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日本テレビゲーム商業組合がZ指定作品のガイドラインを策定

テレビゲーム販売店で作る業界団体・日本テレビゲーム商業組合(Games Japan)は、青少年の保護・健全育成のために、過度の暴力的表現の含まれるゲームについて、ゲーム販売店としての社会的責任を果たすことを目的として制定した「18才以上対象ゲームソフトの販売ガイドライン」の内容について公開しました。

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テレビゲーム販売店で作る業界団体・日本テレビゲーム商業組合(Games Japan)は、青少年の保護・健全育成のために、過度の暴力的表現の含まれるゲームについて、ゲーム販売店としての社会的責任を果たすことを目的として制定した「18才以上対象ゲームソフトの販売ガイドライン」の内容について公開しました。

このガイドラインの対象となるのはCEROによって18歳以上のみ対象(Z区分)とされた作品や各自治体の青少年保護条例によって定められた作品、及び日本テレビゲーム商業組合が審査・認定した作品で、これらに該当する商品の陳列、告知、販売などに従うべきガイドラインが提示されています。

まず陳列については、(1)仕切られ見通せない成人コーナーを設ける (2)販売員が直接監視できる範囲に陳列 (2)他の商品から一定距離を確保し陳列する (4)他の商品と区別する仕切り版を容易する (5)高さ150cm以上に陳列する、といった方法が求められます。さらに店内の目立つ位置に、対象商品は18歳未満には販売しないことを明示する必要があります。購入時には「過激な暴力表現を含んでいる」などの内容の告知を行い、未成年者と見られる者には身分証明書の提示を求めるとされています。

さらに対象商品はフリープレイでの試遊は禁じられ、チラシ等でも画面写真は使用が出来ません。販売店舗には日本テレビゲーム商業組合の加盟店証を貼り付けることになります。また、各自治体と協力しガイドラインを運用していくということです。

本ガイドラインは6月1日から施行されているということです。
《土本学》
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