしながら「発射する武器」を使うことになるのですが、正面以外にも、上方向や、ジャンプしながら下方向にも武器を発射することができます。つまり、正面から敵に攻撃を当てつつ、敵の上をジャンプで飛び越えている途中も下撃ちで敵に攻撃当てながら着地、敵の後ろに回りこんだらさらに攻撃を叩きこんで大ダメージを狙う、といった戦法を取ることも可能なわけです。

特にこのゲーム、敵へのダメージが数字で見えるのですが、連続で当てると数字が蓄積して表示されるので、蓄積した一撃の大ダメージ(大きな数字)を狙いたくなります(笑)。しかしそこはアクションゲーム。調子に乗ってそういうことを狙っていると逆にダメージを食らってしまうこともあるので、「俺かっこいい!」と調子には乗り過ぎないように気をつけましょう。


■一見するとゴチャゴチャしてるけど
ネット上で公開されている写真や動画だと、画面いっぱいに派手に敵が現れたり、爆散するエフェクトが広がったりで、けっこう画面がゴチャゴチャした印象なのですが、実際にプレイしてみると全く問題ありませんでした。主人公の位置、発射した武器の弾道、敵の攻撃、しっかり把握することが出来ます。こればかりはプレイしてみないと伝わらないのですが、画面の見た目以上に、感覚でしっかり状況を捉えることが出来る絶妙なバランス設計がなされているのように感じました。


■レトロゲーム風、あくまで「風(ふう)」
タイトル画面で8bit系のサウンドが心地良く耳に入ってきて、その時点で魅力を強く感じていたワケですが、ゲーム本編にも小気味良い楽曲群が沢山流れます。音楽が良いとゲームの「面白さの感じ方」がすごい増しますよね。俄然、ゲームプレイに夢中になります。

そして、第一印象からは想像できない、予想外な濃厚ストーリーにも注目です。筆者はアクションゲームに「ストーリー性」をあまり要求しないのですが、本作はストーリーが気になってしまい、次の展開に期待して、ついプレイを続けてしまったシーンが何度もありました。徐々に明らかになっていく世界観の全体像、しっかりしたストーリーは「レトロ風アクション」を言い訳に手を抜いている印象は全くありません。


■総評:レトロ2D+現代風爽快感+絶妙バランス
操作感、音楽、ストーリーと、ゲームのテンポが非常に良く、ノリでどんどんプレイすることができます。ドット絵と8bit風サウンドで「レトロゲーム」な雰囲気が強く漂っていますが、敵を倒した時は煙が派手に爆散したり、「ミサイル」連発で周囲の敵を一気に殲滅したり、ただの「レトロゲーム」では実現できないであろう「爽快感」がこのゲームの魅力を際立たせています。

難易度は若干高めですが、普通にアクションゲームをプレイする人なら無理のない難易度で、「あとちょっとで勝てるのに」とつい再戦してしまう強敵も沢山出てきます。「やさしい」「ふつう」「むずかしい」から難易度選択もできるので、自分の得手不得手でモードを選びましょう。ここで無理して背伸びをするとゲームを楽しめなくなると思うので、絶対無理はしないこと。他社のタイトルとなってしまいますが『ロックマン』シリーズや初期『メトロイド』シリーズを楽しめる人は「ふつう」以上で良いのではないでしょうか。逆に言うと、これらのタイトルぐらいの難易度で心の準備をしておけば間違いないです。

レトロゲーム、特に横スクロール系のアクションゲームが好きな人には間違いなくオススメです。ゲームの内容としては爽快な「アクション性」が目立ちがちですが、探索や謎解きもなかなかのウエイトを占めているので、探索・謎解き系のアクションが好きな人もかなり楽しめると思います。


【そそれぽ】第19回、いかがでしたでしょうか?11月30日にTwitterとmixiが共同発表することで思い出したのですが、DSiとFacebookのときのように、3DSとSNSが連携して3D写真や動画をアップ出来たり、閲覧出来たりしたら面白そうですよね。妄想ですけどね!次回もどうぞお楽しみに!


『洞窟物語』は、好評配信中で価格は1,000DSiポイントです。

(C) 2011 Nicalis, Inc. / Daisuke Amaya Licensed to and published by Asterizm Co., Ltd.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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