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「不撓不屈のライジングガール」咲乃もこ―才能を磨きつづけて「FPS女子」から「麻雀女子」へ【バーチャルタレント名鑑】 

今回紹介するのは、「不撓不屈のライジングガール」咲乃もこさんについてです。

配信者 VTuber
「不撓不屈のライジングガール」咲乃もこ―才能を磨きつづけて「FPS女子」から「麻雀女子」へ【バーチャルタレント名鑑】 
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VTuber~バーチャルタレントシーン~のなかには、「このゲームでやっていく!」と決めた専門家が多数存在します。先行して登場していたYouTuberやストリーマーらに習った活動ともいえますが、現在では「専門VTuber」として多くの期待が寄せられ、印象的な活躍をみせています。

その中でもここ数年で注目を集めるゲーム専門家というと、「麻雀」を思い浮かべる方は多いかもしれません。2018年夏に発足したMリーグがABEMAを通して全試合配信されてきましたが、このタイミングはちょうどVTuber(バーチャルタレント)が盛り上がりをみせていた頃と一緒。それに合わせて、麻雀を愛する雀士たちが何人か活動をスタートしていきました。



ここ数週に渡ってご紹介してきた千羽黒乃さん、鴨神にゅうさんの2人は、2018年のデビュー時から「専門VTuber」として配信・大会などでしっかりとした力を見せつけ、徐々にリスナーの注目を集めていった2人でもあります。

ですが今回ご紹介するのは、「麻雀は好きなゲームのひとつ」にしかすぎず、とある人物との出会いをキッカケにして麻雀へと没頭、「日々是精進」と毎日のように配信内外を通じて苦闘するなかで、真の実力者へと目覚めつつある咲乃もこさんについてです。

◆「未来の魂天達成者」は「PUBG JAPAN公式パートナー」だった!?

咲乃もこさんは2019年6月29日にツイッターに初投稿、2019年7月7日にYouTubeで初配信。鴨神さんや千羽さんと同じく、現在まで個人で活動するVTuberとして活躍しています。

咲乃もこ、デビュー配信の夜…☆彡

デビュー前となる7月1日には、Twitterにて好きなゲームについて3つ挙げています。『PUBG』『Dead by Daylight』そして麻雀とこのとき答えています。

自己紹介を含んだ初配信を終えた後の1週間、これら3作品をプレイし、いまと変わりなく元気に楽しむ姿を見せています。ちなみにここで『雀魂』のランクが見えますが、ランクは雀豪3と中位~上位プレイヤーなのが確認できます。

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この当時、とくにプレイしていたのはもちろん『雀魂』…ではなく『PUBG』をプレイすることが多いのが特徴です。

デビューして2週間後の21日には『PUBG』の大会にも出場するなど、デビュー直後とは思えないほどアクティブに活動しているのが分かります。

ホロライブ・にじさんじに次ぐ人気を誇る現在の「ぶいすぽっ!」、当時Lupinus Virtual Gamesとして活動していた花芽なずなさんや小雀ととさんらとコラボ配信するなど、FPSの腕前は申し分なく、PUBG JAPANからリードパートナーにも任命されるほどの実力者でした。

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2020年に入っても『Legion Doujou Cup』『ニコニコ超会議2020 PUBGストリーマースペシャルマッチ』など、『PUBG』のカジュアル大会にいくつかエントリーし活躍しています。

『PUBG』の日本国内リーグである「PUBG Japan Series」や公式世界大会である「プレデターリーグ」を観戦すると話すこともあったので、彼女がいかに『PUBG』に熱中していたかが伝わるかと思います。

【PUBG大会】Legion Doujou Cup 5分ディレイ【咲乃もこ視点】
【PUBG】ニコニコ超会議2020!5分ディレイ【咲乃もこ視点】

いまの彼女を知る人には意外かもしれませんが、デビュー当時の咲乃さんは現在のような麻雀にフォーカスしたバーチャルタレントではなく、「FPSを得意とするVTuber」「麻雀は自分が楽しめるゲームの一つ」「ゲームや雑談を通してリスナーを元気にしたい」という流れで活動する一介の個人VTuberでした。

