時にさまざまな小ネタでプレイヤーを楽しませてくれる『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット（ポケモンSV）』。その中の一つとして、「制作スタッフの中にコアなファンがいるのか！？」と勘ぐってしまいたくなるほど「HUNTER×HUNTER」を連想させる描写があります。
◆チャンプルタウンのジムテストが…
例えば「チャンプルタウン」のジムテスト「秘密のメニューを注文せよ！」での一幕。ジムテストとは各ジムリーダーに挑むためのテストのことで、「チャンプルタウン」の場合は宝食堂で秘密のメニューを正確に注文するとクリアになります。
ネタバレとなってしまうので詳細は控えますが、ここでは「ステーキ」といった料理名や「弱火:ひのこ」といった火加減を選んでいくことで、秘密のメニューが注文可能。見事成功すると、ジムリーダーであるアオキに挑戦することができます。
ここまで聞いて、ハッとした人も多いのではないでしょうか。「HUNTER×HUNTER」の序盤にも、同じようなシチュエーションがありましたよね…。
魔獣キリコに案内され、「ハンター試験」の試験会場に到着したゴンたち。入り口は料理店となっており、「ステーキ定食」「弱火でじっくり」と特定の注文をすることで、秘密の入り口に案内される…といったエピソードがありました。余談ですが、試験会場に辿り着けるハンター志願者は、1万人に1人しかいないとのこと。
ネット上でも、「宝食堂、ハンターハンターじゃん」「ポケモンSV、宝食堂の裏メニューはハンター試験会場への行き方だし、実質ハンターハンター」といった声が多く見受けられました。
◆ライバル・ネモは“実質ヒソカ”！？
他にも『ポケモンSV』では、ライバルキャラクターであるネモが「HUNTER×HUNTER」のヒソカにしか見えない…と話題になったことが。
ポケモンバトルが大好きで、頻繁に主人公の前に姿を現すネモ。そのため何度も対戦することになるのですが、主人公が勝つと「どんどん 実っていく」などヒソカみたいなことを言い出します。
バトルジャンキーで、強くなった主人公と戦いたがり、独特なセリフを口にする…。「HUNTER×HUNTER」を知っている人なら、ヒソカを連想してしまうのも無理はありませんね（笑）
きっとまだまだ小ネタは隠されているはず！意識してプレイしてみると、新たな発見があるかもしれません。
