人生にゲームをプラスするメディア

「難易度設定」もう古い?ソニーが自動難易度調整機能の特許を申請―『バイオ4』や『L4D2』からの類似技術の流れに新たな波来るか

難しすぎるときも、簡単すぎるときも、プレイヤーに最適な体験が?

ゲーム ニュース
「難易度設定」もう古い?ソニーが自動難易度調整機能の特許を申請―『バイオ4』や『L4D2』からの類似技術の流れに新たな波来るか
  • 「難易度設定」もう古い?ソニーが自動難易度調整機能の特許を申請―『バイオ4』や『L4D2』からの類似技術の流れに新たな波来るか
  • 「難易度設定」もう古い?ソニーが自動難易度調整機能の特許を申請―『バイオ4』や『L4D2』からの類似技術の流れに新たな波来るか

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが12月7日、ゲームの難易度調整に関する特許を申請していたことがわかりました。

もはや難易度設定いらず?

この特許は、ユーザーの腕前に基づいて難易度をリアルタイムで調整するというものです。例えば、敵の大群を倒したら敵の強さがパワーアップ、しかし特定のアクションが苦手な場合はその部分だけ難易度据え置き……というように、自然な難易度曲線を実現できる技術です。

SIEによれば現在のゲームは難易度が定まりきっており、敵とチャレンジのバランスが悪いそう。難しすぎて進めないという場合に対処できるだけでなく、簡単すぎて退屈な部分を調整したり、苦手な特定タイプの敵だけゆるやかな難易度上昇にしたりといったものが期待できそうです。

過去には似た技術も

『バイオハザード4』

なお、これと似た技術は過去さまざまな作品で実装されています。『クラッシュ・バンディクー3』ではミス回数に応じてチェックポイント木箱の追加などの調整、『バイオハザード4』ではゲームオーバー回数に応じて敵の強さや弾薬のドロップが調整、『Left 4 Dead』ではプレイヤーの行動や戦闘の成績に応じてイベントや難易度がリアルタイムに調整されます。

SIEのものがこれらからどのように発展するのか、またどのタイトルに導入されるかなどはまだわかりませんが、より自然な難易度調整はプレイヤーに良い体験をもたらしそう。実際に導入されたゲームの登場に期待です。


PlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
¥59,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
PlayStation 5(CFI-2000A01)
¥66,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 早くも半年が経った「スイッチ2」の“今”─売れ行きは? もう買えるの? 販売実績から動向まで、6ヶ月の歩みを振り返る

    早くも半年が経った「スイッチ2」の“今”─売れ行きは? もう買えるの? 販売実績から動向まで、6ヶ月の歩みを振り返る

  2. 『ポケモンZA』道具セットをもらえる“あいことば”公開!「げんきのかたまり×5」など3アイテムを収録

    『ポケモンZA』道具セットをもらえる“あいことば”公開!「げんきのかたまり×5」など3アイテムを収録

  3. 今年取り逃がしたポケモンを集めるビッグチャンス!「コミュデイ2025」重要ポイントまとめ【ポケモンGO】

    今年取り逃がしたポケモンを集めるビッグチャンス!「コミュデイ2025」重要ポイントまとめ【ポケモンGO】

  4. 『カービィのエアライダー』「3D酔い」の影響を調査、第1位は“過半数”の圧倒的多数!酔わなかった人の割合や「酔い対策」の恩恵も判明【アンケ結果】

  5. 『オクトラ0』の冒険が楽になる!「逃げる」と「ねだる」で戦力増強、ブーストは「盗む」も強化など、序盤の“お役立ち小ネタ集”

  6. 『ポケモンZA』追加コンテンツ「M次元ラッシュ」の続報が本日12月2日23時に公開!新たな“メガシンカ”発表にも期待

  7. 『崩壊:スターレイル』Ver.3.8で「ダリア」が新実装!ホタル、サンデーなど総勢5キャラクターも復刻

  8. 『モンハンワイルズ』1,958円、『FF16』『グレイセス エフ リマスター』『P5R』『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』は全て2,178円! ゲオ店舗のセールを実地調査

  9. 『勝利の女神:NIKKE』「クイーン002」は既に登場していた!? “ニケ創造の謎”に迫る展覧会や地上コンテンツなどをリード・ルー氏に直撃【インタビュー】

  10. 「ホロライブ」のカバー、2割減益の裏に「成長痛」としての在庫評価損―TCG・ゲーム事業の進捗と下期の勝算は【ゲーム企業の決算を読む】

アクセスランキングをもっと見る