デビューからまだ1年と経過していないですが、リスナーからもらったスーパーチャット代などを配信用機材に充てたりするなど、その活動は堅調そのものに見えます。ですがこういった姿から、現在の「麻雀系VTuber」として活躍する姿を想像するのはかなり難しいでしょう。

いまに例えれば、『Apex Legends』『VALORANT』に重きを置いて大会にも出てる個人VTuberが、数年経過して『雀魂』などのテーブルゲームでシーントップの人気者になっているということ。誰も想像もできないほどの転身・転向にも感じられます。

なぜ彼女はここまで大きな転身・転向ができたのでしょうか?
そこにはとある人物、日本最強と呼ばれる人物との出会いがありました。

「最速最強」「麻雀星人」との出会い

咲乃もこさんがデビューした際、『雀魂』のランクは雀豪3であったというのは先に書いた通り。他ゲームを多くプレイしつつ、少しずつ徐々に麻雀配信を増やしていくと、2020年5月28日にはついに雀聖に到達しました。

【雀魂】今日こそ!!雀聖になるまでやる!

配信数も多くないこともあって達成までが一苦労だったのか…と思いきや、ここから20日も経たずに雀聖3までランクを上げ、魂天まであと一歩のところまで手をかけました。

【天鳳】主要全14役あがるまでやめられない!

『天鳳』でも最高八段まで登りつめていたこともあり、その雀力は疑うところなかったわけですが、2020年の年明けから夏にかけて千羽黒乃さんを始めとした麻雀系VTuberや配信者、ならびにプロ雀士にも少しずつ知られ始めていきます。

そして2020年7月5日、運命の日が訪れます。

この日彼女はとあるプロ雀士の生配信を視聴していました。「数年前にみたこの人と土田プロの影響で麻雀を始めた」「麻雀を知らない私にも分かりやすく教えている動画でそこからドンドン好きになった」と語り、彼女のVTuber人生にも大きな影響を与えることになった人物。

その人とは、最速最強・麻雀星人とも評される現役プロ雀士・多井隆晴さんです。

1995年にプロ生活をスタートさせると、00年代序盤から頭角を現わし、00年代後半から現在までにかけて数々のタイトルを勝ち取り続けてきた超実力派雀士であり、麻雀団体のRMU創設にも深くかかわり、現在ではMリーグを代表するスタープレイヤーの1人です。

そんな多井さんの配信内で「いつも見ている感謝を込めて」とスーパーチャットを送ったところ、視聴者のコメント欄はおろか、チャンネル運営のスタッフ、多井さんすらも驚くことになります。もちろんその様子はバッチリと捉えられ、いまでも見返すことができます。

【世界のアソビ大全51】たかちゃんと一緒に遊ぶ日曜日

「麻雀系VTuber」の1人と目され始めていた彼女ですが、2日後に1周年を迎えるYouTubeチャンネルは登録者数1万人まであと少しといった状況。ここで多井さんはスタッフにツイッターやYouTubeのリンクをコメントに流すよう指示しながら、こう切り出します

「皆さん!いま皆さんが(咲乃もこさんのチャンネル)登録をしないと、もう今日はゲームはしません。いいですか?いま花札をプレイしてますが、咲乃もこさんのチャンネルを登録をしないなら!このまま電源を切ります!絶対にいまです!たかちゃんねるがやるのは!」

約2700人の視聴者にこう呼びかけると、その声にこたえた視聴者が一気に登録。見事にチャンネル登録者数1万人を達成してしまったのです。

【雀魂】まさかの1万人!4位とったらホラー罰ゲーム!必死すぎるラス回避参加型!

