夏からのサブプライム問題に端を発した住宅市場の低迷、信用市場の収縮、原油価格の高騰などで景気後退が囁かれていますが、年末商戦はひとまず好調に始まったようです。ちなみにBlack Fridayは商戦全体の4.5〜5を例年占めているということですが、金曜日の売り上げは103億ドルと予想されているそうです。
ニューヨークの大手百貨店シアーズは「金曜日の売り上げは我々の予測を上回るものでした。昨年よりも多くのお客さんがドアに並んでくれました。前年に比べると50〜100%高い売り上げではなかったかと思います」とコメントしています。
年末商戦の主役とも言えるゲームも好調なのは間違いなく、Wedbush Morgan SecuritiesのMichael Pachter氏はハードもソフトも昨年を15%上回る売り上げが期待できるとして、過去の数字を全て塗り替える季節になるとしています。特にニンテンドーDSが牽引するのではないかと予測しています。
米国年末商戦が好調なスタートを切ったことを受けて日本の株価も回復していて、東証平均は+246.44円の15135円と15000円を回復。任天堂株価も前日比+2500円となっています。
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