日本で活躍する中国コスプレイヤーの先駆けである小柔SeeUさん(Twitter:@seeu_cosplay)。大学の芸術学部出身のイラストレーターでありながら、中国や日本などで公式コスプレイヤーとしても活躍。海外で開催されるアニメイベントでも数多く招待されて来ました。中国最大のSNS・Weiboでは約400万のフォロワー、Twitterでも約23万フォロワーを持ちます。彼女のコスプレクオリティーの高さと表現力の安定度は、アニメ映画『天気の子』の新海誠監督も絶賛するほど。彼女を起用した企業からも、その仕事ぶりに高い信頼が寄せられています。アーミヤ日本では1月に配信されたばかりの中国発ゲームアプリ『アークナイツ』が人気を集めているので、小柔SeeUさんのアークナイツコスプレ写真と共に、ショートインタビューをお届けします。小柔SeeUさんの『アークナイツ』コスプレを一気見する(全9枚)――ご自身が得意なポーズや表情を教えてください。小柔SeeU :私の場合は、元気な顔、ヤンデレやツンデレといった特殊な表情が得意です。でも、無表情なキャラクターを表現するのは得意とは言えません!顔の表情は内面の性格が現れているので、表情がなくても伝えられるように研究中です。――印象深いコスプレの思い出は?小柔SeeU :アニメ映画『天気の子』のコスプレ写真を、原作者である新海誠監督にお褒め頂けたことです!これは私にとって大変光栄でした!サベージ――多くの人に知られるきっかけのコスプレを何でしたか?小柔SeeU :大きなきっかけがあったと言うよりは、時間をかけてたくさんの人に知ってもらえたと感じています。私はコスプレ歴が長く、短いスパンで作品をSNSに投稿してきたからです。ただ、特に人気があったのは『ズートピア』ジュディのコスプレでした。――コスプレを続ける原動力は何ですか?小柔SeeU :コスプレをするのはとても楽しいんです!だから、できる限り長く続けていきたいと思っています。プラチナ――中国で流行のコスプレ撮影手法を教えてください。小柔SeeU :私が感じる限りだと、カラーフィルターも含めてストロボを煌びやかに使い、現像時に特殊効果を加える形ですね。――ご自身が撮影する時、どういった撮り方を好まれるのですか?小柔SeeU :毎回撮影前にカメラマンとの意思疎通をしっかりします。ロケーション、私までの焦点距離、光、構図など詳細に詰めます。例えば、清楚、可愛い、幼げなキャラクターに扮する時は自然光で望遠レンズを使って撮ってもらいますね。人物に丸みが自然と出てアニメキャラに近づけるからです。アクション系のキャラクターは、夜景でストロボの光を強く使って、広角レンズで撮ることで、躍動感が出せるから好きです。プラマニクス――『アークナイツ』のコスプレ撮影ではどのようなことを意識しましたか?小柔SeeU :『アークナイツ』のキャラクターは基本的にアクションが求められます。武器を用意しなきゃいけませんし、作品の世界観に合った廃墟や研究所のようなロケーションを探す必要がありました。なので、私の場合は廃墟もしくは工場のロケーションで、大きな動きで躍動感を演出できる角度で撮ってもらいました。躍動感を出す上では、衣装やウィッグにヒラみがあるとなお良いですよね。全体のライティングは薄墨や淡い色彩で、キャラクターに輪郭を出せるように、後ろからストロボの光を当ててもらいました。アーミヤ画像提供:小柔SeeU(Twitter:@seeu_cosplay)
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