「何枚撮っても合成写真みたいになってしまう」――見渡す限りの青い花畑に浮かぶ、愛らしいポケモンたち。可愛い、間違いなく可愛いのだけど……え? これ本当に実写!? どう見ても雑なブルーバック合成にしか見えないのだ。

大阪府の万博記念公園で撮影されたという一枚。手前に写るのはフワンテのぬいぐるみと、自作したメタモンの羊毛フェルトだ。背景のネモフィラ畑が美しい青一色であること、そして手前のポケモンだけにピントがビシッと合っていることで、まるで切り抜き素材を後から貼り付けたような強烈なコラ画像感を生み出している。
この奇跡のバグ現象は、X(旧Twitter)で1.9万件のいいねを獲得。
コメント欄には「ネモフィラの青がきれいで、浮いてるみたいで幻想的」「個人的には浮遊感が出ていていい」といった声が相次いだ。さらに、「0.9倍率で撮ると背景もボヤけずに合成感が減ります」という親切な撮影アドバイスまで飛び交う盛り上がりを見せている。

投稿したのは、ぽてまよ Potettoさん(@puchikosan154)。
この愛らしいメタモンは、ゲーム『ぽこあポケモン』をクリアした記念に4月上旬に自作したものだ。
「ニコニコした目や口は、ぽこあポケモンらしさが出るようにこだわりました!」
なぜこの2匹をお出かけに連れて行ったのか。そこには作品への深い愛情があった。
「作中で『ゆめしま』に移動するメタモンとフワンテがお気に入りだったんです。メタモンがフワンテにぶら下がっている雰囲気に近い、愛らしい姿が撮れるかなと思いました」
しかし、野外での「ぬい撮り」は想像以上に過酷だ。フワンテの頭の紐をつまんで撮影するため、自分の腕や手が見切れないようミリ単位で調整。さらに当日は風が強く、狙ったタイミングに限ってメタモンが強風に煽られてしまう。

「とにかくメタモンが一番可愛く見える角度をひたすら探して撮りました」と振り返る。
撮りながらすでに「なんか合成みたい…?」と感じていたという。時間を置けば気にならなくなるだろうと撮影を終えたが、結果は変わらず合成写真のままだった。それでも、SNSで多くの人から「可愛い」と称賛されたことが何より嬉しいと語る。
「今回の合成写真感にめげず、外での撮影にまた挑戦したいと思います!」
次は大好きなヤドンとコダックを作って、水辺で撮影するのが目標だという。百点満点の造形を目指し、彼女の温かいハンドメイドとぬい撮りの冒険はこれからも続いていく。











