人生にゲームをプラスするメディア

VR環境のあらゆるデータを共通化させる「THE SEED ONLINE」が2019年2月中旬より提供開始!

バーチャルキャストは各種VRサービス及び、連携アプリ共通で利用できる流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE(ザ・シードオンライン)」について、2019年2月中旬に提供を開始すると発表しました。

ゲームビジネス VR
VR環境のあらゆるデータを共通化させる「THE SEED ONLINE」が2019年2月中旬より提供開始!
  • VR環境のあらゆるデータを共通化させる「THE SEED ONLINE」が2019年2月中旬より提供開始!
  • VR環境のあらゆるデータを共通化させる「THE SEED ONLINE」が2019年2月中旬より提供開始!

バーチャルキャストは各種VRサービス及び、連携アプリ共通で利用できる流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE(ザ・シードオンライン)」について、2019年2月中旬に提供を開始すると発表しました。

以下、リリースより引用

◆「THE SEED ONLINE」とは



THE SEED ONLINEでは、VR環境で利用できる「VRM」形式のアバタ―、アイテムなどのあらゆるデータをアップロードすることで、各種VRサービスや連携アプリ内の共通データとして利用することができるようになります。

複雑な動作をプログラムできるアイテムや、背景等の投稿も可能となる仕組みも準備しているほか、投稿されたデータは「THE SEED ONLINE」上で販売することもできます。これにより、「作って(作成)」「集めて(投稿・流通)」「VR 空間で遊べる(自由な使用)」という、VRを楽しむための体験すべてをこのプラットフォーム上で実現することが可能です。

サービス開始時は、同社の「バーチャルキャスト」や株式会社ドワンゴと株式会社 S-courtが提供する「カスタムキャスト」、SHOWROOM株式会社が提供する「SHOWROOM V」などを予定しており、プラットフォームの枠を超えた自由なコラボレーションを実現することで、サービスの垣根を超えたユーザー体験を提供します。

THE SEED ONLINEは、提供開始以降も連携プラットフォームやサービスを随時増やし、以下の段階的なアップデートを目指してサービスを提供していきます。

■今後のアップデートについて
  1. アバターだけではなく、VR空間で使用できる3Dデータ・アイテム、そしてそれらを組み合わせたギミックを作り込めるプログラミング環境を提供し、さまざまなプラットフォームで使用できる「遊び」をつくり、流通できる仕組みを提供。
  2. 投稿された3Dデータの複製や再利用を防止し、著作権益を保護する機構を開発。3Dデータ資産を持つゲームメーカーやIP権利者と提携し、各3D/AR/VR/MRサービスで使える、3Dデータの流通、収益化を目指す

●THE SEED ONLINE 名称について
サービス名称の由来は、『ソードアート・オンライン』(※1)作中のザ・シード(※2)に感銘を受け、さまざまなVRプラットフォームへ行き来するための基盤として開発されたことによります。名称の使用にあたり、『ソードアート・オンライン』著者の川原礫先生に許諾を頂きました。

(※1)川原礫によるVRゲームを舞台にしたライトノベル。小説は全世界累計2,200万部を突破する人気作品。参考:電撃文庫 https://dengekibunko.jp/special/sao/

(※2)『ソードアート・オンライン』作中に出てくるVRMMORPG制作及び自動制御を行うことができるフリーソフトの名称。作中では主人公のキリトによりこのソフトウェアが世界中に展開されたことで様々なVRMMORPGが生まれることになった。参考:電撃文庫『ソードアート・オンライン』第4巻

■THE SEED ONLINE 連携サービス(2019年2月予定


●バーチャルキャスト
バーチャルキャラクターになったユーザーがVR空間のスタジオでリアルタイムにコミュニケーションできるVRライブ・コミュニケーションサービスです。ニコニコ生放送などの生配信サービスを介してスタジオを公開したり、公開中のスタジオに”乱入”することも可能で、自由に好きなキャラクターになりきりコミュニケーションを楽しむことができます。

公式サイト:https://virtualcast.jp

●カスタムキャスト
スマートフォンで誰でも簡単にVTuberになって生放送配信ができるスマートフォンアプリです。「ヘアスタイル」、「フェイス」、「ボディ」、「コスチューム」、「アクセサリー」など数多くのカスタマイズ機能により、自分好みのVTuberを作ることができます。

公式サイト:http://customcast.jp/

●SHOWROOM V
バーチャル配信アプリSHOWROOM Vでは、VRMのモデルを利用して誰でも簡単にスマホからバーチャルキャラクターになりきってSHOWROOMに配信出来ます。

公式サイト:https://www.showroom-live.com/

●株式会社バーチャルキャスト
株式会社バーチャルキャストは、昨今のVTuberの急速な盛り上がりを受け、株式会社インフィニットループと株式会社ドワンゴが今後のVR市場の世界的な成長を見据え、2018年7月27日に設立した新会社です。

インフィニットループが持つ「開発力・マーケティング力」と、ドワンゴが持つ「エンタテインメント事業の総合力・UGCプラットフォームやその運営ノウハウ」、そしてドワンゴを傘下に収めるカドカワグループ全体が持つ「IP・調達力」を結集し、強みを最大限に活かすことで、先進的なプロダクトを集結させた”VR総合プラットフォーム”を創出し、あらゆるユーザー、クリエイターが自由にVR空間で活躍できる場を提供します。

公式サイト:https://virtualcast.jp/

★VR向け・3Dアバターファイルフォーマット「VRM」について
「VRM」はVRアプリケーション向けの人型3Dアバター(3Dモデル)データを扱うためのファイルフォーマットです。

公式サイト:https://dwango.github.io/vrm/



(C)Virtual Cast, Inc. All rights reserved.
《monnchi》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  2. はんじょう&愛の戦士がMCを務める「Red Bull Play」番組始動!ー第1回目は「よしなま」が『ELDEN RING』に挑戦

    はんじょう&愛の戦士がMCを務める「Red Bull Play」番組始動!ー第1回目は「よしなま」が『ELDEN RING』に挑戦

  3. 【LEVEL5 VISION 2008】こちらも祝10周年『ダンボール戦機』と『うしろ』が発表に(5)

    【LEVEL5 VISION 2008】こちらも祝10周年『ダンボール戦機』と『うしろ』が発表に(5)

  4. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  5. 【CEDEC 2010】外国人が語る欧州言語向けローカライズの実情

  6. 【DEVELOPER’S TALK】「もうPS3には戻れない」と言わせたい、開発チームが挑んだゲームサウンド演出 PS4『龍が如く 維新!』インタビュー(後編)

  7. グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開

  8. 【CEDEC 2017】ゲームの特許は難しくない!だれでもわかる効果的なゲーム特許の取得方法

  9. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  10. 任天堂、ロゴを変更?

アクセスランキングをもっと見る