人生にゲームをプラスするメディア

『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ

長い歴史を持つ『真・女神転生』シリーズとは、どんな歩みを重ね、人気を博してきたのか。その魅力や背景に迫ります。

ゲーム 特集
『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ

■シリーズのゲーム性は、『真・女神転生III NOCTURNE』で更に飛躍する

いくつかの特徴的なシステムは、『デジタル・デビル物語 女神転生』時代にその基礎が作られました。ですが、『真・女神転生』シリーズが展開する中で生まれた新システムも数多くあります。

その代表例ともいえるのが、『真・女神転生III NOCTURNE』(2003年発売)に初めて実装され、以降のシリーズ作にも継承されている「プレスターンバトル」です。

当時は多くのRPG作品が、ターン制のコマンドバトルを採用しました。コマンドバトルはアクション要素がないため、世代を問わず楽しめるといった優れた特徴を持ちますが、一方で単調になりやすいといった指摘もあります。

もちろん開発側は、単調にならないコマンドバトルを模索し、作品を通じて新たな試みや戦略性を提示してきました。その試みが成功した作品もあれば、理想に届かなかった作品もあり、よりよりコマンドバトルを生み出す道のりは一筋縄ではいきません。

そうした時代の中、『真・女神転生III NOCTURNE』に搭載された「プレスターンバトル」は、シリーズファンはもちろんRPGユーザーにも大きな衝撃を与え、非常に優れたシステムとして高く評価されます。

「プレスターンバトル」を簡単に説明すると、敵の弱点を突いたり、攻撃でクリティカルが発動するといった「有利な条件」が起きると、味方の行動回数が増える──という仕組みです。

クリティカルのように確率が絡むものもありますが、敵ごとの弱点は固定されているので、「敵のデータ」と「弱点を突く攻撃方法」を事前に押さえておけば、その敵と戦う時は“行動回数の増加”を確定で狙えるようになります。

例えば、4人パーティの全員が弱点を突いた場合、行動回数は一気に跳ね上がり、1ターンで8回もの行動が可能になります(弱点を突く4回行動+増加した4回分)。こちらの行動が全て終わるまでターンが経過しないので、怒涛の攻撃を繰り出し続けることも可能です。

「プレスターンバトル」は、「弱点を突く」という従来の戦略的要素に、「行動回数を増やす」という圧倒的なアドバンテージを与えるものでした。その結果、勝利を掴むための有用な戦術となったのはもちろん、“一方的に攻撃する”という状態そのものが非常に心地よく、プレイヤーが積極的に狙いたくなる魅力的なシステムとして結実しました。

ちょっとくだけた表現になってしまいますが、「ずっと俺のターン」というネットスラングがあります。「プレスターンバトル」はまさしくこの状態そのもの。コマンドバトルに新たな革新をもたらした、と言っても過言ではないほどです。

ちなみに「プレスターンバトル」は、敵側もこのシステムの恩恵を受けることができ、パーティの編成次第で「敵の行動がどんどん増えていく」「ずっと敵のターン」という事態に陥ることもあります。

プレイヤーだけが有利ではないからこそ、戦いに緊張感が生まれ、ゲームシステムへの理解を能動的に深めたくなる。そうしたプレイ意欲の向上に繋がる点も、「プレスターンバトル」が持つ素晴らしい魅力のひとつでしょう。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『プラグマタ』のディアナ、なんとVTuberデビュー!ホロライブ・兎田ぺこらの動画にコラボ出演

    『プラグマタ』のディアナ、なんとVTuberデビュー!ホロライブ・兎田ぺこらの動画にコラボ出演

  2. 40名以上のホロライブメンバーが村人に!新作スローライフRPG『ぷちホロの村 - 剣とお店と田舎暮らし』本日4月24日リリースー兎田ぺこら、宝鐘マリンなど3期生の「きゅるるん衣装」セットもDLCで販売

    40名以上のホロライブメンバーが村人に!新作スローライフRPG『ぷちホロの村 - 剣とお店と田舎暮らし』本日4月24日リリースー兎田ぺこら、宝鐘マリンなど3期生の「きゅるるん衣装」セットもDLCで販売

  3. 『ポケモンZ-A』『ファンタジーライフi』『デジモン タイスト』が3,278円!『エルデンリング』『P5R』は2,728円─ゲオ店舗&ストアのゲームセールは4月25日から

    『ポケモンZ-A』『ファンタジーライフi』『デジモン タイスト』が3,278円!『エルデンリング』『P5R』は2,728円─ゲオ店舗&ストアのゲームセールは4月25日から

  4. 『ゼンゼロ』ついに「初代虚狩り」がメインストーリー参戦を匂わせ!新たな装いの「スターライト・ビリー」や、星見雅に和風な新コスチュームも実装

  5. 「産んでくれてありがとう」「戦争がなくなる」『バニーガーデン2』のSteamレビューがカオスすぎるのに、わかりみが深かった

  6. 『あつまれ どうぶつの森』をリアル体験! 魚釣り、星空観察、DIYなどが楽しめるイベントにワクワクする

  7. すべて2,000円以下!『エンダーマグノリア』1,802円や『ホグワーツ・レガシー DE』1,646円、最新作控える『エスコン7』は1,320円に【PS Storeのお薦めセール】

  8. HoYoverse新作『崩壊:ネクサスアニマ』新キャラクター先行公開!小規模な「秘密保持テスト」の参加者募集も開始

  9. 『スプラトゥーン レイダース』希望小売価格が公開。スイッチ2専用ソフトにしては比較的低価格に

  10. 全て最安値更新!レビュー4万件超え&「非常に好評」の名作ADVが1,309円、続編発表の『ドラゴンボール ゼノバース2』DX版もお得価格に【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

アクセスランキングをもっと見る