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月の“儚さ”はどこから来る?『原神』「Luna IV」コロンビーナの前に知っておきたい“月神”知識【ゲームで世界を観る 特別編】

リリース記念シリアルコードも公開!

ゲーム PS5
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月の“儚さ”はどこから来る?『原神』「Luna IV」コロンビーナの前に知っておきたい“月神”知識【ゲームで世界を観る 特別編】
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HoYoverseの人気オープンワールドRPG『原神』向けに、最新アップデート「Luna IV」が1月14日に登場しました。

このアップデートでは、“月の少女”「コロンビーナ」(CV.Lynn)がピックアップされます。本記事では、彼女の物語を楽しむ前に、これまでの振り返りと、知っておくとさらに面白くなる「月神」の知識を交えたGame*Spark独自の考察をお届けします。

※本記事はプロモーションを含みますが、記事内に含まれる企画や構成、表現内容はGame*Spark独自見解のものであり、『原神』公式の見解ではないことをご了承ください。

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◆コロンビーナって何者?敵組織の元幹部、そして「月神」と呼ばれる重要キャラクター

※「Luna III」までのストーリー内容に触れるため、ネタバレが気になる方はご注意ください。

まずはコロンビーナがどういったキャラクターなのか振り返ってみましょう。初登場は2022年7月に公開されたPV「冬夜の戯劇」です。敵組織・ファデュイの執行官「ファトゥス」が一挙紹介されるなか、彼女もその1人、コードネーム「少女」として姿を見せました。

当時は「タルタリヤ」など一部を除き、PVに登場したファトゥスのほとんどが初公開。誰も彼もが謎に満ちた存在ではありつつも、敵幹部らしい油断ならない雰囲気が伝わってきました。そうした中で一際異彩を放っていたのがコロンビーナです。

死んでしまった仲間の棺に縋りつき、微笑みかけるような表情で歌を口ずさむだけ。他の執行官と比べ、コードネームを体現した純粋無垢な容姿や、何を考えているのかまったく分からないぼんやりとした様子に興味を引かれたのを覚えています。

あれから約3年、2025年9月の「Luna I」アップデートにて、ついにゲーム内へ初登場。これまでのストーリーで、何人かの執行官とは利害関係の一致から時に共闘することもあり、それぞれの信念や思想が描かれる中で、敵組織とはいえ一概に悪とは呼べない存在だと分かってきました。コロンビーナもどういった立場で登場するのか気になっていたのですが……。

待っていたのはファデュイを去ったことで、組織から指名手配されていること。そして彼女が「月神」と呼ばれる、ナド・クライ編における「テイワット七神」と同等の重要キャラクターだという、予想の斜め上を行く展開です。

◆コロンビーナが抱える“月神としての孤独”

月神は、遥か昔に栄えた国「ヒュペルボレイア」と、その末裔である民族「霜月の子」が信仰する神様です。古くは「月の三女神」と呼ばれていたのですが、戦争をきっかけに全員が死亡。月神の庇護を必要としていた民たちは、「新たな月神」の誕生を望み、日々祈りを捧げていました。そして本編から約500年前、月の少女「クータル」として誕生したのがコロンビーナです。

出会った当初の彼女は口数が少なく、発言もどこか達観していて要領を得ません。旅人とも距離を取っており、必要最小限の会話をこなすのみ。しかし、交友を重ねていくと素直でまっすぐ、落ち着いた性格をしながらも打ち解けた友人には冗談を言ったり、お茶目な行動を取ったりと、本来の好奇心旺盛で純粋な姿が見えてきました。

当初の冷え切った態度は初対面なのもありますが、その根源は月神として過ごしてきた人生にある模様。というのも彼女、生まれた直後は自身が月神という自覚はおろか、「自分がどういった存在なのか」すら分かっていなかったのです。

困惑する彼女をよそに、霜月の子たちが月神と崇めたことや、実際に強大な力を使えたこともあり、否応なしに月神としての役割を担うと決意。しかし、願いに応え続けるなかで民たちの期待も段々と過剰になっていき、自身の限界を超えた要求に応えられないと悟り、霜月の子を離れました。

