人生にゲームをプラスするメディア

任天堂・岩田社長新春インタビュー/2008年は?

朝日新聞にて任天堂の岩田聡社長への新春インタビューが掲載されています(本紙では見開き3面)。

ゲームビジネス その他
朝日新聞にて任天堂の岩田聡社長への新春インタビューが掲載されています(本紙では見開き3面)。

2007年はニンテンドーDSの更なる普及に加えてWiiでも『Wii Fit』など新しい提案が次々に実を結び、株価も大きく上昇した一年でしたが、2008年に任天堂は私たちに何を見せてくれるのか、そういった内容になっています。

岩田社長は2機種が大きく受け入れられた要因について、誰からも嫌われない設計をしたと述べ、具体的には複雑さを取り払った、シンプルで直感的なインターフェイスを挙げています。そして、これまでゲームの敵であったお母さんが率先してゲームを買ってくれるようになれば未来は明るい、としています。

しかし次も見据えているようです。(いかにヒットしても娯楽は)「すぐに飽きられるのが宿命。今は両機種を超える商品を生み出さなければというやりがいと、プレッシャーを感じている」とのこと。

2008年の展開については「DSが通信機能を生かし、情報端末になる。国内で約2千万台も普及しているのだから、ゲームだけではもったいない。例えば電車を降り、DSに情報をダウンロードすれば駅周辺の地図やお店の案内などが見られる、などの使い方を考えている。今後駅や地下街、飲食店など、無線LANの設備があるところを中心にDSをネット接続できる場所を増やしていく」としています。

これからも任天堂の動きに注目が集まります。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC 2010】どうやって人を育てる? コーエーテクモの人材育成

    【CEDEC 2010】どうやって人を育てる? コーエーテクモの人材育成

  2. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

    【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

  3. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

    『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  4. プレイステーションVSセガサターン 「次世代ゲーム機戦争」がゲーム産業を加速させた(2)

  5. 「もじぴったん」中村隆之氏による「デジタルゲームの面白さ分析ワークショップ」レポート

  6. 「愛・地球博」のポケパークの詳細が明らかに

  7. タカラトミーがグループ会社4社を統合〜ユージン、ハートランド、すばる堂、ユーメイト

  8. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

アクセスランキングをもっと見る