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これがもう一つの『FFVII』リメイク。“3つの物語”を描く『FFVII エバークライシス』プレイレポ―アレンジされたお馴染みのATBは戦略性と間口の広さを両立

『FFVII』や『FFVIICC』、そして完全新作の『FFVIIFS』、3本のストーリーで『VII』世界を深く描く『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』。CBTに参加したプレイ体験を通じ、その魅力の一端をお届けします。

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これがもう一つの『FFVII』リメイク。“3つの物語”を描く『FFVII エバークライシス』プレイレポ―アレンジされたお馴染みのATBは戦略性と間口の広さを両立
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■『FFVII』と『FFVIICC』に手軽にアクセスでき、新ストーリー『FFVIIFS』への期待も高まる

本作の主軸は、前述のバトルとそれに関わる育成要素、そして何より大事なのが「ストーリー」でしょう。冒頭で述べた通り、本作では『FFVII』、『FFVIICC』、『FFVIIFS』の物語がそれぞれ展開していきます。

それぞれの物語はクエスト形式で構成されており、各クエストをクリアすることで次のクエストが出現。クエストには、物語とバトルが組み込まれているほか、場合によってはマップ上を移動するフィールド型のクエストもあります。

例えば『FFVII』の場合、原作と同じく“壱号魔晄炉の爆破”を目指すミッションから始まります。バトルやCGムービーでは頭身の高いスラリとしたキャラクターが活躍しますが、フィールド上では4~5等身ほどのデフォルメされた姿に。この組み合わせ自体は、オリジナル版と同じなので、懐かしく感じる方もいることでしょう。

ただしデフォルメと言っても、キャラモデルの出来栄えは現代に即したレベル。手抜き感はなく、デフォルメながら特徴を掴んだ優れたデザイン性を保っています。また、フィールド上で会話を交わすと、テキストウィンドウの右側のバストアップのキャライラストを表示。ムービーやバトルでは迫力が増す高い等身、フィールド上では判別しやすいデフォルメモデル、そして発言者をイラストで示すなど、用途に合わせた使い分けがプレイヤーの理解度を助けてくれます。

しかし各作品の物語を体験できるとはいえ、『FFVII』と『FFVIICC』における全シーンが用意されているわけではありません。『FFVII』なら、列車で乗り込むシーンから始まるものの、壱号魔晄炉の爆破地点に辿り着くまで、全体的な工程はかなりショートカット気味。ですが、「あんた達の名前なんて興味ないね」やウェッジが逃げ道を確保するといった、要所要所のシーンは押さえられているので、物語の把握に困ることはなさそうです。

爆破後も、ジェシーを助けて脱出を目指したり、エアリスと初めて出会うやりとり、クラウドとティファの会話や幼い頃に交わした約束の回想など、思い出に残る場面は本作にもしっかりと取り込まれています。

これは『FFVII』パートだけでなく、『FFVIICC』も同様。アンジールの指示によるシミュレーションでの訓練で幕を明け、ジェネシスの失踪、ウータイへの侵攻など、いずれも要所を押さえつつ、スピーディに『FFVIICC』の物語が再現されていました。

アンジールの「剣よりもおまえのほうが大切だ。ほんの少しな」も、デフォルメキャラながらしっかりと実演。『FFVIICC』のプレイ経験がある方は懐かしく、そして初めて触れる人でも物語の核心を問題なく追いかけることができるでしょう。

そして、誰にとっても初めての体験になるのが『FFVIIFS』の物語。これまで語られることのなかった“セフィロスの若かりし頃”が描かれるため、ファン・新規ユーザーともに同じ地点から全く新しいストーリーを新鮮な気持ちで楽しめます。

CBTでも『FFVIIFS』の一部に触れられましたが、誰にとっても新しい物語。その魅力を奪わないため、今回はその内容に言及しません。ですが、この物語が『FFVII』世界への理解度を更に深めてくれる……そんな予感も覚えたCBT体験になりました。


本作はRPGなので、敵を倒してレベルアップするほか、キャラや入手した武器を強化する育成要素もたっぷり用意されています。ちなみに本作は、基本無料のアイテム課金制ですが、いわゆるガチャの要素は(今のところ)武器や衣装のみ。プレイアブルキャラクターは全員使える状態だったので、「あのキャラで遊びたいのに、手に入らない……」と嘆く必要はなさそうです。

余分な肉を削ぎ落し、しかし駆け引きや判断力は求められ、RPGにおけるバトルの醍醐味を確保。一方で、慣れていないユーザーや気楽に遊びたい気分にうってつけの「オートバトル」も用意するなど、間口を広げる熱意も伝わってきます。

そして、CBTだけではまだ全容が掴めないとはいえ、『FFVII』や『FFVIICC』の物語へ手軽にアクセスできるのは、大きな魅力のひとつです。『FFVII』の世界は奥深く、そしてリメイク版の展開で更なる発展も遂げているので、本作が世界全体を理解する一助となるかもしれません。特に『FFVIIFS』の存在は、注目度が高まる気配を覚えます。

純粋に『FFVII』ワールドを堪能する、世界をより深く知る道筋として触れる、完全新作のストーリー『FFVIIFS』を目当てにプレイするなど、プレイヤー側も様々な理由で遊べる『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』。今後の活躍への期待を込め、正式サービスの開始が待ち遠しいばかりです。

(C) SQUARE ENIX Powered by Applibot, Inc.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / CHARACTER ILLUSTRATION: LISA FUJISE
※画面は開発中のものです。

《臥待 弦》
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