その後、氷神の誘いを受けてファデュイに加入。「ここをもう1つの居場所だと思えばいい」と言われたものの、結局はファデュイも月神の力を欲するだけだと悟り、組織を去って今に至ります。

このように生まれた時から利害関係による交友しか築けなかったため、コロンビーナの心情には「居場所を貰うときは、それなりの代償を支払う必要がある」という考えが根付いており、他者と踏み込んだ関係を築けずにいるのです。

ストーリーを通じて感じ取れたのは、コロンビーナの「月神としての孤独」。周囲の期待から月神となった彼女ですが、その本質はごく普通の女の子です。特に考えなくやったことでも「月神だから」という理由で特別視されたり、民たちは信仰対象としてどうしても壁を作ってしまったり。

民たちが見ているのは「月神(クータル)としてのコロンビーナ」であり、彼女個人としては決して見られない、いわば行き過ぎた信仰心にコロンビーナも心を寄せることができなかったのです。

◆ナド・クライ編を通じて描かれた、コロンビーナの変化

ではコロンビーナは孤独なままなのかと言われれば、そうではありません。旅人やその仲間たちと出会い、冒険や思い出を重ねていく中で、彼女の心に変化が現れました。

損得勘定なしで対等に接してくれる仲間の存在のほか、コロンビーナを狙う強敵「月の狩人」レリルとの戦いで、執行官の同僚で比較的仲の良かった「傀儡」サンドローネや「召使」アルレッキーノが力を貸してくれたことで、執行官時代は地位ありきの助け合いだと思っていたものの、組織を抜け指名手配されている自分を「友達」として助けてくれたことから、過去の認識は間違っていたと気づいたのです。

その後も色々なことを経験し、仲間に自分の気持ちを伝えることも大切だと学んだり、「仲が良い」とはどういうことかをより深く知ったり。気づけばコロンビーナは、当初の遥か遠くにある月のような存在ではなく、そばにいる友達となっていました。

しかし、ここで1つ問題が起こります。「月の三女神」が亡くなった戦争の影響で、月神の力がテイワットから拒絶されており、コロンビーナは日に日に弱っているのです。このままでは死んでしまうため、テイワットから隔絶された「月」に帰らなければなりません。

直近の「Luna III」アップデートで描かれたのは、まさにそのお別れシーン。最後に月神を祀るお祭り「祈月の夜」へ一緒に参加し、仲間たちと屋台や名物を満喫。最高の思い出や、仲間たちから贈られた寄せ書きを手に「ありがとう。テイワットでいちばん楽しい夜だった」と感謝を伝え、月へと帰っていきました。

少し寂しくも素敵な幕引き……だったのですが、それを全てぶち壊したのがこの男、ファトゥス第二位「博士」ドットーレです。自身の研究のために月神の力を手中へ納めるべく、コロンビーナが月へ帰るための仕掛けに細工をし、その帰還を妨害。彼女は一時的に囚われの身となったのです。

危機的状況の中、コロンビーナは「博士」から利用されることを避けるため、謎の空間につながっている「月の扉」を開き、その中に身を投じてしまいました。最後は「月の扉」の中で、コロンビーナの姿が消滅する衝撃的なシーンが流れ、ストーリーは幕を閉じました。

◆「Luna IV」ではどんな展開が待っているのか?

