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『どこでもいっしょ』本日7月22日で20周年─健気なポケピが可愛らしく、別れの時がとても辛い…! 忘れられない一作に向けた読者の熱い声もお届け

『どこでもいっしょ』20周年を祝い、本作の魅力を振り返りつつ、今の状況についても迫ります。また、読者から届いた熱い声もご紹介! ぜひお見逃しなく。

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ファミコンの一大ブームがきっかけで、家庭用向けゲーム市場が一気に活性化し、その後もメガドライブやPCエンジン、スーパーファミコンなどが多くのゲームファンを生み出してきました。

そして、3D描写を得意とするプレイステーションが1994年12月3日に登場し、ゲーム史に残る大きな転換期のひとつを迎えます。このハードからも数多くの名作が生まれており、今も展開をしているシリーズの原点となったタイトルも少なくありません。

そんな名作・良作がひしめく中で、周辺機器のポケットステーション(以下、ポケステ)と連動して、新たなゲーム体験を提供した『どこでもいっしょ』も、プレステを代表する作品として欠かせません。文字通り、いつでもどこでも「ポケピ」たちと一緒にいられる本作は、子供から大人まで楽しめる幅広さを持ち、多くのファンを獲得しました。

そんな『どこでもいっしょ』が発売されたのは、1999年7月22日。本日でちょうど20周年を迎えました。この記念すべきアニバーサリーを祝い、『どこでもいっしょ』の魅力を振り返ると共に、本シリーズの“今”を見つめてみたいと思います。

◆教えた言葉を一生懸命使うポケピが可愛い! そして、避けられぬ別れも待つ『どこでもいっしょ』



「ポケピ」(ポケットピープル)たちの中から、一緒に生活するキャラクターを選ぶところから始まる『どこでもいっしょ』は、ゲームのクリアはあるものの、決められた目標などはありません。ポケピたちとコミュニケーションをかわす日々が、本作の核であり、大きな魅力でもあります。

ポケピたちはそれぞれ個性を持っており、本作の顔とも言える「トロ」は、人間になることを夢見る、無邪気で健気なネコ。その言動や仕草だけで、すでに可愛らしさ満点です。ですが、ポケピたちの魅力を更に膨らませてくれるのが、プレイヤーとの「言葉」のやりとりです。

ポケピとの会話の中で、彼らに言葉を教える機会があります。この時に、言葉そのものを入力すると同時に、「人名」「食べ物」「場所」といったカテゴリーのいずれに属するのかを選択。そしてポケピたちは、この「言葉」とカテゴリーを結びつけて覚えるだけでなく、覚えた「言葉」を会話に織り交ぜます。

例えば、ある日突然、怯えているポケピから「○○が押入の中からこっちを見ている・・・」といった報告を受けることも。この○○の部分が知人の名前だったりすると、「あの人がトロを見つめてたのか。しかもウチの押し入れの中から・・・」と、その状況をつい想像してしまい、笑いがこみ上げることも多々ありました。

言葉の入力には一定の制限(文字数など)があるとはいえ、プレイヤーの目につくもの全てが入力対象。覚えた分だけ、ポケピたちの会話の幅が広がっていきます。また、カテゴリーを正しく入力する必要もないので、仮に「桃太郎」を「食べ物」として覚えさせると、ポケピたちは「桃太郎」を食品として会話に混ぜてくるので、かなりシュールなやりとりが楽しめます。もちろん、そんなヒネり方をせずとも、覚えた言葉を愛嬌たっぷりに使ってくれるので、ごく普通のコミュニケーションだけでも十二分に楽しめます。

通常の家庭用ゲームだと、ハードを立ち上げてTV画面に向かっている間がプレイ時間となりますが、ポケステと連動する本作は、日常の全てがプレイ時間に。ポケピたちはポケステの中にいるので、いつでもコミュニケーションを取ることができます。また、ポケピたちから会話を振られることもあるので、プレイ期間中はポケステが手放せないことも。

テーブルの上に置いたままトイレに入ったら、ポケピに呼ばれたので慌てて出た・・・といった思い出を持つ方も少なくありません。また、トイレならまだ携帯することも可能ですが、入浴はさすがに難しいため、お風呂の間だけポケステを家族に託した方もいたほど。ポケピの呼びかけに応えられなくても、大きなデメリットがあるわけではないのですが、「せっかく呼んでくれたのに、寂しい思いはさせられない!」と考えるのも無理のない話でしょう。

こういったポケピたちとの楽しい日常は、しかし永遠には続きません。コミュニケーションの深さによって日数は異なりますが、ポケピとの別れが決まっているのも、『どこでもいっしょ』が持つ特徴のひとつ。いつまでも一緒にはいられないのです。

別れは切なく、辛いものです。実際に遊んだ人の中には、涙を流した方も。しかし、この別れがあるからこそ、ポケピと過ごした日々や思い出が色濃く残ります。平凡だった日常に刺激をもたらし、切なくもかけがえのない想いが残る『どこでもいっしょ』。別れがきても、ふたりの思い出はどこまでもいっしょなのです。

◆多彩な展開を遂げた『どこでもいっしょ』、2019年は新作アプリにも注目!



大きなヒットを記録し、またユーザーの心を揺さぶった『どこでもいっしょ』は、多彩なシリーズ展開を遂げました。追加ディスクの『こねこもいっしょ』がリリースされたほか、PSP版が登場。さらに、携帯電話で楽しめる『iモードもいっしょ』(現在はサービス終了)も発売されるほど。ちなみに今遊ぶなら、PS Vitaでプレイできるゲームアーカイブス版『「どこでもいっしょ」「こねこもいっしょ」パック』がお勧めです。

このほかにも、実写の港町をトロと一緒に歩く『トロと休日』や、内容をプレイヤーが綴っていく『どこでもいっしょ 私なえほん』、流れ星のかけらを一緒に集めるADV『どこでもいっしょ トロと流れ星』、「クロ」のデビュー作でもある『どこでもいっしょ トロといっぱい』、ポケピたちが学校に通う『どこでもいっしょ レッツ学校』、シリーズ10周年作品となった『トロともりもり』など、関連作も多数登場。熱烈に愛されただけでなく、息の長いシリーズ展開も遂げました。


そして、今年迎えた20周年を記念し、既に様々な展開が幕を開けてます。サンリオプロデュースデザインによるキャラクターグッズが決定しているほか、7月19日から8月1日までの期間限定で、ポップアップショップが「東京駅一番街 東京キャラクターストリートG階段下ワゴン」にオープン。



さらに、スマートフォン向け新作アプリ『トロとパズル~どこでもいっしょ~』が、2019年内に配信される予定です。本作は、パズルをクリアすることで街が発展していき、ポケピたちとのコミュニケーションを楽しむこともできるアプリ。また、ポケピたちとの楽しい日常が楽しめることでしょう。

3代目トロマネージャー見習いによる公式Twitterアカウントや、公式サイト「どこでもいっしょ.com」などで、本シリーズの最新情報を発信しているで、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。



笑って泣いた『どこでもいっしょ』、かつての日々を綴る読者の声もご紹介
《臥待 弦》
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