人生にゲームをプラスするメディア

「メーカーがレビューに口を出せば恐ろしいことが起こる」 ― アナリストの警告

その他 全般

不適切なレビューは恐ろしいものをもたらす、とアナリストは警告します。

米国の調査会社のEEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)のアナリストであるJesse Divnich氏は、ゲームのレビューに関してコメントしています。

氏は「レビューの評価とゲームの売上には相関関係がある」と主張します。実際『Plants vs. Zombies』を使って行った実験では高評価のレビューを見た人ほど友人に勧める傾向があり、レビューは作品の売り上げに貢献できるという結果が出ています。

しかし、「レビューの評価が適切であるかどうか」を氏は憂慮します。
「もしゲームが誇大広告されるなら、消費者は友人にそれを勧めてしまうでしょう。調査によれば、プロが書いたレビューを読んだ人は、全く別の消費者グループにも影響を与えられます。別のグループにいる人々は、MetacriticやG4TVといったプロがレビューを行うメディアの名前を聞いたことがないといいます。“確かなメディアはゲーム産業で信じられない影響力を持つ”という仮説を補強する結果です」

「メディアがゲーム産業で影響力を持つのは、消費者とプロのゲーム評論家の間に強い信頼の絆があるからだということを心に留めておく必要があります。もしメディアやパブリッシャーがレビューの過程に手を入れるなら、消費者との関係を悪化させるだけです。そんなことが起こるなら、消費者を育成するどころか、映画ポスターに”評論家”が名前を連ねる映画界と何ら変わるところはなくなるでしょう」

プロのレビューが信頼されているのは、ゲームを公平に評価し、消費者に有益な(時にメーカー側に不利益な)情報を提供しているから。もしもプロのレビュアーたちが、メーカーからの依頼でレビューの点数を底上げするようなことをすれば、その信頼は失われるだろう・・・というのが主張のまとめとなります。

レビューする側も、ゲームを作る側も、この信頼に応えることが必要であるようです。
《水口真》

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 『ポケモンGO』のプレイに便利なウェアラブルディスプレイ「Vufine」、ポケモンカラー(?)なバリエーションが登場

    『ポケモンGO』のプレイに便利なウェアラブルディスプレイ「Vufine」、ポケモンカラー(?)なバリエーションが登場

  2. 『艦これアーケード』藤田咲プレイムービー第3弾が公開、藤田艦隊(?)が新海域で大暴れ!

    『艦これアーケード』藤田咲プレイムービー第3弾が公開、藤田艦隊(?)が新海域で大暴れ!

  3. 『艦これ』公式飲食施設「酒保伊良湖」が7月28日オープン!島風モチーフの限定メニューも

    『艦これ』公式飲食施設「酒保伊良湖」が7月28日オープン!島風モチーフの限定メニューも

  4. 「ジョジョ」4部、吉良吉影役は森川智之…仙台にOWSONが期間限定オープン

  5. TVアニメ「学園ハンサム」のキャスト発表! ゲーム版声優陣は「副音声」で登場

  6. アニメ版「チェンクロ」、TV放送に先駆け3ヶ月連続の劇場公開が決定!

  7. 米動物園、『ポケモンGO』風のユニークな説明看板を作成…フラミンゴはCP140

  8. 『サクラ大戦』シリーズ20年の軌跡を辿る展示会開催…トークショーやサイン会も実施

  9. 『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」

  10. 【レポート】劇場版「遊戯王」生コメンタリー上映会、海馬社長の三段笑いでフィナーレを迎える

アクセスランキングをもっと見る

page top