全プレイヤーのヘイトが「博士」に向かっているといっても過言ではない現状。次回「Luna IV」アップデートでは、ナド・クライの仲間やサンドローネ、アルレッキーノたちも一致団結し、コロンビーナを救うべく「博士」との決戦に挑むストーリーが描かれます。「博士」は新たなボスとしても登場。ようやく彼をボコれる時がやってきました。

ただ1点気がかりなのは、たとえコロンビーナを救えたとしても、彼女が月へ帰らなければいけない問題は解決していないこと。ここまで来たのならば、コロンビーナとお別れせずに済む展開を期待したくなります。

「Luna IV」ではコロンビーナがプレイアブル実装されるうえ、彼女との交友コンテンツ「伴月紀聞」もまだ終わっていないわけで、メタ的に考えるとこの問題もどうにかなるはず。

最新ストーリーでは、旅人に新コスチュームの追加と能力の覚醒フラグが立っており、パワーアップした力でなんとかするだとか……。そもそも「月の扉」がまだ謎であり、中には「月の狩人」レリルや「ソリンディス」も飛ばされた描写があるため、2人が何かしらの活躍をしたりなどの展開も予想されます。

また、プレイアブルキャラクターとしてのコロンビーナにも注目。全ての月反応を発動できる特殊性や、それぞれの月反応に強力なバフを付与できる、いわば月反応特化型のサポーター。弾むように歩く独自の移動モーションや、閉じられていた瞳がついに開眼する元素爆発演出など、さらに魅力の増した彼女を堪能できます。

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◆「Luna IV」前に知っておきたい。ゲームで世界を観る 特別編:「月神」

現在『原神』で展開している「Luna」バージョンの物語は、タイトル通り「月」の力を巡る物語が繰り広げられます。その鍵を握る捉えどころの無い少女「コロンビーナ」が「Luna IV」アップデートによってバトルメンバーに加わり、クライマックスに向けていよいよ動き出します。ここからは、Game*Spark独自の考察をお届けします。

『原神』におけるコロンビーナのモチーフは彼女の別名「クータル」から、フィンランドの叙事詩「カレワラ」の月神クー(クータル)と思われます。「カレワラ」に描かれた月に関する物語は主に天地創世と、極夜を連想させる月と太陽が幽閉される話です。叙事詩の舞台となるカレワラの地と敵対していた、北方ポポヨラの地に棲む魔女ロウヒが月と太陽をカレワラから連れ去り、それを叙事詩の主人公ワイナミョイネンが救出する、と言う筋書き。「カレワラ」自体は近代化が進んだ19世紀に編纂されたもののため、古来の伝承とは異なることに注意は必要ですが、フィン民族に受け継がれてきた自然観を垣間見られます。

月は太陽に比べて一歩引いた「二番手」「陰」のイメージがあり、神格化されても比較的穏やかな印象の造形になることが多いですが、一方で荒ぶる魔の力として忌避される面もあり、静と荒、その二面性に人々は惹き付けられてきました。

月の天文的な性質としては「地球全体で観測できるうち2番目に明瞭な天体」であること。第一は当然昼間を明るく照らす太陽ですから、必然的に月はその対となる存在へと当てはめられます。昼間に光と熱を与える太陽、夜間に冷却と露をもたらす月(月が見える晴れの夜は特に冷えやすい)。月の色は空気中の湿度の変化でも変化が生まれ、翌日の雨を予報するシグナルとしても利用されました。日常生活に最も影響が大きく、科学的な機能も対照的な二つの天体は、よほど深い森でない限り必ず人々の観測対象となります。

継続的な月の観察を行っていくと、月は潮の満ち引き、月齢の変化など太陽に比べてサイクルの短い変化と結びつき、尽きることのない生死の繰り返し=永遠の命を想起させます。東南アジアから琉球、宮古島にかけて、「月の神が人間に不死の力を与える水をかけようとしたが、失敗して逆の性質の水をかけてしまい、人間は死の性質を受け、特定の動物に蘇りの性質が与えられた」という民話の類型があるようです。

月岡芳年 - http://www.muian.com/muian04/04yoshitoshi05099.jpg, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12138160による

神仙思想の影響がある東アジアでは、星空は仙人の住まう場所とされることが多く、月は仙人の力である不死と結びつけられます。有名な中国の伝説「嫦娥奔月」では、西王母から不死の霊薬を盗んだ嫦娥が月に逃げ延び、月の宮殿に隠れ住んでいると言われています。月に招かれた玄宗皇帝の逸話など、人間の地上界と仙人の月宮が交流する伝承が中国古典に多く書かれています。

