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「ピカチュウ」が巨乳ケモッ娘になりかけていた!?海外ローカライズ裏話が時を超えて注目

筋肉ムキムキだったとの発言も?色々凄そうなアメリカナイズド・ピカチュウ

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「ピカチュウ」が巨乳ケモッ娘になりかけていた!?海外ローカライズ裏話が時を超えて注目
  • 「ピカチュウ」が巨乳ケモッ娘になりかけていた!?海外ローカライズ裏話が時を超えて注目

2025年、今や世界的コンテンツとして名を馳せている『ポケットモンスター(ポケモン)』。ビデオゲームとしてだけではなく、カードやアニメ、そしてグッズ的な観点でも成功を収めています。

そんな『ポケモン』を代表するマスコットの「ピカチュウ」に関して、海外向けにローカライズされる際、“大きな胸を付けられそうになった”という裏話が海外で話題になっているようです。

筋肉ムキムキだったとの発言も?色々凄そうなアメリカナイズド・ピカチュウ

今回話題が取り上げられたのは海外掲示板Redditの“Today I Learnedコミュニティ”です。本コミュニティでは最新のものから昔のものまで、ユーザーがその日に学んだ様々な知識が共有されています。

そこであるユーザーが「アメリカ向けに『ポケモン』がローカライズされる際、米任天堂スタッフがキャラクターのリデザインを提案。その中には大きな胸がある虎のようなピカチュウも含まれていた」という裏話を共有しました。他ユーザーからは「アメリカの経営陣はいつも滅茶苦茶なアイディアを考えている」など当時のスタッフに呆れる意見や、アメリカのアニメ「サンダーキャッツ」に登場する女性獣人「チータラ」を連想する声も寄せられています。

しかし大元のソースが日本スタッフの発言なのもあってか、この裏話を共有したユーザーは後に “誤訳の可能性”を指摘。今回の裏話を掲載しているWikipediaやTime誌の記事は元になった発言を“chest(胸部)ではなく“huge breasts(大きな乳房)と訳していますが、日本語における「胸」という単語は“胸部”と“乳房”の両方を意味しているので、翻訳ミスがあった可能性は捨てきれません。

そこで大元になった発言を調べてみると、かつて任天堂の公式サイトに掲載されていた、シリーズ生みの親である田尻智氏と、株式会社ポケモンの現CEO石原恒和氏による『ポケモン 金・銀』時代の対談インタビューを発見。こちらでは両者の出会いから経歴などが語られており、その中で海外でのローカライズにも言及されています。

石原氏によると、ポケモンをアメリカのスタッフに見せた際に“Too Cute(可愛らしすぎる”と)言われ、ピカチュウのキャラクター案として「トラ猫のような形で、胸が大きい」イラストを見せられたそうです。

この時点ではまだ“胸部”とも解釈できますが、そこから続けてインタビュアーが「コミケでピカチュウのコスプレしてる女の子みたいな感じですか(笑)。」と尋ねると石原氏は肯定。そのため、これは誤訳では無く“女性的な胸”と考えられます。

一方、実は2008年の任天堂の決算説明会で当時社長の岩田聡氏が海外に『ポケモン』が持ち込まれた際の話として、「筋肉ムキムキにしたピカチュウの絵」が送られてきたエピソードを披露。仮に岩田氏と石原氏が言及した出来事が同じものだった場合、両者の発言に矛盾があるように見られますが、当時送られた“ピカチュウが筋肉ムキムキの大きな胸の女の子”だった、または“ピカチュウのイラストが複数パターンあった”とも考えられます。


《ケシノ》
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