!注意!
本記事は『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』のゲーム展開について一部触れています。閲覧にはご注意ください。
中東ヨルダンの同国公安局は、子どもに悪影響があるとしてノベルゲーム『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』を名指しで指摘し、子どもには同ゲームをプレイさせないよう、保護者には子どもの遊んでいるゲームを把握・監視を行うよう呼びかけました。
政府機関が特定ゲームに関して異例の注意喚起!?


『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』は、Team Salvatoが2017年に無料配信した(体裁上は)ノベルゲームです。一見オーソドックスな美少女ノベルゲームに見えますが、次第に明かされていくその内容は多くのゲーマーに衝撃を与えました。
今回のヨルダン公安局の声明では、同作について以下のように述べています。
ゲームは当初は学校を舞台にしたコミック的なストーリーとして描かれているが、徐々に暗い心理的内容に変化し、センシティブな場面やテーマが含まれるようになり、子どもには不適切である。
このゲームの危険性はその欺瞞的な性質にあり、コミック風のデザインと魅力的な色彩が、その内容の本質と深刻な心理的影響を理解せずに子どもを誘惑してプレイさせてしまう可能性がある。
この種のコンテンツに子どもや若者が触れることで、恐怖、不安、緊張を引き起こし、それが心理面や生活行動に反映される可能性があると指摘した。
保護者に対し、このゲームがスマートフォンや電子機器にダウンロードされるのを防ぎ、ダウンロードまたは閲覧されるものすべてを監視し、インターネットやゲームの安全な使用について子供たちとの対話を促進するよう呼びかけた。
同作のSteam版およびiOS/Android版のストアページには「このゲームはお子様や心を乱されやすい方には適していません」という注意書きがあり、子どもにはふさわしくない表現が含まれていることを示唆してはいますが、いずれも見やすい場所には書かれていません。そういった注釈の分かりづらさと、無料配信されていること、本作がプレイ動画の配信で人気のタイトルであることがヨルダン公安局が注意喚起を出すに至った理由と思われます(なお、増補版の『Doki Doki Literature Club Plus!(ドキドキ文芸部プラス!)』は有料)。
こうした国家・政府機関による検閲ともとれる注意喚起自体には賛否あれども、保護者が子どもがどんなゲームに触れているか、あるいはどんなコンテンツに触れているかを知っておくことは大事ですし、それを子どもとの対話のきっかけにしたり、あるいは子どもが不適切なコンテンツに触れないようにしたりするのは保護者の責務であることは間違いないと思います。本声明をきっかけに、親子それぞれのさまざまなコンテンツの付き合い方について話し合ってみるのも一つの方法ではないでしょうか。
『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』は、PC(Steam)/iOS/Androidにて無料配信中。また、増補改訂版となる『Doki Doki Literature Club Plus!(ドキドキ文芸部プラス!)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5・PS4/Xbox Series X|S・Xbox One/ニンテンドースイッチにて有料配信中です。