日本でも満月の光を受けた清水には不死の霊薬と同等の霊力が宿るとする習慣がいくつかあります。京都鞍馬寺での「うえさく祭」では参拝者に水を配り、正月に水を汲む「若水」の行事も旧来は月との関連があったと指摘されます。日本で書かれた文学「竹取物語」はそうしたアジア圏に於ける月のイメージから着想を得たのかも知れません。

東京都立中央図書館 デジタルアーカイブより引用 https://archive.library.metro.tokyo.lg.jp/da/detail?tilcod=0000000003-00007729

農耕を主とする民族では月を女神とする傾向がある、とする説もあります。「一ヶ月」というくらいですから、月の満ち欠けの30日周期は短期的な目安としてはちょうど良いですが、太陽基準の一年と毎年11日ほどずれが生じます。種まきなどの農作業はそれだけ大きくずれると影響が大きいので、絶対的な基準は夏至と冬至が観測できる太陽に置き、暦を司る権力者になりやすい男性と結びつきやすいと考えられます。

東アジアの月見の習慣は中国の中秋節(八月十五夜)をベースに広まり、日本には遣唐使を通じて伝来しました。江戸期になると月は仏教の観音菩薩と関連が生まれ、「二十六夜」など特定の月齢を集めた仲間と共に拝む「月待講」という風習も生まれました。(高輪廿六夜)

その一方で、平安期には月を見ることが「忌み」とされ、特定の日、中国から伝来した十五夜とその一月後の十三夜(後の月、栗名月)以外に見ると災いがあると信じられていました。京都ではその両方を見ないと縁起が悪い「片月見」となってしまいます。

日が短くなる冬、一部地域では日が出ない極夜において最も頼る光源ですから、日中の「動」と対比して「静」の性質を与えられやすく、月は普段遠くから見守る穏やかな印象です。しかし時折「日食」「月食」という天変を起こすことから、太陽神や月神が隠れるなどの凶兆は、神話伝承において必ずと言って良いほど登場するモチーフです。北欧では二頭の狼「スコル」「ハティ」(またはマーナガルム)が太陽神ソールと月神マーニを呑み込む、すなわち日食と月食が起きると世界の終末ラグナロクの合図とされました。日食も月食も人間の一生であれば見られる機会は十分にあるので、ただの言い伝えだけではない「目に見える災い」として恐れられてきたのです。

ギリシャの魔術においては、月の女神ヘカテーを呪いたい相手へけしかけることで攻撃を成就させますが、逆に術者自身がヘカテーの怒りを買うこともあり、激しい気性を御することが魔術の鍵なのです。

コロンビーナを捕らえたドットーレは魔女ロウヒとも重なり、「Luna IV」アップデートでその魔の手からコロンビーナを取り戻す戦いへと突入します。ナド・クライを巡る策謀を果たして旅人たちは止めることができるでしょうか?

◆「Luna IV」リリース記念のシリアルコード公開中!

『原神』「Luna IV」のリリースを記念して、現在ゲーム内アイテムがもらえるシリアルコードを公開しています。こちらの交換がまだの方は、期間中にぜひチェックしてみてください。

「Luna IV」リリース記念シリアルコード:TSUKINOARIKAE

※シリアルコードを使用すると、以下のゲーム内アイテムを獲得できます。

大英雄の経験*2,モラ*20000,仕上げ用魔鉱*5,月落銀*5

※このシリアルコードは2026年1月2日00:00-2026年2月23日23:59(JST)の期間で有効です。

※このシリアルコードはAmerica、Europe、Asia、TW/HK/MOサーバーにのみ使用可能です。

※同一のシリアルコードは1回のみ使用可能です。また、同一キャラクターは同じタイプのシリアルコードを繰り返し使用することはできません。

『原神』ダウンロードはコチラから!

『原神』はPS5/スマホ/PC/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中(※PS4版の新規ダウンロードは終了しています)。最新バージョン「Luna IV」も、現在リリースされています。

《Skollfang》

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