人生にゲームをプラスするメディア

若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ

スパルタのために

ゲーム PS5
若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ
  • 若き日のクレイトスを描くメトロイドヴァニア『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』プレイレポ

2026年2月13日のState of Playにて『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』が発表され、即日配信されました。

本作は若き日のクレイトスを描く2Dアクションプラットフォーマー。3Dアクションとして長い歴史を誇るシリーズに、新たな風を吹き込む作品である一方で、メトロイドヴァニアとして非常に手堅く、良くも悪くもオーソドックスな作りでした。

スパルタのために生きる若き兄弟……クレイトスとデイモスの冒険が始まる

物語は、クレイトスが娘のカリオペに、若き頃の話を語って聞かせるところから始まります。ゲーム中、さまざまなイベントが起きるごとに親子の会話が挟まり、回想の旅という構造になっています。

舞台は古代ギリシャのスパルタアゴーゲーという教育制度のなかに身を置くクレイトスを操作します。まだ赤い入れ墨もなく、体も出来上がっていませんが、武骨な態度と綺麗な禿頭はもうこの頃から見られます。

彼にはデイモスという弟がおり、ふたりでスパルタのために訓練の日々を送っていましたが、ある日ヴァシオンという落ちこぼれが行方不明になり、デイモスとともに彼の行方を追うことになります。

スパルタ人としての使命や、仲間を救うという仁義とのあいだで揺れながら、彼らは冒険を続けていきます……。

ゲームとしては、オーソドックスな2Dアクションプラットフォーマー(メトロイドヴァニア)です。クレイトスを操り、兵士や怪物を倒しながら各地を冒険していきます。

メインの武器はスパルタ人がよく装備しているような一般的な槍と盾であり、まだブレイズ・オブ・カオスは手にしていません。少なくとも筆者が12時間ほどプレイした段階までは登場しませんでした。あくまで、一介のスパルタ人に過ぎず、宝箱も上から殴って破壊するようなことはせず、素直に開けます

戦闘は□ボタンで槍による攻撃、L1ボタンで盾による防御&パリィ、◯ボタンで回避というオーソドックスなスタイルです。そのうち「太陽の投石具」というパチンコも手に入り、遠距離攻撃も可能になってきます。

敵の攻撃についても、非常に割り切ったデザインで、く光る技は回避不能、く光る技は防御不能、黄色く光る技はガードブレイク、に光る技は回避も防御も不能です。これらの技を見切りつつ、敵にダメージを与えていきましょう。

敵にはHPの他に気力ゲージもあり、これをマックスまで溜めるとスタンし、△ボタンで大ダメージを与えることができます。

PS2時代の『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズに登場したメデューサやサイクロプスといった敵が出現し、なかなかノスタルジーを掻き立てられます。

しかし、ゴア表現はそこまでハードではなく、ブッ倒した感じはありません。流血こそしますが、敵を力任せに引きちぎっていたあの頃のクレイトスさんに比べると、やや味気なく感じてしまいました。まあ、若い頃のクレイトスなので大人になってからの残虐さを求めているわけではありませんが、せめて敵キャラクター固有のフィニッシュモーションくらいは欲しかったなと思ってしまいました。

一方で、ロアは豊富でした。登場人物や怪物、動物に神々まで、作中に登場するあらゆる存在について語られています。クレイトスさんが辛辣に切って捨てるコメントが目立ち、テキストのセンスもグッドです。

そして忘れてはならないのが、SIE発ゲームの醍醐味であるDualSenseのフィードバック。こちらに関しては申し分なしの出来で、回避すればブルブルッと震え、「太陽の投石具」を構えればヒュンヒュンッと風を切る音が聴こえます。PS5のコントローラー機能がお好きな方はぜひ体験してみてください。

改めて言いますが、メトロイドヴァニアとしての出来はほどほどで、可もなく不可もなくといった印象でした。各ロケーションの神殿を訪れ、今まで行けなかった箇所に行くためのアイテムを手に入れ、新しいロケーションへと赴く……。古典的ではありますが、ジャンルの常識に則ったしっかりした作りでした。逆に言えば、特に新しいフィーチャーはありません。

しかしながら、マップ上にマーカーを4種類しか付けられず、まだ行けないところと行き忘れているところとの差をつけづらいのは、賛否が分かれるところかと思いました。メインクエストの目的地こそ表示されますが、探索については良くも悪くも伝統的です。

そのほか、背景ビジュアルなのか乗ることができる足場なのかわからないポイントが多いなど、細かく気になる点はありましたが、全体的には良くできたメトロイドヴァニアであり『ゴッド・オブ・ウォー』の精神を感じる手堅いスピンオフ作品に感じました。デイモスとクレイトスのやりとりもシリーズにしては可愛らしく、本家とはまた違った味わいがあります。

『ゴッド・オブ・ウォー スパルタの申し子』はPS5にて配信中です。


《各務都心》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. ドラクエがローグライトRPGに!新作スマホゲーム『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』4月21日に配信決定

    ドラクエがローグライトRPGに!新作スマホゲーム『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』4月21日に配信決定

  2. 『勝利の女神:NIKKE』は今から始めても遅くないの?“ニケの入手しやすさ”“天井持ち越し”など、後発プレイヤーにも嬉しい安心設計

    『勝利の女神:NIKKE』は今から始めても遅くないの?“ニケの入手しやすさ”“天井持ち越し”など、後発プレイヤーにも嬉しい安心設計

  3. “リアル春麗”と話題の女性格闘家が凄い!百裂脚を“ガチ”で決める、ゲームさながらの足技に『ストリートファイター』ファンたち大注目

    “リアル春麗”と話題の女性格闘家が凄い!百裂脚を“ガチ”で決める、ゲームさながらの足技に『ストリートファイター』ファンたち大注目

  4. 『原神』新キャラクター「プルーネ」が公開!アリスに報復すべくナド・クライからモンドへやってきた、幼き魔女ハンター

  5. 激レアな限定色違いゲットの鍵はエリアとルート!「サステナビリティウィーク2026」重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

  6. 『遊戯王OCG』GX編に注目した特別パック「ラーイエロー」が予約開始!「ダークティラノ」「ハングドマン」など10枚が初OCG化

  7. ほのぼの田舎暮らしゲームのはずなのに…『ほの暮しの庭』登場キャラクター紹介も、なぜか一部が塗りつぶされていて不穏

  8. ピザーラが『鳴潮』とコラボか?「ザンニー」や「ダーニャ」らしき4人のシルエットで匂わせ

  9. ゲオはセールじゃなくても安い!『オクトラ0』が早くも4,398円に─『Lies of P』『HUNDRED LINE』が3,278円、『Fate/SR』『グラブル リリンク』『聖剣V』は1,628円

  10. 『原神』新キャラクター「ローエン」の立ち絵が公開!紳士的に見えてモンド随一の戦闘狂

アクセスランキングをもっと見る