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『デス・ストランディング2』は前作未経験者でも安心の丁寧な作り!オンライン遮断でリアルに「分断」も味わった初心者配達体験記

『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』はかつてないほどの音楽による没入感と圧巻の画質!

ゲーム プレイレポート
『デス・ストランディング2』は前作未経験者でも安心の丁寧な作り!オンライン遮断でリアルに「分断」も味わった初心者配達体験記
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前作をほとんどプレイしていない筆者でしたが、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』のコードを株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントから提供を受け、先行プレイする機会をいただきました。さらに、別件で先行プレイ期間中に小島秀夫監督本人にインタビューする機会にも恵まれ、本作への思い入れを実感する場面もありました。

本稿では、クリア後の視点から、ストーリーのネタバレなしで本作のレビューをお届けします。結論から言うと本作は、シリーズ未経験者を含め、すべてのPS5ユーザーにおすすめできる傑作です。

前作未プレイでも置いてきぼりにしないストーリー

まずストーリーは非常に分かりやすい内容でした。前作『DEATH STRANDING』は難解な物語として知られています。しかし今作は、ゲーム開始時に前作のおさらいが用意され、ゲーム内には用語集“コーパス”も完備されています。これにより、キャラクターの背景や“カイラル通信”といった本作独自の世界観に関する謎がいつでも確認でき、物語への理解を深めることができました。さらに、旅を共にする相棒“ドールマン”が、作中の現象をリアルタイムで解説してくれるため、物語に詰まることはありませんでした。

今作の主人公サムは、配達はソロで行うものの、基本的にチームで動きます。母艦であり家でもあるDHVマゼラン号に集うメンバーはそれぞれが傷を抱えながらも、互いを大切にし合う「家族」のような繋がりが心地よく、不快に感じるキャラクターは一人もいませんでした。

結果的に、ストーリーでつまずくことも味方に苛つくこともなく、最初から最後まで爽快に進められました。

6年遅れで沁みる配達中毒の味わい

ゲームプレイの根幹である「荷物の配送」は前作から変わりません。そのため本作ならではの革命的な新しいゲームプレイではなく、前作から続く正統進化という作品になっているようです。 特に前作では不満点にあげられていた序盤の単調な点が解消され、序盤から出来ることが多く、乗り物も早期に手に入るため、移動のストレスはほとんど感じません。

ストーリー進行を忘れて、インフラ整備に夢中になるほど、荷物を運ぶ行為そのものが純粋に楽しかったです。DualSenseのアダプティブトリガーとハプティックフィードバックもサムの配達の没入感を高めてくれ、苦しい配達を終えたときは一種の快感すら覚えました。 前作から遅れること約6年、ついに筆者も配達中毒者の仲間入りです。

「繋がり」と「分断」を経験したからこそ分かる繋がりの大切さ

本作のテーマの一つが「繋がりと分断」です。先行プレイ中は他のプレイヤーが設置した建築物に助けられ、オンラインでなくとも確かな「繋がり」を感じられました。

ところが、先行プレイ期間中にマルチ用サーバーがクローズし強制的にオフライン状態にされました。 このオフライン期間はもともと告知されていたものですが、1週間もの間突然繋がりを絶たれた瞬間は絶望しました。

攻略途中でオフラインになってしまった為、他のプレイヤーの痕跡が一切ない世界でインフラ整備を全て一人で行う孤独は、まさにゲームのテーマである「分断」を体感させる強烈な体験でした……。

今は正式リリースにあわせてマルチ用サーバーが復活し、筆者が孤独に整えていたインフラを他のプレイヤーが使用する事に通知が鳴り響くのは得も言われぬ快感です。 強制オフラインを経験したからこそさらに実感できるオンラインの繋がりの温かさ。

他のゲームと異なるリロードボタンに困惑

ゲーム全体が洗練されている中で、戦闘システムだけは少し荒削りに感じました。特に銃のリロードが丸ボタンに割り当てられており、同じボタンに設定されている近接攻撃が暴発する場面が多々ありました。一般的なアクションゲームではリロードが四角ボタンに割り当てられることが多いため、オプションでボタン配置を変更できれば、このストレスは大きく軽減されるだろうと感じます。ところが本作にはボタンコンフィグもないのでどうしようもない点は残念でした。

しかし、本作は戦闘を強制されません。強制ボス戦以外はすべて回避可能で、どうしても勝てない場合はボス戦自体をスキップする選択肢まで用意されています。戦闘のアプローチ方法もプレイヤーの自由、戦うか戦わないかもプレイヤーの自由。 プレイヤーに多くの選択肢を与える、非常に親切な設計です。

かつてないほどの音楽による没入感と圧巻の画質

本作の最も素晴らしい点は、DECIMAエンジンが描き出す圧倒的なグラフィックと、最高の没入感を生み出す音楽体験にあります。小島監督が「音楽はゲームの80%を占める」と語る通り、音楽へのこだわりは凄まじいものがありました。プレイヤーの行動に応じて曲調がリアルタイムに変化する“プロシージャルミュージック”が採用されており、長い配達の末に目的地が見えてきた瞬間に、美しい景色と完璧なタイミングで音楽が流れ出す演出は、鳥肌が立つほど感動的でした。

その音楽を際立たせるのがDECIMAエンジンと開発スタッフが作り出したグラフィック。 筆者は近代のレイトレーシングによる画質を追求しすぎた結果、パフォーマンスを大きく犠牲にしてしまう傾向には疑問を超えてちょっとしたアンチにもなっています。ところが、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』はレイトレーシングを使わずとも圧巻のグラフィックを生み出しています。

PS5とPS5 Proそれぞれでプレイしましたが、これほどの画質をベースモデルのPS5で体験できるとは思っておらず、プラットフォーム独占の強みをまざまざと見せつけられました。 今後のグラフィック比較の話題になると必ず『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は参考タイトルの一つに名前が上がるでしょう。

シリーズ初体験でしたが、『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』は心の底から楽しめました。難解な要素は前作に置き、分かりやすさと考察の余地を両立させた見事な物語。戦闘に少し不満は残るものの、それを補って余りある配送の楽しさと小ネタ、圧倒的なグラフィック・音楽体験は、まさに「傑作」と呼ぶにふさわしいものでした。

トロフィーに全く興味を示さない筆者が、自ら進んでプラチナトロフィーを取得しようと思った初めての作品でした。 いつか、時間が許す時に前作『DEATH STRANDING』もプレイします。

  • こんな人におすすめ

    • 『DEATH STRANDING』シリーズに興味はあったが、手を出せずにいた人

    • 美しい世界をじっくり旅するようなゲームが好きな人

    • コツコツと何かを達成していくことに喜びを感じる人

    • 映画のような濃密な物語体験をゲームに求める人


《いーさん》
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