1万人達成直後に放送枠を急遽立てた咲乃もこさん、まさかの展開に驚きを隠せていないのが伝わってきます。1万人記念&誕生日目前のめでたいムードなのに、「4位取ったら罰ゲーム」となっているのがその表れでしょう。

秋から何度かコラボ配信などを通じて交流を深めていき、年が明けた2021年1月30日から、とある計画が二人三脚でスタートします。

「咲乃もこ魂天到達計画」です

◆「咲乃もこ魂天到達計画」「神域リーグ」今もまだ追い風は吹いてるか?

「咲乃もこ魂天到達計画」とは、当時雀聖2であった咲乃さんを多井さんがズバズバとレクチャーし、『雀魂』最高位である「魂天」まで奮戦していこうという企画です。

内容は簡単。咲乃さんが配信内外で打った対局で、「ここはどうすれば良かったのか?」と疑問に思ったところを多井さんに見てもらうというものです。

東1局の第1打からすべての手順を多井プロに見てもらいつつ、「なぜこう打ったのか?」という質問に咲乃さんは考えやフィーリングをすべて言語化していきます。

配牌からどう捉えるのか?・捨て牌から見る他家の読み・配牌の切り方と順番・リーチ後の降り方など、どういった考えやセオリーがあるか?をミッチリと教えていきます。

お察しの通り、麻雀初心者向けな内容では決してありません。ですが、数回のコラボ配信などを通じて彼女の力量・経験値を知り、咲乃さんの「魂天になる」という強い決意が重なり、この計画はスタートしました。

【雀魂】絶対に諦めない魂天到達計画!多井プロによるありがたすぎる授業
【咲乃もこ魂天計画_1】最強のプロがVtuberを魂天に導く!?【多井隆晴】

時には多井さん独自の考えで話しが進んだり、プロでも意見がハッキリと分かれるような考えが出てきたり、咲乃さんとの対話の中で新しく最適解が見つかるなど、より上手く打ちたいと思う麻雀好きにはたまらない内容になっています。

多くの麻雀企画と一線を画すのは、「日本最強と目される麻雀プロが、アマチュアでも高い実力・理解をしている人に教える」という座組みでしょう。

多井さんはもともと舌鋒鋭く意見をぶつけたり、ひと笑い生み出すユーモアも兼ね備えている好漢であり、配信を通じて何かしらのメッセージを伝えようと心がける高いプロ意識の持ち主です。

「最初の字牌で何から切ろうが勝率は変わらない。それならご飯においしいもの食った方が勝率が変わる」
「メリットデメリットが全てわかっていればどの打牌も正解。逆に、それが分かっていなければどの打牌も不正解になる」

多井さんは冗談を挟みながらこのように次々と断言し、咲乃さんも笑いを挟みながらどんどん吸収し実力を高めていくという流れは、視聴している多くの麻雀好きを唸らせ、共感を呼ぶようになっていきます。

企画自体は数か月に一度のペースでしたが、2021年秋からは麻雀情報サイト・キンマwebにて同企画で取り上げた対局・2人の会話をまとめたコラム「【中級戦術】咲乃もこが多井隆晴に学ぶ【魂天への道】」がスタート。

当然2021年からは配信でプレイするのは専ら『雀魂』となり、少しずつ咲乃もこさんを知る麻雀ファンが多くなっていきます。

麻雀の勝ち方忘れて辛いんだが【雑談】

とはいえプロから教えてもらってすぐに勝率が挙がるほど、麻雀というゲームは甘くはありません。時には「麻雀の勝ち方を忘れて辛い」とスランプに陥り、ランクを思いきり下げてしまう時期もありました。

現在『雀魂』をプレイする登録ユーザーは750万人を超えており、アクティブアカウントはググっと少なくなりますが、魂天まで達成したのは1,000人に満たないといわれるレベルです。とにかく狭い門です。

