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『MtG』のキャラクターがぶつかりあうスマホRTS『マジック:マナストライク』プレイレポ

『マジック:ザ・ギャザリング』のIPを活用したスマートフォン向けリアルタイム戦略対戦ゲーム『マジック:マナストライク』を紹介します。

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『MtG』のキャラクターがぶつかりあうスマホRTS『マジック:マナストライク』プレイレポ
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1月30日17:00 UPDATE:正式ローンチ版に伴う仕様変更について追記しました


26年以上の歴史をもち、3,800万人を超えるプレイヤーから愛されている世界的トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(以下、MtG)』。カードゲーム好きの諸氏であれば、聞いたことがない人はいないでしょう。

その『MtG』のIPを活用したリアルタイム戦略対戦ゲームが『マジック:マナストライク』。開発は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストから独占ライセンスを受けたNetmarble Monsterが手掛けています。

『MtG』が題材でありながら、本作は対戦カードゲームではありません。「カード」という要素を残しながら、『MtG』の世界観をリアルタイムストラテジーゲームに落とし込んだアプリゲームなのです。

※ゲームは開発中のため、正式リリース時に仕様・表示が変更される可能性があります。

『MtG』のカードで戦うRTS


『MtG』にとって新ジャンルとなる本作では、プレイヤーはあらかじめ組んだデッキを用いて、他プレイヤーと1vs1の対戦を行います。画面は見下ろし型となっており、敵陣(右側)中央にある「ガーディアン」の破壊を目指します。


ステージ中央はオブジェクトに遮られているため、侵攻ルートは上下の2本。両プレイヤーは「マナ」を消費しながら、ここにクリーチャーを配置したり、スキルや呪文カードを使ったりしながら戦いを繰り広げていきます。

陣地の両脇には、近づいてきた敵に攻撃を行うサブガーディアンが配置されています。まずは相手のサブガーディアンを破壊することが第一の目標となるでしょう。


ゲームのポイントであり、また『MtG』らしさの象徴でもあるのが「プレインズウォーカー」の存在。『MtG』ファンにはおなじみですね。

プレインズウォーカーは対戦開始時にプレイヤーの手元に3体用意され、マナを消費せずに召喚することができます。彼らの持つ固有の能力やスキルをうまく扱えば、戦いを有利に進めることができるでしょう。

さらに、通常、クリーチャーは自陣(画面の左半分)にしか召喚できないのですが、プレインズウォーカーの周囲であれば敵陣でも召喚が可能。プレインズウォーカーが敵陣深くまで侵攻できれば、一気に畳み掛けることもできるのです。

まさに戦いの鍵を握る存在なわけですが、プレインズウォーカーは決して打たれ強いわけではない点に注意が必要です。プレインズウォーカーをすべて失ってしまうとクリーチャーしか召喚できなくなるため、戦線が非常に上げにくくなってしまいます。使いどころが大事、ということですね。



ちなみに、対戦時間は1戦につき3分ほど。最後の1分はマナの増加ペースが倍になる「マナストライク」となるので、より激しいバトルが堪能できます。お互いにガーディアン(サブを含む)を倒していなければ延長戦にもつれ込みますが、それも長くプレイするわけではありません。スキマ時間に遊べる手軽さも魅力です。

デッキが組みやすい親切設計にも注目


プレイヤーが扱うデッキは、『MtG』と同じく「白・青・黒・赤・緑」の5色にわかれています。

各色には特徴があります。例えば赤は素早い展開が得意、緑はマナの生成と味方のバフが得意、白はシナジーが得意、といった具合です。それぞれの軸になるのは、もちろんプレインズウォーカー。「チャンドラ・ナラー」「ニッサ・レヴェイン」「黄金のたてがみのアジャニ」たちおなじみの面々が揃っています。


見ての通り、デッキに必要なカードは7枚のみ。また、カードはガチャのような形式ではなく、対戦での勝利報酬や、対戦で得られるポイントの蓄積で段階的に手に入るカードパックから獲得します。これはビギナーにとって非常に優しい形式です。

というのも、いきなり大量のカードを手に入れてしまうと、カードに書かれていることを把握するだけで手一杯になってしまったり、選択肢が多すぎてどのカードを組み合わせればいいのか考えられなくなってしまうのです。少しずつ資産が増えていき、かつデッキ1つに必要なカードが多くない本作ならば、じっくりとデッキを強化する楽しさが味わえます。

『MtG』おなじみのカードが収録されています

なお、同じカードを手に入れると、被ったカードと「ゴールド」を消費してカードのレベルを上げることができます。レアカードの能力が高いのはもちろんですが、コモン、アンコモンカードの方がレベルを上げやすいのは言わずもがな。レベルを取るか、レアカード独自の能力を取るか。またそれらをどう組み合わせるか。デッキ構築の段階から、戦略を幅広く練ることができるのです。




グラフィックも『マナストライク』の魅力


リアルタイムバトルや戦略性についフォーカスしてしまいがちですが、作り込まれたグラフィックも本作の大きな魅力のひとつ。

なんといっても、これまでカードに描かれていたプレインズウォーカーが、ホーム画面でいきいきと動くのです。これがめちゃくちゃカッコいい。ホーム画面に現れるのは選んだデッキのプレインズウォーカーなので、さまざまなデッキを使って彼らのアクションも堪能しちゃいましょう。


また、小さなことかもしれませんが、カードのイラストが綺麗に描写されている点もうれしいポイントです。ストラテジーゲームや対戦カードゲームなど、カードが登場するスマホゲームは多々あれど、せっかくのカードイラストが小さいとちょっぴり残念ですよね。本作は『MtG』カードの魅力をそのまま映し出してくれています。


世界初のカードゲーム『MtG』というモチーフを、リアルタイムストラテジーゲームという形を取りながら、非常に遊びやすいゲームへと昇華させた『マジック:マナストライク』。今からカードゲームの方を始めるのは少し気後れしてしまう……という人でも、気軽に『MtG』の世界へと連れていってくれる作品です。気になる人は事前登録を行いつつ、リリースを待ちましょう。

2020年1月30日正式ローンチに伴い、プレインズウォーカー仕様が一部変更に!


正式ローンチに伴い、プレインズウォーカーの仕様が一部変更となりました。

テストビルドでは、プレインズウォーカーの1マッチにおける召喚数について、最初に配られるカードの3回に加え、3分間でも決着がつかなかった場合に発生するサドンデス時に召喚数が1回追加される仕様でした。

一方、ローンチ版では、上記サドンデス時の召喚数追加が廃止。サブガーディアンを破壊するごとに1回プレインズウォーカーの召喚数が追加(サブガーディアンが2体なので最大2回)。さらにマッチの残り時間が1分(マナストライク)になると、無条件でプレインズウォーカーの召喚数が1回追加されるようになりました(合計で最大3回分召喚数が追加)。

この仕様変更により、1マッチで最大6回プレインズウォーカーが召喚可能となるため、より攻撃的でスピーディな戦闘が楽しめます。


TM & (c) 2020 Wizards of the Coast LLC. (c) 2020 Netmarble Corp.& Netmarble Monster Inc. All Rights Reserved.
《ばかいぬ》
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