iPhoneやAndroidといったスマートフォン同様に外部の開発者に仕様を公開することで、単なる電子書籍リーダーに留まらない、ビジネスアプリ・ユーティリティ・エンターテイメント・ゲームなど様々な用途に用いることのできるプラットフォームへと成長しそうです。
アプリケーションは2010年後半から書籍と同じくKindle Storeで販売可能となり、無料もしくは有料の場合は、初期購入費のみと月額課金の2パターンから選択することができます。売上はアマゾンと開発者が3:7で分配します。Kindleは月額の通信費をユーザーから徴収せず、アマゾンが本体の販売代金で賄うというビジネスモデルを取っているため、ネットワーク経由でダウンロードさせる場合はアプリケーションのサイズに制限があります。
ネットワーク帯域を多く占有するVoIP(音声電話)機能、広告表示、ユーザー情報の無断での収集といったことは禁止で、書籍リーダーの開発もNGだということです。
来月β版が公開されるKDKにはサンプルコード、ドキュメント、Kindleシミュレーターなどが含まれ、これを用いることで6インチと9.7インチのKindleに対応したアプリケーションをWindiws、Mac、Linux上で開発することができます。
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