日々是精進と苦しい時期を耐え抜き、研鑽を積み続ける日々。途中であきらめてしまいそうなときでも、耐えに耐え、学びに努力を重ね続けてきました。

そして企画開始から1年以上経過した2022年5月21日、ついに最高段位「魂天」へと到達。

無事に企画を完遂、努力は実らせた彼女のもとには、麻雀系VTuberを皮切りに多くの関係者が彼女に祝福の言葉を残していました。それと同時に、麻雀好きに夢と希望を与えてくれたのは想像に難くないでしょう。

3度目の正直なるか!運が良ければ魂天!!あと250PT【雀魂段位戦/雀聖3】

2022年5月からスタートした神域Streamerリーグには、千羽黒乃さん・鴨神にゅうさん・白雪レイドさんらと共にドラフト1位に選出されました。選出したのはもちろん多井プロ。にじさんじの郡道美玲さんと天宮こころさんとチームメイトになり、結果は振るわなかったものの涙あり笑いありの練習配信で大いにリスナーを盛り上げていました。

リーグ戦がスタートして以降徐々に人気・注目を集めていった神域リーグの影響もあり、因幡はねるさん、天開司さん、歌衣メイカさん、Fraさんなど他チームの面々とのコラボ配信がグっと増えていき、神域リーグをきっかけにして彼女を知ったVTuber・麻雀ファンを魅了していきます。

2022年10月にはチャンネル登録者数が5万人を突破し、普段の配信だけではなく、麻雀関連イベントにもキャスティングされることも増えており、活躍の場が少しずつ広がっています。

【登録者5万人記念】お祝いだかんぱーい!お友達凸待ちと振り返り
【因幡はねる × 咲乃もこ × 白雪レイド × 天開司 × 小林未沙】神域リーグの面子が麻雀を始めたきっかけ、第二回バーチャルインターハイの振り返り【Signater #19-1:神域リーグ(雀魂)】
【切り抜き】千羽黒乃「もう1回やる?」咲乃もこ「お願いします」千羽黒乃「ああああああ」郡道美玲・鴨神にゅう「草w」【麻雀、雀魂、神域リーグ】
【#Vのから騒ぎ】神域リーガー大集合!麻雀大好きVtuber編2♪天宮こころ/渋谷ハジメ/Fra[BOOGEY VOXX]/千羽黒乃/咲乃もこ #神域リーグ【因幡はねる / あにまーれ】
【#客観Vtuber】お題に相応しい自分の順位を答えよ。全員の順位が揃うまで終われまてん! 歌衣メイカ/天開司/郡道美玲/Fra/千羽黒乃/咲乃もこ【因幡はねる / あにまーれ】

2023年に入って開催が発表された第二回神域リーグにも参戦予定と目されている咲乃さんですが、もちろん目指すは優勝。そうなると彼女の前にそびえ立つのは、シーンをリードしてきた千羽黒乃さん・鴨神にゅうさんという二大巨塔になります。

以前インタビューでは「雀魂を友人戦も合わせて5000戦も打ってるのはわたしくらい」と言い切っており、ここまで記してきたように短期間でその才覚に磨きをかけてきました。

ですがそれが故に、配信歴・麻雀歴・獲得タイトル数などで千羽さん・鴨神さんの後塵を拝しているのも事実。

目覚ましい成長を見せる「不撓不屈のライジングガール」は名だたるライバルを倒しきり、自身にとっての初めてのタイトルを高く掲げることができるでしょうか。第二回神域リーグの活躍に期待・注目すべき1人でしょう。

「バーチャルタレント名鑑」過去記事はこちら
《草野虹》

福島・いわき・ロック&インターネット育ち 草野虹

福島、いわき、ロックとインターネットの育ち。 RealSound、KAI-YOU.net、Rolling Stone Japan、TOKION、SPICE、indiegrabなどでライター/インタビュアーとして参加。 音楽・アニメ・VTuberやバーチャルタレントと様々なシーンを股に掛けて活動を続けている。 音楽プレイリストメディアPlutoではプレイリストセレクター(プレイリスト制作)・ポッドキャストの語り手として番組を担当している。

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