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Fateシリーズの15年間を体感できる「TYPE-MOON展」 冬木市のジオラマから高校時代のルーズリーフまで…【レポート】

12月20日から東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催される『TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-』。一般公開に先駆け、12月19日に報道陣向けの内覧会が開催されました。

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「TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-」の様子/(C)TYPE-MOON All Rights Reserved.
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12月20日から東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催される『TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-』。一般公開に先駆け、12月19日に報道陣向けの内覧会が開催されました。


本展覧会では、『Fate/stay night』の製作過程がわかる資料のほか、『月姫』、『空の境界』などTYPE-MOON関連作品の資料も展示。ファン必見の内容となっています。

本稿では展覧会の注目ポイントをご紹介! 会場訪問前の予習にお役立てください。

等身大セイバーがお出迎え


最初に目に入るのは等身大セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)のフィギュア。
髪の1本1本にいたるまで精巧に作られており、背後の壁に映った影からも凛とした雰囲気が伝わってきます。

セイバーの向かい側には『Fate/stay night』の生みの親・奈須きのこさんの着ぐるみも展示。
しばらく眺めているとあっと驚く仕掛けがあるので、ぜひ観察してみてください。

ufotable新規アニメを含むオープニングムービー


歴代TYPE-MOON作品のロゴが飾られた部屋の向こうにはシアタールームが用意されています。
ここではゲームのスチルや歴代『Fate』シリーズアニメの映像を使用したオープニングムービーを上映しており、来場者を『Fate』の世界へいざなってくれます。

ムービーのラストには劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』などを手掛けた ufotableが製作した新規映像も登場。思わず涙がこぼれそうになる美しい映像をご堪能ください。

高校時代のルーズリーフも!2019年から1991年へ時間旅行



シアタールームを抜けると、歴代『Fate』シリーズのキャラクターが壁一面に描かれた空間が。順路に合わせ、2019年から時代をさかのぼるように配置されています。


『Fate/stay night』のヒロインである、セイバー、遠坂凛、間桐桜の3人は武内崇さんによる原画も展示。やわらかさと力強さを兼ね備えた直筆の線を間近で見ることができます。

時間旅行の終着点は1991年。高校時代の奈須きのこさんが書いたルーズリーフが数枚飾られています。
これこそが『Fate』シリーズの原点となった最古の資料。壮大なプロローグや、緊張感のただよう戦闘シーンが描写されています。

当時高校生とは思えないほど、「奈須きのこらしさ」にあふれた文章。隣には、高校時代の武内崇さんによる挿絵が展示されていました。

『Fate』の生まれた場所を再現



会場内には奈須きのこさんの仕事部屋を再現したスペースも。

参考にしている書籍の詰まった本棚、立ち絵を一望できる表情集、シナリオが表示されたデスクトップなど、まるで本人がその場にいるような生活感にあふれています。

しかもパソコンのOSはWindows98。なつかしい画面に心打たれる人もいるのではないでしょうか。

同人誌版『空の境界』や各作品の初期設定資料などもあり、かなり密度の濃いエリア。
ひとつひとつに目を通していると、あっという間に時間が過ぎていきます。

さらに武内崇さんがかつて描いていたマンガの原稿やキャラクター初期設定が展示された場所も。
『月姫』や『Fate/Grand Order』のラフ画も飾られており、15年以上の月日を一望することができます。


TYPE-MOONメンバーにちなんだ小物や、デスク周りの写真を展示したコーナーは、個性豊かな空間に。小物の横から伸びた線をたどると、各メンバーのコメントにたどり着きます。

グッズで振り返る15年



TYPE-MOON GALLERYは、コミックマーケットやTYPE-MOON 10周年を記念したTYPE-MOON Fes.などで販売されたグッズが一堂に会するエリア。
今では手に入らない貴重な品々が展示されています。


さらにTYPE-MOON関連商品の特典として作られた歴代テレホンカードを飾ったコーナーも。
今では珍しいテレホンカードですが、『Fate/stay night』が発売された当時は特典の定番アイテムでした。

このコーナーは会期ごとに内容が入れ替わるため、テレホンカードを見ることができるのは第1期となる“Fate”だけ。ぜひこの機会に眺めてみてください。

『Fate』完成までの過程



展示後半は、ゲームとしての『Fate』が完成するまでの工程を体感できるエリア。
壁だけでなく、天井にもラフ画や絵コンテなどの資料が飾られています。

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』Blu-ray Disc Box IIのジャケットを例に、イラスト完成までの過程を解説したコーナーも。
完成したイラストでは重なってしまっている部分も、1人1人全体像を見ることが可能。ラフ画と完成後の表情を比較すると、目線などの違いに気づくはずです。


音楽に焦点を当てたコーナーでは、PS2版『Fate/stay night』楽曲の楽譜などを展示。セイバーがデザインされたギターも見ることができます。

画集よりも大きなイラスト



TYPE-MOON ART GALLERYと題したエリアでは、TYPE-MOON作品のジャケットイラストなどを展示。


武内崇さんが画集『Return to AVALON』のために描き下ろした連作イラスト「イギリス紀行」の一部も飾られています。

画集よりも大きなサイズで印刷されているため、細部までじっくり眺めることができるのも展覧会ならでは。ぜひセイバーとの旅を楽しんでください。

プロジェクションマッピングで聖杯戦争を追体験



展示終盤に登場するのは、冬木市を再現した全長13メートルのジオラマ
『Fate/stay night』や『Fate/hollow ataraxia』の名場面をプロジェクションマッピングで再現しています。
投影された光を目で追っているうちに、聖杯戦争を追体験しているような気持ちになれるはず。


エリア内にはひな壇のように1段上がった場所があるので、上から見下ろすのもおすすめ。
聖杯戦争中の出来事がどこで起こったのか、一目でわかるようになります。

『Fate』関係者や『鬼滅の刃』原作者のサインが勢ぞろい


展示の最後を締めくくるのは、TYPE-MOON作品にゆかりのある作家や声優陣などのサインが飾られたエリア。
TYPE-MOONファンである『鬼滅の刃』原作者・吾峠呼世晴さんが描いたセイバーなども見ることができます。

部屋の奥にはセイバーの宝具であるエクスカリバーも飾られており、背景には故郷・イギリスの景色が映し出されていました。


展覧会の所要時間は、ゆっくり回って1時間半ほど。貴重な資料ばかりなので、心行くまでじっくり眺めてみてください。

キャスト登壇のテープカットを実施



内覧会の最後は、セイバー役・川澄綾子さん、遠坂凛役・植田佳奈さん、間桐桜役・下屋則子さんによるテープカットを実施。奈須きのこさんの分身も、展覧会開催を記念して駆けつけてくれました。

自身が演じるキャラクターをイメージした衣装に身を包んだキャスト陣。『Fate』とともに歩んだ15年間に想いを馳せるように、あたたかな表情でテープを切りました。

◆◆◆

『TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-』は12月20日から2020年4月5日までソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催。
“Fate”(12月20日~2020年1月20日)“Unlimited Blade Works”(2020年1月23日~2月24日)“Heaven's Feel”(2020年2月27日~4月5日)の3回に会期を分け、一部展示の入れ替えを予定しています。


最近『Fate』ファンになった方はもちろん、15年以上前からTYPE-MOON作品を追いかけている方にもおすすめの展覧会。
入場特典の冊子も読みごたえ抜群なので、ぜひ足を運んでみてください。

(C)TYPE-MOON All Rights Reserved.
《ハシビロコ》

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