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『FGO』新イベントのシナリオ担当“amphibian”氏の代表作は? どんな経歴があるの?─奈須きのこ氏が「すげえ・・・」と感嘆した実力派ライター

「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~」のシナリオを担当したamphibian氏。その歩みや、『FGO』との接点に迫ります。

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amphibian氏の名を一躍広めた代表作『レイジングループ』



ここまで紹介した作品たちも、amphibian氏の実績として確かな評価を得ていますが、その名前を最も後押ししたのは、2015年に初登場を飾った『レイジングループ』でしょう。過去作と同様、本作も“生と死”について深く迫りますが、その題材として取り上げたのは「人狼」でした。

デスゲームのひとつとして数えられることも多い「人狼」は、村に紛れ込んだ人狼をあぶり出す村人と、毎夜村人を食い殺す人狼に分かれて競うコミュニケーションゲーム。こちらも様々な作品にモチーフとして取り上げられてきましたが、ストーリー主導のADVゲームとして正面から「人狼」に取り組んだ作品は当時まだ少なく、その意味で『レイジングループ』はエポックメイキングな側面も備えていました。


また、タイトルにもある通り、本作は「ループもの」でもあります。本作における主人公の死は、決して終わりを意味していません。他人の死を見届け、自らの死すら乗り越えた先には、繰り返す世界の惨さが横たわっており、その過酷さもまたプレイ意欲を刺激します。

もちろん、こういった特徴的な切り口だけで注目を集めたわけではありません。過疎化した村で起こる「黄泉忌みの宴」を中心に、信頼と嘘が交錯する先が読めない展開は、多くのプレイヤーを強烈に魅了。ついつい時間を忘れ、気がつけば朝を迎えていた・・・という経験を味わったユーザーもいたほどです。


その没入感の高さや、巧みに張られた伏線や謎が終盤で解明されるカタルシスは、プレイしたユーザーだけが味わえる至福のひとときで、その興奮と喜びをSNSなどで綴る方が続出。その口コミは更なるプレイヤーを誘い、リリースから時間を経て多くの方々へと伝わっていきました。


その影響力と広がりの一面は、対応プラットフォームから窺うこともできます。iOS/Android向けにデビューした『レイジングループ』は、2017年に大きな躍進を遂げ、PS Vita、PS4、ニンテンドースイッチと、様々なコンシューマゲーム機に向けて登場。さらにWindows版もリリースされ、amphibian氏が手がけた作品の中でも活躍の場が一際広がる作品となりました。

口コミが知名度を押し上げ、支持するファンが増加し、一定の支持が作品を盛り上げ、その勢いを受けてプラットフォームが拡大。そして新たなユーザーを取り込むと、また口コミが広がっていき・・・という、正の螺旋とも言うべきうねりが、数年がかりで『レイジングループ』の人気を確固たるものとしました。


amphibian氏の作品はいずれも魅力的ですが、知名度や人気度として見た場合、『レイジングループ』が抜きん出た存在なのは間違いありません。「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」開始前までにamphibian氏の作品をひとつ遊んでみたいと思ったら、この『レイジングループ』は非常に力強い有力候補です。なお、『レイジングループ』はamphibian氏が直々に手がけた小説版(全7巻)もあるので、そちらを選ぶ手もあります。





《臥待 弦》
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