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発売から5年以上経つ『ニーア オートマタ』は、なぜ今も注目されるのか? スイッチ版も発売される名作の“これまで”と“新たな1歩”

最も早く登場したPS4版から数えると、5年以上の月日が経ってからリリースされたスイッチ版『ニーア オートマタ』。これだけの時間が流れてもなお、注目を集めるのはなぜなのか。その背景や、これから先に待つ展開について紹介します。

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本日10月6日に、ニンテンドースイッチソフト『NieR:Automata The End of YoRHa Edition』が発売されました。

本作は、スクウェア・エニックスがプロデュースし、プラチナゲームズが開発を担当した『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』をベースに追加コンテンツなどを備え、スイッチ向けに最適化されたアクションRPGです。

最初の登場となったPS4版が発売されたのは、2017年2月23日。今から5年以上も前に発売されたソフトですが、その歳月を感じさせないほどの関心が今も集まっており、Twitterでは早くもスイッチ版の購入報告やプレイの様子を綴る投稿が飛び交っています。

なぜ、『ニーア オートマタ』が今も熱い視線を集めるのか。本記事にて、その背景や特徴に迫りたいと思います。

■積み重ねた歴史とファンの想いに支えられ、大きく開花した『ニーア オートマタ』

『ニーア オートマタ』は、2010年4月に発売された『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の続編ですが、本作と関連性のある作品は『ゲシュタルト/レプリカント』だけではありません。

本作のディレクションやシナリオを担当したゲームクリエイターのヨコオタロウ氏は、こちらもアクションRPGの『ドラッグオンドラグーン』シリーズでも知られています。この『ドラッグオンドラグーン』シリーズは、過酷な物語や予想を超える結末などでプレイヤーを驚かせ、一部のゲームファンから熱烈な支持を受けていました。

そんな『ドラッグオンドラグーン』で迎えるエンディングのひとつに、「新宿エンド」と呼ばれるものがあります。ネタバレになるので詳細には触れませんが、この「新宿エンド」はインターネット上でもたびたび話題になるほど、強烈なインパクトを与える内容でした。

そして、「新宿エンド」に端を発するのが『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』であり、『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』のエンディングからさらに1万年近い時が経った世界が『ニーア オートマタ』になります。

ゲーム内だけでも途方もない時間が流れ、その壮大さは作品を重ねるごとに膨らむばかり。また、『ドラッグオンドラグーン』の発売から数えて13年以上もの時を経て、『ニーア オートマタ』の発売へと漕ぎつけます。実時間の中でも膨大な時の積み重ねの上に成り立っており、それだけにシリーズファンの期待も当時かなり高まっていました。

こうした期待は、時に高いハードルとなりますが、『ニーア オートマタ』の完成度はさらに上回っており、爽快なアクション性、多面的に折り重なっていく展開、アンドロイドと機械生命体が描く“生と死に迫る物語”など、いずれも多くのプレイヤーを魅了し、大きな話題となりました。

その人気ぶりを客観的に窺えたひとつの側面が、中古価格の推移です。『ニーア オートマタ』の中古価格は、定価を超えるプレミアまではいきませんが、発売から時間が経っても高値を維持。中古でもなかなか手が出にくいほどの人気が、長く続きました。

こうした中古相場が落ち着いたのは、オリジナル版の発売から2年後に登場した『Game of the YoRHa Edition』のおかげ。本編に追加要素を備えた上で、オリジナル版を下回る価格で販売されたため、こちらに押される形で『ニーア オートマタ』の中古価格が徐々に下がり、現在の価格に繋がる大きな1歩になりました。



《臥待 弦》
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