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『バトルフィールドV』マルチプレイヤー兵科別指南―重要なのは「交戦距離」だ!

11月20日に発売された、Electronic ArtsのPC/PS4/Xbox One向け人気FPS最新作『バトルフィールドV(Battlefield V)』。そこで今回はPS4版をベースに、基本兵科である突撃兵・衛生兵・援護兵・斥候兵の4つを解説。その特徴と動き方の基本をお伝えしようと思います。

ソニー PS4
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『バトルフィールドV』マルチプレイヤー兵科別指南―重要なのは「交戦距離」だ!
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■援護兵―MMG/LMGとショットガンで近・中・遠距離を戦える何でも屋


援護兵は、コンバットロールだけでなく使用武器によって、相性やプレイ時の性格が大きく変わる最も自由度の高い兵科です。LMGは、弾帯ベルトではなく弾倉タイプのマガジンを使用する機関銃で、動作は重いですが基本的には突撃兵の使うアサルトライフルと使用感で大きな差はありません。突撃兵や衛生兵と共に前線に張り付き味方を援護できます。

逆にMMGは弾帯ベルトで長時間射撃できます。その代わり、立ちやしゃがみ状態だとADSができず、精密射撃ができません。ADSするためには機関銃のバイポッドを壁や地面に隣接/設置する必要があるため、どうしても射撃に1~2ステップ必要で機敏な動作が不得意です。このため、前線より少し後ろへ下がった防御/防衛的な性格が強く、敵の拠点襲来時に有利な地点から攻撃し、味方が来るまで粘って戦い続けることや、コンバットロール機関銃手の“集中攻撃”と併せて前線より少し後方から制圧射撃を繰り出し、敵をスポットすることも良い相性です。前線の部隊と行動することを考えると、常に少し後方から支援射撃するのが倒されにくいでしょう。


防衛兵器なMMGは敵が襲来する方向を予見し、弾丸の雨を降らせ敵を足止めすることも重要。
またMG34/42はオーバーヒートすると銃身を交換する。

散弾をばらまくショットガンは、その特性の通り接近戦に強く、敵味方が入り組んだ場所では大いにその力を発揮する武器です。特に、Aerodrome中央C拠点での接近戦では、次々に表れる敵に対して1撃で倒せることから秘めたる制圧力を存分に示してくれるでしょう。しかしながら、威力減衰が激しいため少しでも距離が離れると一撃で倒せません。戦う場所に応じてショットガンに持ち替えるのが基本的な使い方になります。

ショットガンが活躍できる場所は限られているが、適材適所で使えばそれ以上の期待に応えられるかも
ショットガンは常に持っているのではなく、戦う場所を決めてリスポン時に装備すると使いやすい

ガジェットに目を向ければ、自分/味方へ弾薬を供給する弾薬袋/弾薬箱があります。弾薬袋は味方に投げ渡せる一方、ガジェット類の補給ができません。弾薬箱ならガジェット類の補給も可能ですが、設置して能動的に取らせる必要があります。今作では袋と箱を同時に装備できないので、手軽さと補給性能を秤にかける必要があります。

他にも、対戦車地雷と対人地雷、そして対戦車擲弾ピストルがあります。対戦車擲弾ピストルは、その名の通り対戦車戦に適した武器ですが、パンツァーファウストなどと比べるとどうしても威力や使い勝手の面で劣ってしまいます。車輛に対して「威力不足かな?」と感じたら、歩兵や建物に撃ち込むのが最適かもしれません。

最後に、援護兵の持つツールボックスは建造速度が速く、組み立てもスグに終わります。加えて、一部マップやゲームモードで専用に建造できるオブジェクトとして、対空砲やヴィッカーズ機関銃、そして野砲さえも作ることが出来ます。

コンバットロール機関銃手の特性「集中攻撃」のスポットは魅力

これらのことから、援護兵は『BFV』の中で最もゲームプレイの幅が広く、接近・中・遠距離・対車輛に対応できます。加えて、それだけではなく、建築も優れているため、味方の体力を回復させられないこと以外は何でも出来る兵科です。

■斥候兵―索敵も重要な支援兵科・ボルトアクションと自動式ライフルを使いこなせ!



