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『塊魂』の高橋氏がゲーム業界を去る ― 「悲しい」「好きなことをして欲しい」と海外の声

『塊魂』『のびのびBOY』の生みの親、高橋慶太氏がバンダイナムコゲームスを去りました。

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『塊魂』『のびのびBOY』の生みの親、高橋慶太氏がバンダイナムコゲームスを去りました。

複数の海外メディアが報じるところによりますと、『塊魂』『のびのびBOY』といったユニークな作品で知られる高橋慶太氏がバンダイナムコゲームスを退社したそうです。

Play.tm、EDGE、Gamasutraといった海外メディアはこのニュースを取り上げ、高橋氏の業績を高く評価しています。

「ロングランの『塊魂』、PlayStation NetworkとiPhoneの『のびのびBOY』で知られたゲームデザインの先覚者、ケイタ・タカハシがバンダイナムコゲームスを去ったことがスポークスマンによって確認された」(Play.tm)

「『塊魂』『のびのびBOY』といった作品でカルトなセンセーションを巻き起こしたケイタ・タカハシがバンダイナムコゲームスを去った」(EDGE)

「カルトに人気のデザイナーであるケイタ・タカハシがバンダイナムコゲームスを退社した。『塊魂』『のびのびBOY』のクリエイターが会社を辞めることは長らく噂になっており、ゲーム業界への率直な失望を明らかにしていた」(Gamasutra)

退職を悲しむ一方で、再出発を期待する声も多く見られます。

「クリエイティブな人が去るのは悲しいね。タカハシには何でも好きなことをして欲しい」
「最近のゲームで『塊魂』くらいに魅力的なものを知らない。ミヤモト(任天堂の宮本茂氏)やソニックチームのように、こうした輝きがゲームに当たり前だったことがあった。」
「タカハシはとても優秀で、従来のゲームには興味がなかった。ARG(代替現実ゲーム)や公園、ライドなどの建設は彼の興味を引くだろうから、これはインタラクティブメディアの偉大な瞬間だ」

氏は英国ノッティンガムの公園デザインに携わっており、今後はゲームの枠にとらわれない活躍が期待されます。
《水口真》
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