
警察庁は、詐欺防止を目的とした無料のスマホ用「警察庁推奨アプリ」の提供を公式X(旧Twitter)にてアナウンスしました。この取り組みに関する宣伝動画が公式Xにて投稿されていますが、AIによって生成されたもののため、逆にアプリ自体を怪しむ声も挙がっています。
推奨アプリ自体に問題はなし。「AIによる画像生成」と注意書きされつつも怪しむ声
提供が始まった「警察庁推奨アプリ」とは、詐欺の電話をブロックしてくれるもの。警察庁が一定の基準に適合するアプリを「警察庁推奨アプリ」として認定し、公式サイト上でアプリストアへのリンクを掲載しています。
3月6日時点で認定されたアプリは、「詐欺対策 by NTTタウンページ」と「詐欺バスター Lite」の2つ。いずれのアプリもダウンロード・利用料ともに無料です。
そんな中で本投稿に寄せられている疑問の発端は、投稿された動画が「生成AIで作られた感が強すぎる」という点です。生成AIを用いた画像・動画・声による詐欺やフェイクニュースが取り沙汰されている昨今、「この投稿が詐欺っぽい」「フェイク動画で不信感が増している生成AIは避けた方が良かったのでは」との意見が挙がっています。
なお、本動画の最後には、しっかりと警察庁の文字と共に「※この画像もAIによる生成画像です。巧妙な手口にはご用心ください」と記載されています。気付いているユーザーからは「この注意書きから察するに、敢えて生成AI丸出しの動画にしているのだろう」との声も。
「警察庁の公式SNSが、詐欺防止目的のアプリPRに生成AIっぽい動画を使うのは本末転倒では?」という意見が見られますが、実際には生成AIであるとちゃんと宣言されている本動画。嘘も真実も溢れるSNSでは、やはり細かなところまで見抜く力が必要なのでしょう。
なおゲーム関連でも、AIを用いて制作した実写版『ゼルダの伝説』とするフェイク画像や、登録商標が記載されたフィギュア化AI生成画像が拡散され、信じてしまうユーザーが出るなど、実害の有無はともかくとして、特にSNS周りでは生成AIフェイクによるトラブルが多発しています。
「警察庁推奨アプリ」については、実際にインストールし使い勝手の良さを報告しているユーザーもいます。生成AIによる画像・動画の扱いは慎重になりつつも、本アプリの導入は警察庁公認なので安心して使用できます。