斥候兵は、『BFV』で制限されてしまった敵へのスポットを常に行える兵科です。武器は、ボルトアクションライフルとセミオートライフルの2種類。ボルトアクションライフルは、1発射撃するごとに薬莢の排出を行う必要があるため(照準を覗いた状態だと排莢しない)、攻撃力と機動力は必然的に大きく落ちてしまいます。斥候兵のボルトアクションライフルは、スナイパーライフルとしての性格が強く出るために、敵の攻撃をなるべく避けることを考慮すると、援護兵のMMGに運用スタイルが近くなります(前線より少し後ろから味方を援護する形で戦う)。


しかしながら、敵や味方の前線の変化が激しく敵が迫ってくると交戦距離が近くなり、照準する時間が足りなくなって、ボルトアクションライフルでは対処が難しくなってしまうこともあります。そんな時に活躍できるのが自動式ライフルです。


自動式ライフルは、突撃兵のセミオートライフルと似通った性能をしています。これにより、頭を狙えない状況でも身体だけを連続射撃することでキル出来るほどダメージを与えられます。また、敵へ照準する時間に縛られにくくなることからより前線近くで戦うことも可能となり、味方と共に前進することも容易になります。

専用ガジェットは、索敵スコープとフレアガン、そして出撃ビーコンの3種類。基本的に今作では索敵スコープを使い敵を見つけます。倍率は高く攻撃も出来ませんが、従来作に近い形でのスポットが可能になるため、偵察には欠かせない重要なツールです。

偵察兵としての色が強い索敵スコープ。なるべく多く使うと敵の位置がわかって味方が有利になる。

フレアガンも索敵することが出来ますが、狙った位置にフレアを飛ばす技術が必要な上に、少ない所持弾数(デフォルトでは1発)を無駄にできないので、ある程度の慣れと経験が求められます。慣れないうちは索敵スコープを使うのが良いでしょう。

最後に出撃ビーコンですが、過去シリーズ同様に地面へ設置すると分隊員が設置した場所からリスポンできるようになります。前線近くに設置して次々と復活するなど、使い方は様々です。

コンバットロール探索兵は自分の分隊以外のプレイヤーが設置した出撃ビーコンからでもリスポンできる

斥候兵は、敵のスナイピングだけでなく偵察も重要になる兵科です。



以上が、『BFV』の兵科解説です。最後に、プレイ中常に意識しておきたいのが「交戦距離」です。兵科解説で紹介した通り、フルオートで撃てる火器は接近戦が、セミオートなら中・遠距離が、一撃必殺を狙えるボルトアクションなら遠距離がそれぞれ得意です。また前線が遠くなれば必然的に死傷率も大きく下がるからです。

他にもFOV(視野角)は、PC版だけでなくPS4/Xbox One版でも変更できるため、接近戦が多い突撃兵や衛生兵をプレイするときには必ず調整しておきたい設定です。視野角を広げると画面の窮屈さが和らぎスピード感が増しますが、遠距離の敵ドットが小さくなってしまい遠方の索敵には向かなくなってしまいます。しかし、視野角が広い状態であれば接近戦で横にいる敵の存在に気づきやすくなります(視野角が広いことで無理に画面を動かす必要もなくなる)。おススメは、水平視野角80度前後。

FOV最低設定(水平視野角: 64度)トラックのディテールがそれなりに大きく見える

FOV 74(水平視野角: 90度)トラックのディテールが小さくなったがその代わりに左右の岩まで見えるようになった

ミニマップの拡縮率も少しばかり広めに設定しておくとよいでしょう。なぜなら、ミニマップには他のプレイヤーが発見した敵の位置が示されている場合があるためです。以上のことを覚えて、しっかりとチームに貢献していきましょう!
《G.Suzuki》
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