1997年1月31日に発売されたプレイステーションソフト『ファイナルファンタジーVII』は、シリーズの魅力を受け継ぐ一方で、3Dで描いた新たなグラフィックで多くのユーザーを魅了。シリーズ作の中でも屈指の人気を誇るタイトルとなり、一大ブームを巻き起こしました。
そして、23年前の名作を完全フルリメイクする『FINAL FANTASY VII REMAKE』（以下、FF7 リメイク）が、いよいよ来月登場します。オリジナル版から継承した魅力と、進化したゲーム性＆ビジュアルがどのように融合するのか。期待を高めながら当日を心待ちにしている方も多いことでしょう。
そんなユーザーにとって、予告なくサプライズ配信された『FF7 リメイク』体験版は、製品版の特徴にいち早く確かめる絶好の機会となりました。この体験版に触れたことで、製品版の購入判断を下した方も少なくないはず。
どれくらいのユーザーが、体験版を通じて製品版の購入を決めたのか。または、様子見などの判断に切り替えたのか。その傾向を調査するアンケート結果を、今回発表させていただきます。
本体験版をプレイしたインサイド読者を対象に実施した今回のアンケートでは、製品版への購入意欲について、1192件の有効回答が集まりました。ご協力、ありがとうございます。それでは早速、5段階の購入意欲をランキング形式で発表いたします。
【『FF7 リメイク』製品版への購入意欲について】
■第1位「発売日に即購入！」：604票
■第2位「体験版で意欲が高まったので、購入予定」：266票
■第3位「買うかどうか思案中」：164票
■第4位「期待していたものと違ったので、様子見」：88票
■第5位「今のところ購入予定なし」：70票
今回のアンケートで第1位に輝いたのは、最も購入意欲の高い「発売日に即購入！」でした。集まった票数も「604票」と群を抜いており、全体の5割を超える勢い。元々注目度の高いタイトルでしたが、その一端に触れられる体験版が購入意欲を力強く後押しする結果となりました。
また、本アンケートの評価で上から2番目の「体験版で意欲が高まったので、購入予定」が、第2位にランクイン。第1位とはダブルスコアがついたものの、こちらも「266票」とかなりの票数です。第1位と合わせると、回答者の2/3以上が『FF7 リメイク』を購入する模様です。
購入するかまだ悩んでいるといった声は、第3位に着地。この票に投じた方々が「購入」と「見送り」のどちらに流れるのかは、今後の新情報や発売後の口コミ次第となりそうです。その点は、第4位の「様子見」派についても同様でしょう。そして、「購入予定なし」との回答は、全体の1割に届かない「88票」。ゲームは相性があるので、その判断を体験版のプレイで決められたのは幸いです。
実際にどれくらいの方々が購入するのかは、発売日以降にならないと分かりません。ですが今回の結果を見る限りでは、製品版への関心を高めることに成功した体験版だったと言えそうです。この勢いが製品版にどのような影響を与えるのか、発売日以降の動向にも注目しておきましょう。
